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形のないものが、本当は全て。

 

ふと、考えてしまう時がある。

私にとって、お店って何だろう。
何のために、あるんだろう。

 

元は自宅サロンという
小さな世界で生きていた。

大きな世界で生きようとしたら
働く若いお母さんには、あまりにも窮屈な世界で
その多くの不条理に嫌気が差して
泣き言を言いながら逃げ出したこと。

 

今になっては
間違ってなかったと思っています。

 

辛いなら、悲しいなら
逃げれるものなら、逃げてもいいんだ、と。

 

そうして逃げてきた場所は、子供部屋の小さな一室。

此処で新しい自分で生まれ変わって
「それでも誰かの力になりたい」と
未熟な手のひらを使って
多くの人に向き合い続けた数年間。

あの頃の地道な努力は
今の私に大きな自信を与えてくれた。

 

それはお金のように
数字として目に見えることはない。
それはお店のように
形として目に見えることはない。

 

何も見えないのに
確かに此処にある「自信」という名の財産が
どれほどにあの頃の自分に必要不可欠だったのか、と
震えるほどに想うことがある。

 

過去を思い出すと、今でも辛いことばかりだ。

でも、その悲観的な気持ちは
時にこの仕事で役に立つこともある。

 

同じように傷を負った人の痛みが
痛いほどにわかるとき
あの時の自分の「苦労」や「挫折」は財産になって
形を変えて共感を生み出していく。

 

共感という名の形のない大切な経験こそ、私の全てだと。

 

私だって。

 

あのね、聞いてほしいことがあるよ。

 

 

正直、セラピストを何度も辞めたいと
思ったことがあるよ。

 

こんなにも好きな仕事だけど
サロンが大きくなればなるほど

自分の想いが真っ直ぐに
お客様や周りの人たちに
伝わらなくなっていくときがある。

 

時に厳しい決断や、判断を
会社のためにしなくてはならない時がある。

去る者を追わないように、困らせないように
湧いて出た情を
押し殺さなきゃいけない時もある。

会社のために、どちらか一方を選び
そして、切り捨てなきゃいけない時もある。

 

本当はそんなつもりはないのに
そう伝わっていかないもどかしさや、悔しさ。

もし「人気者」が批判と評価の集大成なら
私は人気者なんかにならなくていい。

 

そんなものが欲しくて
ここまでたった一人

戦ってきたんじゃないんだ。

 

 

もっと、上へ。もっと、上へ。

 

誰も、成し遂げられなかった大きな支援を。
誰も、成し遂げられなかった大きな夢を。

 

10代で親にあり
自信すら無かった私に与えてくれた希望は
手に職を持つこと。

失うことのない「形のない最高の財産」を
この掌に掴むこと。

 

私はこの形のない「自信」を持って
いつか必ず同じような境遇に
苦しむ多くの女性を救えるような
そんな社会起業家になるんだ、と。

 

私にとって
お客様から頂いたお金は、お金じゃない。

贅沢に使えるお金なんて
私には1円も存在しない。

この手で受け取ったお金を
自分のためだけに使ったことなんて一度もない。

 

何故ならそのお金は
お客様が毎日満員電車に揺られて仕事に行き
朝から晩まで働いて
苦しみも悲しみも乗り越えて夢を目指し続けて
それでもらった対価の一部だから。

その「お金」には
目には見えないその人の夢と涙が残ってる。

 

それを私は、自分だけの
私利私欲に使うことが出来なかった。

だから私は、このお店を出したんだ。

 

 

信頼を「信用」で恩返しする

 

少しでも形の無かった私たちの努力が
目に見えて残るように。

 

私を信じてくれた人達に
真っ直ぐ生きていく
私を見て安心してもらうために。

 

ただ、それだけのために。

 

信頼してもらったお礼に
信用を積むのは、私の役目だと思うから。

 

中には無借金なんて嘘だ、と疑う人もいる。
そんなこと不可能だ、って。

でも、嘘なんかじゃないんだ。

このお店は、これまでの私を信じて
託してくれたお客様の信用貯蓄から出来ている。

 

このお店に、私はこうして、生きている。

このお店は、スタッフの生活を支えている。

このお店は、これからのお客様を幸せにするんだ。

 

 

必ず私は成し遂げてみせるよ。
誰もした事がない、大きな社会貢献を。

10代でお母さんになった私が
こんなことが出来るようになるなんて!と

あの頃の私を
決めつけた人達を驚かせたいんだよ。

 

 

「悔しさ」は、私の大切な原動力。

負けない強さは、過去の経験の賜物。

 

「根拠のない幸せなんて、つまらないよ。」
って、床に座って思い出した気持ち。

このお店と一緒に、みんなの夢をのせて。
来年も走り続けるよ。

 

これからも応援、よろしくお願い致します。

 

坂田まこと

 

 

 

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