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「物語を紡ぐ」
都心と地方が繋がる仕事をしよう。
ひとつのコトに
ひとつのモノに
こんなにも毎日夢中になれる私は
本当に幸せ者だと思う。
多くの人が
「自分のしたいことが見つからない」と
嘆く世の中で
私はこうして
毎日誰かの事を想いながら
一心不乱にモノづくりやコトづくりに
勤しむことができる。
誰かの言葉で
〈モノ〉は
〈物語〉だと解いた人がいた。
素晴らしいと思った。
本当にそうだなぁと。
今これから宮崎で
オーガニック化粧品開発のための
自社OEM設立に向けて動き出す中で
そこに人を招き入れ
学びながら物作りができる
そんな体験型のオープンラボを
創ろうと思ったのも
ある方々との出会いが
私の人生観を丸ごと変えてくれたからで
ただ、儲かりたいとか
そんなやましい気持ちは全く無く
ただ、純粋に
〈私も頑張りたい〉と
最後の青春を賭けてもいいと思えたこと。
こんなにも迷わずに挑戦できる
「好きな仕事」に出会えたことに
私は何よりも、まずは感謝したい。
そして、私がモノづくりをするなら
きちんと私の手で
〈物語〉にしていきたいと思うのです。
私は30代の時間を丸ごと費やして
地域と都心を繋いでいくんだ。
母親でも、子供でも
自分の体や環境よりも
一回りも二回りも大きな夢を抱いてもいい。
そうやって
先人たちは夢を形にしてきた訳で。
夢は抱いて目指さなければ
何も始まらないよね。
迷っているうちは
何もそこには生み出されない。
例え失敗しても騙されても
それを〈学び〉と捉えられるかは
その人の人生観次第。
私はいつだって
大切なことは自分で決めるのです。
そうすることで
何か起きたとしても
例えどんな未来が待ち受けていたとしても
全て〈わたしが決めたこと〉になります。
人のせいにしたり
環境のせいにし続けるのは
自分が一番苦しいことを
私は誰よりも知っているから。
多くの人とモノづくりがしたい
最近、鎌倉の小さなLABOに
多くの女性が
訪れるようになりました。
– 2019/8オープン時の様子 –
オーガニック化粧品を開発してみたい
個人の事業者の方から
サロンオーナー様、農家さんまで。
お肌の相談も、エステでの来店も増えて
毎日賑わいが増してきた今日この頃。
〈売れるオーガニックコスメって何ですか?〉
そんな率直な質問に対して
〈売れないオーガニックコスメなんて無いですよ〉
そうさらっと返す私に
驚くお客様。
なぜ、そう思うかって?
厳しいことを言うようだけど
売れないのは
〈モノ〉の方では無く
〈ヒト〉の方であることが圧倒的に多い。
抽象的な効果しか唄えない
オーガニック化粧品の世界だからこそ
〈モノ〉の素晴らしさが
消費者には殆ど伝わっていない、と
開発者は自負しておくといいのです。
多くの場合は
その〈ヒト〉を観て
信頼できるかどうかで、人は消費するのです。
私は化粧品をこよなく愛して
特に誰よりも吟味して買う
〈最高の消費者〉だったからこそ
どんな化粧品なら
きちんと大切な人たちに届くか、を感覚で感じています。
それは〈売れた金額〉と言う結果だけでは
なかなか図れないのですよ。
生まれた化粧品に
罪はないからこそ
人間の私利私欲だけで
生み出すモノではないのです。
植物の命を
「いただきます」する訳ですから
食べ物と同じように
化粧品もきちんと使い切る気持ちを持って
お客様にも大切にしてもらいたい。
そのためには
開発の時点から
〈これは誰に届けたいモノなのか〉
明確に輪郭をなぞる必要があります。
万人受けするためだけに作る化粧品は
味気ない機能性やデザインで
何処にでもあるTシャツを作るようなもの。
どうせ生み出すなら
日本人の体型や皮膚に合った
形や素材を用いた
エッジの効いたデザインの方が
きっともっと「消費」は面白くなる。
私たちの化粧品は
売れるか売れないかだけで図ることを
とても嫌います。
まだまだ日本では
圧倒的に狭いオーガニック化粧品の市場の中で
ナンバーワンを比べるよりも
オンリーワンを目指していたい。
今生まれるもので
お客様から愛されているなぁ、と
感じる化粧品の多くは
開発者の人の経験や感動を
絞られたお客様に届けたいと
「エッジが効いたコンセプトのもの」が
圧倒的に多いように感じます。
もしそれが
これからの〈響く化粧品〉なら
私みたいに
ファンデーションを卒業したい
素肌で過ごしたい人のための
オーガニックブランドや
自然療法を身近に感じながら
インナーケアとアウターケア
同時にお手当できる
ナチュロパシープロダクトも
なんだか良く感じてきますよね。
開発者の言葉や想いは
最高のブランディングであるからこそ
お母さんやセラピスト達
個人の女性事業家の皆さんが創る化粧品は
もっともっと自由で
個性的になるべきで。
いつか小さなエステサロンでも
みんなが自社化粧品を持てる時代が
来たらいいのにな、って
そう思うのは私だけかな?
今は誰にも伝わらなくても
7年前、オーガニックコスメやエステが
今よりももっと
知られていなかったように
先を行けば
きっと時代が
後でゆっくりついてくるはず。
何も焦る必要なんて、無いのです。
夢中になれる仕事に出会えたことを
毎日噛み締めて
私はこの子達と生きていくと
そう、決めたこと。
私たちはこうして
鎌倉のLABOでは
宮崎で加工した原料を
手に取って見てもらったり
反対に
鎌倉で研究した原料を
宮崎で本製造したり、と
双方に都心と地方で繋がりながら
協業体制を目指し
農業から化粧品販売までを
一貫として行う美容企業を目指しています。
これまで
どちらかに分業されてきたけれど
可能であれば
欲張ってもいいのであれば
お客様、つまり最終消費者が
農業に触れてもいいくらいに
そこに〈隔たり〉を無くすことが
本質の高いエシカルビジネスの様に
感じています。
農家の方々が懸命に生み出した
素材を1キロ数千円で買っていても
農家さんは暮らしていけない。
そのためには
体力のある農家さんを中心に
〈技術〉を継承していく必要もあります。
その継承する仕組みを作り
それと並行して
都心の女性たちが
〈何処で誰がどんな風に作ったのか〉
全て可視化できる媒体や学校を用意し
学びながら消費できる
そんな場所を用意したり
共に広げてくれる小さな美容家の皆さんと
共に働きながら学べる環境を
スクールや人材紹介事業を通じて
形にしていくんだ。
新しいことに挑戦するのは
本当は怖いし、不安。
時には周りの意見も厳しい時が
幾度となくあるけれど
今私たちに大切なのは
周りの意見よりも、お客様の気持ち。
そして、自分の信念だ。
この先の未来
こういう小さな組織だからできる
細やかなサービスは
あったほうが絶対にいいと、そう思うから
私は挑戦するのです。
オーガニック化粧品や
オーガニックエステの世界は
〈教育〉と〈発信〉からもっと面白くできる。
面白いから続けられる。
楽しいから向き合える。
そんな楽しい働き方を提唱していこう。
坂田まこと
私の半生が自叙伝になりました。
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