– 無料のお肌相談室 –
私に直接エステの予約やお肌相談が可能です
上記カレンダーへの質問・予約もこちら
ORGANIC MOTHER HOUSE®︎
– 植物調合美容研究所 -へようこそ
植物調合美容研究会の処方会が
ORGANIC MOTHER HOUSE®︎
– 植物調合美容研究所 –にて
開催されました。
東京近郊をはじめ
福島、大分、大阪、宮城…
全国から集まった20人の生徒さん。
現地には15名ほど
オンラインで5名ほど参加になりました。
コロナ対策を厳重に行った上で
宣言解除後に開催いたしました。
ORGANIC MOTHER HOUSE®︎
– 植物調合美容研究所 -は
日本で唯一
オーガニック・エシカルの化粧品原料研究所
兼OEM(年末の増築後に製造業申請予定/
今現在は製造販売業で運営中)に加え
〈開発学校〉が併設した
ORGANIC MOTHER LIFE Co., Ltd.の自社工場です。
ここは宮崎県東諸県郡
国富町大字本庄2556-1(国富町/萬福寺の近く)
に位置する住宅街のど真ん中です。
元は「住宅」として建てられ
2年ほど住んだ後
1000坪の土地ごと
4年程取り残されていました。
この地域は近くに学校や病院もあり
新築の住宅や社宅も立ち並ぶ
自然豊かな住宅地であり
本来工場があるような
山地や奥地ではありません。
子供や猫や近くのお年寄りが
何やら楽しい会話をしながら通り過ぎ
一緒にこの地域で共存しています。
私が出勤すると
「まる」と名付けた黒ぶちの猫たちが
ご飯を食べたくて集まってきます。
植物も動物も一緒に此処に住まい
みんなで良いものが作りたくて
ひっそりと最初は計画を始めました。
今では全国から多くの人が
見学や研修に集まってきます。
この家は
宮崎県産の杉100%で出来ていて
増築した表の薬草園の木材も
全て杉に統一されました。
壁面も焼き杉を使用しており
化粧品工場には見えない
暖かな雰囲気が漂っています。
建屋の中も購入した時から
非常に状態が良く
修繕は一切行っていません。
子供の落書きも、そのまま。
人が生きていた伊吹も消さないで
共存していきたいのです。
「宮崎県」という
去年の7月までは縁もゆかりも無かった場所も
今ではこの家と庭と猫と自然と
心優しい住人たちに愛されて
私にとっての第二の故郷になりました。
「顔が見える物作りがしたい」
という熱烈な憧れから始まった計画は
たった一年でこの処方会を開催できるほどに
進行しました。
最初は何も無かった土地にも
女性の雇用が根付き
ゆっくり浸透し
そこから新しい「物語」が生まれることが
素晴らしいと感じています。
表の庭は今年の4月に
仲間たちとともに作りました。
「薬草の箱庭」と称され
ここでORGANIC MOTHER HOUSE®︎
– 植物調合美容研究所 –
(通称LABO)で使用する
植物原料の研究を行っています。
西洋ハーブから、薬草まで。
様々な原料が揃っています。
ラボの廊下には
さまざまな化粧品原料たちが並び
これから全国の消費者や
セラピストたちに贈られていきます。
手作りの化粧品原料を始め
新商品の開発等にも使用されます。
ここで研究される植物は
全て国産の「顔が見える素材」ばかり。
日本人の女性が開発し
日本人の女性が製造し
日本人の女性が使用する中で
化粧品の原料も
顔が見える安心できる素材を選びたい…
そんな想いから
私たちの研究は始まりました。
宮崎県を初めとする国産原料たちは
有機栽培や自然栽培から発生した農業残渣や
耕作放棄地の未収穫植物
食品の加工残渣や搾汁残渣からも原料を回収し
ホールプラントで
素材を使用することを目標としています。
これまでは捨てていた
農産物や植物の残渣も
方法と視点を変えれば
「オーガニック・エシカル化粧品や食品」に
生まれ変わることができます。
今はその為の研究や設備投資を
行っているところです。
今月設置された
オリジナル植物蒸留機は100Lサイズで
様々な植物や農業残渣等から
「香料(精油)」や「蒸留水」を
採取できるようになります。
より豊かな香りを手に入れるために
地元の農家さんに協力していただきながら
原料探索を進めているところです。
実際に来月から
女性たちの力だけで
大型の機械を動作させていきます。
その為の機器の研究も開始されます。
年末までは
化粧品開発の責任者と
ラボ運営の所長に当たるスタッフを
採用していく予定です。
待合室の壁には
私が購入してすぐに描いた
「マザーアースマーク」があります。
このマークに込められた「10の約束」は
私たちの物語の原点であり
それらを伝えるための象徴です。
此処で日々
地元の農家さんや
働く女性たちと未来の話を重ねています。
母なる地球を守るために
人と地域が共に美しくなる化粧品と食品を
此処に集う女性たちと共に、紡いでいきたい。このMOTHER EARTH マークには
私たちとの「10の約束」が込められています。1、石油系原料や溶剤を使用しないこと。
2、常在菌や皮脂膜の生態系を脅かさないこと。
3、生分解性のない成分や容器は出来る限り削減すること。
4、プラスチックや廃棄部分を出来る限り削減すること。
5、容器や部品を出来る限り回収/再利用すること。
6、加工残渣も出来る限り再利用すること。
7、ナノ化成分は使用しないこと。
8、顔が見える素材を活用すること。
9、必ず制作に込めた想いを表現すること。
10、人と地域を共に美しくすること。
吹き抜けの2階に上がると
そこには「屋根裏サロン」があります。
ここでは定期的に
オーガニックオイルトリートメント
(通称/植物調合施術)を体験することができ
搾りたての浸出湯やエキス等を使用して
様々な植物美容効果の恩恵を
受けることでができます。
此処で使用している
植物オイルやエキスの一部は
化粧品原料研究で充填の際に
ビーカーや余った半端な原料たちを掻き集め
「トラッシュオイル」と呼ばれる
捨てている原料を再利用したものです。
その場で使用するからこそ新鮮で
出来立てならではの
素晴らしい効能を
肌で感じることができるのです。
「女性がいつまでも美しく生きられる環境」とは
容姿の美しさや若さではなく
働く環境や生きがいや居場所が
社会の中で与えられ
そこで社会貢献を行いながら
幾つになっても自分の足で
夢を追い続けられることであり
ある意味「女性のロマン」だとも言えます。
生きること、を探求した結果
女性の自立や社会的な美しさが
必要不可欠だと感じたからです。
特に化粧品業界、サロン業界という場で
女性を美しくする環境には
「美しく生きようと努力する女性」が
長く働けることが大切だと感じています。
化粧品原料の研究に加え
ここではもう一つの取り組みとして
「化粧品開発学校」
(通称/植物調合美容研究会)があります。
日本で唯一
オーガニック・エシカル化粧品の開発製造を
処方から(手作り化粧品)研修し
ビジネスも学びながら
自身で化粧品ブランドを立ち上げ
販売までを個人の女性や学生たちが行う為の
開発学校が併設されています。
私自身が開発未経験からこの業界に取り組み
今は3つのブランドを携え
全国で10店舗まで出店を計画している経験から
指導を行っています。
全ての授業は基本オンラインで開催されるため
全国から主婦や学生が集まり
自身の夢と希望を詰め込んだ化粧品開発に
挑戦しています。
それを30万円台(50本から)の製造を受託し
応援する学校でもあります。
開発学校だけではなく
1日から植物化粧品作りを楽しむことができる
ワークショップや資格講座も行っています。
定期的に宮崎現地や
東京・神奈川・大阪の店舗にも
新鮮な原料が届きますので
そこで季節を感じられる
化粧品作りを提案しています。
宮崎だけでなく
全国からオーガニック・エシカル化粧品に
関心がある女性たちが集まり
此処で働いたり学んだりしながら
一緒に歩みを進めています。
「男性だから、女性だから、子供だから」
という隔たりを無くし
誰でも興味があれば学べる
そして働ける環境づくりを目指しています。
この場所は
月・木曜日だけ一般開放(9:00-12:00が基本)され
実際に現地の作業を見学したり
化粧品原料や化粧品を購入することができます。
私も月に2−3回現地にきているので
ホームページやインスタグラムで
「特別開所日」を公開しています。
そこでタイミングが合えば
お話しもできますし
ご予約を事前にいただければ
オイルトリートメントの施術や
お肌相談からの化粧品購入も可能になっています。
【公式Instagram】ORGANIC MOTHER HOUSE
年末の増築工事に向けて
クラウドファンディングと言う名の
新規生徒募集も始まりました。
(9−11月募集期間)
2期生の植物調合美容研究会を募集し
50本からの化粧品開発をお伝えしていきます。
その資金をもとに
裏庭に化粧品工場を増築して
様々なオリジナル化粧品を
作成していきたいと思っており
追加設備の導入を検討しています。
1000坪の土地に広がる
この自然豊かな場所に
私たちだけのマイファクトリーが誕生するまで
残り半年ほど。
年末には化粧品工場設備が増築となり
新しい挑戦へと進んでいきます。
この場所で
「地方と都心が繋がる仕事」に挑戦したい。
それが私の望む第二のステージだと感じています。
続く。
この記事へのコメントはありません。