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こんな自分を
私は誇りに思います
11月19日で31歳になります。
やっと、やっとです —
まだ長い長い30代が続くんですね。
私のことを知っている人も
知らない人も
10代で親になった私を
当時はみんな心配したでしょう。
明るい髪に、短いスカートに
幼い笑顔に、あどけない姿で。
でも当時はそれでも
毎日母乳育児に明け暮れて
布おむつで節約もして
離乳食だって
小さな容器に作り置きをして
私なりの「お母さん」を懸命に生きていました。
だけど
慣れない土地での子育ては孤独で
それに加えて人はみんな
見た目や年齢で
私の不甲斐なさを責めました。
それは私が
いくら声を上げたところで
何も変わらない仕方のないことでしたし
小さな失敗は大きな失敗税となり
長い期間成功の道筋に
何度も足枷になっていくのでした。
同業他社から
誹謗中傷を受けた時も
最初はそんな自分を恥ずかしく思ったし
誰かに相談したら
また噂になるのが怖かったわけで —
でも、ある時、気が付いたんですよ。
多くのことは他愛もないことで
言った人も言われた人も
忘れることが
一番傷つけ合わない方法なんだ、って。
相手を許そうとか、変えようとか
そんなことは意味がなくて
まずは自分自ら維新して
捉え方と生き方を変えてみる。
小さな一歩でもいいから
一つ一つ積み重ね
私という歴史を育てていけば
それすらも魅力になり
どんな失敗も、どんな傷跡も
全てが私の歴史となり
努力の賜物になるのであれば。
私は過去の経験全てを、誇らしく思うわけです。
「今の私を誇りに思う。」
もし自分の娘が同じ環境下に置かれ
見た目や性別、環境で
どうしようもない差別を受けたり
努力や行動を認められず
若さ故の不器用さや
至らなさで傷ついていたとしたら。
その中でも
「そんな自分も誇りに思う」と
笑顔で語ったとしたら —
親の私は
間違いなく泣いてしまうと思うのです。
こうして多くのお店を造ることができ
こうして多くのお客様の肌に触れることができ
こうして多くの夢と希望を抱いて生きられることを
私は、大切にして
前に進んでいきたいのです。
遅れた青春を取り戻すように。
誰も想像なんてしなかったでしょう。
あの頃、あんなにも泣き虫で
小さなことに
凹んでばかりいた不器用な女の子が
自分の背丈よりも
何倍も大きなステージで
ありのままに懸命に生きているとして。
成人式の朝。
子供を抱えて出席した私を笑った人達は
こんな10年後を
想像していなかったでしょう。
変わることのない環境を、自分を
責めても意味がないのです。
どれだけ自分が苦しくたって
同じ苦しみを
分かってもらうことなんてできません。
でも出来ることがあるとすれば
それは、一つだけ。
「自分の痛みで、人の痛みに寄り添うこと。」
ただ、それだけなんです。
悔しい想いは、最高の原動力です。
その悔しい想いを胸に
これからも自分を信じて事業に向き合います。
大きな結果や数字を残せるかは
分かりません。
だけど責任を持って
最後までやり抜きます。
今日もまた、一つ。
いい出逢いときっかけを頂きました。
私一人は「ちっぽけな存在」でも
勇気一つで
変えられる人生もあるってこと —
私はこの小さな身体で
これからも証明していきたいのです。
坂田まこと
私の半生が自叙伝になりました。
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