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私が、店舗出店を続ける理由。
vol.2〈人材作り〉

 

努力を重ねれば重ねるほど
学べば学ぶほど

人は実態以上に大きな存在になることができる。

 

例え、私のような女性1人の力でも

何か一つの分野で
ズバ抜けて秀でてしまえば
途端に”水を得た魚のように”、自由になれる —

 

 

当時、良くも悪くも
様々なオーガニック美容業界の闇を知った時

「本当にこれがオーガニックなことなのか」、と…
幾度となく言葉を失いました。

 

 

 

 

働きたいスタッフが
粗悪な環境でしか労働ができない。

それが当たり前に
美容の世界には続いていました。

 

今でも〈当たり前〉かもしれません。

 

エステ経営は
休憩や休暇を取れない業界の一つですが
私はここに大きな問題があると思いました。

 

 

 

「良いサービスが出来ないのは
  良いスタッフが続かないからなのでは….?」

 

私は理想のオーガニックエステサロン
及びオーガニック化粧品店を作るために
〈人材教育〉〈労働環境〉の改善を始めたのです。

 

 

– まずは”人材不足、教育不足”。

 

普通のエステとは異なり
私たちがしているオーガニックエステは
機械や完成された化粧品を多くは多用しません。

 

オールハンド
更に言えば”植物そのもの”
使うことが多いのです。

 

その人材を育てる事に費用を要しました。

これでは店舗を作ることはできない —

 

 

 

私はそこで自宅の一室に
小さなエステスクールを開きました。

 

これが年間300人が入学する
植物調合美容学校〈コットンハウス®︎〉
セラピストスクールの原点になります。

 

 

「私と同じように結婚や出産などで
居場所を失ってしまった人に、新しい働き方を」
始めた仕事でもありましたが

私にとっては未来の仲間を
見つけるための挑戦でもあったのです。

 

 

そのスクールの中で
学びを深める生徒達と出逢い

そこから私の意向や目指す方向に同意して
同じ方向を向ける仲間を見つけた後

OMLの社員やスタッフは
主に生徒から採用する形に変わっていきました。

 

先生と生徒でいる間に
生まれる信頼関係や
その過程で育まれるコミュニケーションの中で

私の会社には本当に良いスタッフばかりが
集まり残るようになりました。

 

 

この仕組みは
基本〈無償で行わなければいけないOJT〉
スタッフ教育を有料化することに繋がりました。

 

 

新しいお店を出すには
果てしない時間で行う人材教育

 

しかし多くのオープンニングスタッフは
最初の華やかな印象とは異なる
美容業に嫌気がさし

100時間以上かけて育てても
まるで技術の持ち逃げのような形
退社していくのです。

 

 

これはお互いに問題があると思いますが

当時、サロン勤めしている際に
10人の後輩が辞めて
結局私が3年後に卒業する際には

ひとりとして私の後輩は
サロンに残って居なかったのです。

 

 

 

 

その為、お互いに深く知り合い
やる気と可能性
人柄の合う生徒様に出逢うためにも

このコットンハウススクールは
大いに役立っていきました。

 

 

 

 

 

 

– 2024年春。

私達は名古屋栄渋谷神宮前への
同時出店に挑戦しますが

その出逢いも、心強い仲間達がいなければ
勇気を持てずに、踏み出せませんでしたから —

 

 

スクールが根源となり
独立していく多くの生徒様の中にいる

 

「それでもやっぱり
  オーガニックマザーライフで活躍したい。」

そんな宝石のような原石を
次第に見つけ、仲間を増やしていきました。

 

 

 

 そして私は仲間達が

「10年以上働き続けたいと思える会社」
にするために

様々なルールを撤廃して
経営者の私と変わらないくらいの
自由を与えよう、と考えました。

 

 

例えば、有休や夏季休暇一つ

美容業は基本「人が休む日に働く仕事」なので
土日はもちろん夏休みや年末休暇など
容易には取らせてもらえない。

 

私は仲間達に任せて
全てを自由に取れるようにしました。

 

土日も休めるセラピスト、なんて
当時現役で正社員で働いていた時には
考えられませんでしたね。

 

 

有休を取れない理由は
〈許可が必要〉だからです。

 

無許可で取っていいことにしました。
気を遣わずに休みを取ることが出来るように。

 

 

 

しかも
私のサロンは〈週休2日18時閉店〉なので

夜まで働けないスタッフが
戦力外通告になる事はありません。

 

 

 

休憩時間を除けば、7時間労働の会社です。
週35時間で正社員になれる制度を作りました。

 

その為、全スタッフが
“皆平等に”帰ることが許されていますし

休むことも許されています。

 

 

 

 

 

そもそも私が
許す許さないという問題でもなく
私の夢に向かって邁進してくれている仲間に

「家族や自分のために
   自由に休んでもらいたい」

そう、思っていただけでもありますが…

 

 

 

永く働き続けられない
美容業界の一つの理由に
〈無茶な経営〉があると思っています。

 

利益を確保するために
人を最大限拘束して部屋を回転させても

そこには過重労働という責務が
人を潰してしまいます。

 

 

 

何が、オーガニックだ。
何が、サスティナブルだ…

 

合言葉のようにみんな使うけど
本当にそれって
流行りに乗ってるだけじゃないのか?

 

 

 

 

 

 

私たち経営側が
“サロン経営の当たり前”を変えなければ

スタッフは永く働く事はできないと思うのです。

 

 

オーガニックと歌うなら
まずは人に優しい場所にしたかった私は
人材教育と労働環境の改革を始めたからこそ

〈わたし維新〉という
コーポレントアイデンティティが存在します。

 

 

 

 

しかし此処に
大きな問題がありました。

 

 

 

 

営業時間や日数を減らす事で
もちろん、売上は如実に落ちていきます。

 

当たり前ですが
スタッフを18時に帰宅させるためには
エステの予約を15時最終で取るしかありません。

 

「え、そんなの1日2件しか出来ないじゃない」と
周りの経営仲間には言われましたが…

 

 

 

 

 

そう言うことじゃないのです。

 

 

スタッフも人間ですし
1日に愛を込めて
お客様に触れられることにも限界があります。

家庭を持つスタッフなら尚更。
家に帰っても、仕事は山ほどあるわけです。

 

 

そんなセラピストも〈技術職〉なので
経験値が長ければ長いほど
いい施術や接客ができます。

 

そのスタッフは

もちろん働く長い過程の中で
結婚したり出産したりするわけで —

 

 

 

 

 

その度に失っていたなら
サロンはいつまで経ってもいいお店になりません。

 

良いお店は良いスタッフが作ります。

 

その為に
私は下がっていく売上を上げる為に
化粧品開発や販売の力を付ける改革
行いました。

 

 

 

スクールはその売上低下を支え
多様化した働き方やサービスのお陰で
会社の事業は大きく飛躍しました。

 

 

そこに加えて
力を注いでいた化粧品販売。

 

 

 

– そう、まさに。

それを補填するために始めた事業が
〈化粧品開発と製造〉でした。

 

お客様も働くスタッフも
良い製品を良いサービスを良い環境を
手に入れたいに決まっています。

 

私にとっては〈仲間〉も
お客様と同じくらい大切でした。

 

 

何故なら、年々忙しくなる私の代わりに
仲間がお客様を大切にしてくれるからです。

 

仲間を大切にする事は
お客様を大切にする事だったのです。

 

坂田まこと

 

 

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