昨日の続きです。
 
 
昨日、長年愛用してきた
ジャネス サンケアローションを卒業したお話
書かせていただき
 
たくさんのご相談を受けました。
 
 
みんなも気になっていたようですね。
 
 
でも、コスメとは巧みで
成分表からでは
分かることと、分からないことがたくさんある
良くも悪くも
日本人は素直で騙されやすいのかもしれません。
 
 
コスメの成分表には
いろんなトリックがあるのですね。
 
 
 
もちろん
サンケアローションが好きなことには
私も変わりはないので
引き続き販売はしていますが
 
私自身は
マリアス サンケアオイルを新しい日焼け止めとして
パートナーに組んでいます。
 
 
 
 
この子の凄いところは、まずこの「色素
 
ボトルの色じゃないですからね!
 
紛れもなく天然の色素で
抗酸化作用の高さを表してくれています。
 
 
花の色素は活性酸素の害を消去する働きがあり
紫外線にあたればあたるほど
「鮮やかな色」になるといいます。
 
青・赤紫、黄色などが代表的なフィトケミカルカラー。
 
 花の色素には紫外線をよく吸収するフラボノイドが多いため
紫外線スクリーンとなっている場合が多いと思います。
 
(余り照度の高くない)紫外線を照射すると
花の色が濃くなるのは
植物の紫外線ストレスに対する適応と考えられます。
 
例として植物色素のうち
カロテノイド、フラボノイド
(アントシアニンも植物でこれまで見つけられている
約四千種のフラボノイドの一つ)などが
抗酸化作用(活性酸素そのものの消去
活性酸素によって酸化された細胞成分
(とくに脂質ラジカルなど)がさらに酸化されないようにする作用)に
よって活性酸素による傷害を防いでいるのです。
 
 
 
 
まさにサンケアオイルは
植物の抗酸化作用をかき集めたオイル。
 
 
焼けるイメージの強い「オイル」は
鉱物油のことを指していることがほとんど。
陽の下で育つ植物が弱いことはありえませんが
製造過程でこの抗酸化作用の色素や独特の香り等を取り除くと
著しく栄養価が低下し
焼けやすくなっても、仕方のない現象です。
 
 
 
だからオーガニックコスメ選びは
「素材」だけではなく
「抽出法」「製造法」も見る必要があります。
 
 
このサンケアオイルの凄いところは
もちろん天然成分100%であるばかりか
 
非常に抗酸化作用の高い「エーデルワイスエキス」を
含むことにあります。
 
 
 
 
 
高山植物であるエーデルワイスエキスは
過酷な環境下で生き抜くために
進化の過程で身に付けた素晴らしい効果を持った成分です。
 
 
強い紫外線から細胞を保護する力があり
この力が花が白い状態を長期間保つのに役立っているのです。
 
 
絞りだしたエキスは淡褐色〜褐色
 
この色こそ、素晴らしい抗酸化作用!
酸化しにくくなるということは
お肌は老化しにくくなります。
 
 
人間のお肌に塗ってもその効果は健在で
美白化粧品には非常に人気のある成分です。
 
白くて可憐なお花のイメージもいいですしね。
 
紫外線や朝晩の寒暖差
乾燥や湿気等の激変する高山で生き抜くために
身に付けた力である抗酸化作用も高く
アンチエイジング作用も認められてみます。
 
 
過酷な環境で傷ついても
細胞を自ら癒す力が必要とされたため、炎症を治める作用や
収斂効果も持っています。
敏感肌の方にも
願ったりかなったりの万能成分ではないでしょうか。
 
エーデルワイスエキスの配合のコスメは
弊社ではこの子だけ。
 
 
美白効果の高い成分で、シミやそばかすの生成を抑えます。
シミやそばかすの生成を抑えて
お肌の透明感を保ちます。
抗酸化作用が高く、アンチエイジング効果も期待できます。
抗炎症作用や収斂効果もあるので、ニキビも沈静してくれます。
 
 
 
 
私がサンケアローションの代わりに
全身に使うようになったのは
この素晴らしいエーデルワイスエキスの魅力に
感動したからです。
 
 
そして、何より天然成分100%であること。
 
そして、ワイルド&オーガニックであること。
 
 
 
 
本品は非常に濃い液体のため
つけたては白い服を擦り付けない方が良いです。
 
化粧水でたっぷり肌を湿らせて
(角質層が20%以上水分を持つとオイルがよく伸びる)
保湿剤にお好みの植物オイルをぬり
 
仕上げの膜としてよく振ったサンケアオイルを
2-3滴、多いなら調整してね。
 
つけたらしばらく放置して
余計な油分はティッシュオフしてから
是非、アロールートフェイスパウダーを。
 
 
image
 
 
すると、仕上がりはマットで艶っぽさもあり
触るとしっとり。
 
でも、これはすっぴんと変わらないくらい低刺激で
そのまま眠れるほど優しいすっぴんメイクの出来上がりです。
 
 

2nd Anniversary ORGANIC MOTHER LIFE
———-*———-
限定商品
葛生まれの薬草ファンデーション
【Arrowroot  face powder】
アロールートフェイスパウダー&マリアスサンケアオイル
「ファンデーション卒業セット」5%OFF
追加生産決定
 

 
 
 
そもそも今日お話予定だった
オーガニックコスメとケチカルコスメの違いは
成分で簡単に見分けることもできます。
 
 
例えば
 
 
防腐剤
 
オーガニックコスメの防腐剤は
ローズマリー、グレープフルーツ種子
ビタミンEなどを利用
 
ケミカルコスメの防腐剤は
合成の防腐剤ですから石油由来です。
パラベンやPGなど。
フェノキシエタノールも旧表示指定成分には含まれませんが
防腐剤としてパラベンと変わらぬ皮膚刺激があります。
 
 
界面活性剤
 
オーガニックコスメの界面活性剤
石けん由来や天然のレシチンを利用。
これらは大豆にも含まれる成分です。
 
ケミカルコスメの界面活性剤は
もちろん合成界面活性剤。PEGと書いてあれば分かりやすい。
これらはタンパク質変性作用があり
タンパク質を溶かすから怖いのです。
アルファベット表記はほとんど石油と思ってください。
 
 
オイル
 
オーガニックコスメのオイルは
天然の植物オイルを使用します。
このオイルのグレードや種類で効果効能は変わります。
 
ケミカルコスメのオイルは
合成油剤です。これも石油。ヘキサンなど含め200種ほど。
 
 
溶剤
 
オーガニックコスメの溶剤は
発酵エタノール(サトウキビ由来など)やグリセリン、水等。
 
ケミカルコスメの溶剤は
BGというものを利用します。
オーガニックのラベンダーを使用していても
浸けた溶剤が石油では意味がありません。
 
 
色素
 
オーガニックコスメの色素は
植物そのものが持つ色や抗酸化作用の色
天然鉱物由来の酸化鉄や酸化亜鉛なども。
 
ケミカルコスメの色素は
着色料 赤色○号など、合成タール系色素など。
これは子供のお菓子にもまだ根強く使われてることもあります。
皮膚からつけるより食べる方が怖いのです。
 
 
香料
 
オーガニックコスメの香料は
植物から採れる天然精油 エッセンシャルオイル。
芳香療法に使われるように
身体にあらゆる効果をもたらす精油です。
 
ケミカルコスメの香料は
合成香料のため、シンナーのように強い香りが鼻に残ります。
揮発性香料は香水にも多く
頭痛を引き起こす人もいるのです。
 
 
 
 
このように、話すと怖くなっちゃいますよね。
 
だから、書くけど、講座では
こんな話ばかりはしませんよ、知っておくことは大切ですが^^
 
 
 
 
今日も実は少人数で毎月開かれる
オーガニックビューティセラピスト資格講座です。
 
今日で524人の受講生を迎えました。
 
次回は12/30(土) 10:00-15:00 北鎌倉開催です
 
 
みんなが正しいオーガニックコスメやスキンケア方法の知識を
取り入れるだけではなく
セラピスト目線でお伝えする植物の魅力やエネルギーを
お伝えしていけたらいいな。
 
 
そして、怖がるのではなく、楽しんで。
 
 
 
では、また明日^^