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わたしたちの、結婚の日。
わたしたちの、結婚の日。
“2回目”のわたしと
“初めて”の彼の結婚式って
何が一番いいんだろう。
最近、ふたりでよく話すようになりました。
いわゆる”訳あり”な私にとって
披露宴はもう、恥ずかしくって
ドレスを着ることさえ
あまり前向きになれなくて。
同じく彼も
初めてだったけど披露宴は考えてなくて
「出来れば家族と食事だけでいいな」と
そんなわたしたち。
結婚の日、ってなんだろう。
鎌倉にある
築90年の古民家を改装した式場
MAYAの見学に初めて行ってきた私たち。
文句なし、で本当に素敵だった。
私が「はじめて」だったなら
迷わず決めていたと思う。
洗礼されたノスタルジックな空間は
元プランナーの私でさえも観たことが無くて
この空間で織り出す
「結婚の日」が羨ましくて。
喉が渇くほど、素敵だったの。
だから本気で悩んでしまいました。
もし周りで式場に悩む夫婦がいたなら
絶対にここを紹介したい。
空間も、景色も、働くみなさんも全て。
私たちにとって。
車の中で悩む私に対して、彼は
「これまでたくさんの結婚式を見てきて
何が一番良かった?」
と聞いてくれたので、
私は迷わず、
「ふたりだけの結婚式かな」と答えました。
それがきっと本音 —
出来るなら
あなたとふたりきりがいいんです。
彼は迷わず
「僕もそう思うよ」と言うので
ちょっと涙ぐんでしまう私。
このMAYAを彼はすごく気に入っていたから
私だけ悩んでるのかと
ちょっと苦しかった昨晩。
なんだ、そんなことなかったじゃない。
痛みも悩みも、共有していく
もし私が「初めて」だったなら
いろんな人に此処に来て欲しかった。
おめでとうってお祝いして欲しかったけど
今の私はたぶん気を使うばかりで
主役として何もしない、なんてことが
きっと出来ない…
それなら家族で遠出して
昔から憧れていた
とある教会での式だけでもいいのかな、と
焦らず春まで考えることにしました。
「夫婦」には本当にいろんな形があって
それぞれベストは違う。
一見、何もなさそうな夫婦でも
2人だけにしか分からない悩みがあったり。
私たちのパートナーシップを考えると
みんなの普通、よりも、私たちの最善がきっといい。
それは最初からわかっていたはずなのに
人って本当に欲張りだから
いろんなことを考えて、迷っちゃうよね。
私もその一人でしたから。
初めての式場見学は色々考えるきっかけになりました。
まだプロポーズもされてないけれど笑
すっかり”夫婦モード”な私たち。
似たもの同士、なんです、本当に。
食べたいものも行きたいところも
暮らし方も時間の使い方さえも
似ている私たち。
なかなかこんなこと無いよね。
この関係性を周りに理解してもらえるように
いま私たちにできることを
一つ一つ紡いでいこう。
焦らず、ゆっくり、ただ前向きに。
坂田まこと
#パートナーシップ
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