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傷つくほどに美しくなるために

 

失敗や挫折することに
全て「意味」があるんだとしたら

しないほうが不幸なんじゃないかって思うくらい。

 

 

 

19歳から29歳までの人生を振り返ると
本当に笑えるくらい
失敗と挫折の繰り返しでした。

 

当時は全てが深刻で
弱い私の心をどこまでも蝕んだけど
多くの人がこう言っていました。

 

「いつか全部、笑い話になるよ」って。

 

当時の私には
全くその意味が分かっていなかったけれど
今になって分かるのは
やっぱり全ては
「笑い話」になっていたということ。

 

 

 

子供だった。世間知らずだった。

 

それでも毎日無我夢中に生きて
ただ、生きていただけで

何一つ存在を否定されるほどの
間違いなんてなくて

今思えば「成長過程の成長痛」みたいなもので
きっと今の私の全部を象っていた。

 

 

「失敗してもいいんだ、諦めなければ」

そう教えてくれてありがとう。

 

 

 

「思い込み」の世界に生きていた

 

昔、ウエディングの会社を
退社しようとしていた頃

私には子供がいるから
私は女だから
私は肌が綺麗じゃないから

美容の仕事で起業しようなんて
無理に決まっている…

そう思っていました。

 

 

こういう仕事は経験豊富で
肌が綺麗で美意識が高い人ができる仕事。

 

私みたいに毎日同じ服を着て
毎日スキンケアも適当で
決まったメイクしかできない私なんて
「人を綺麗にする仕事なんてできっこない」

…そう、思い込んでいたんですね。

 

 

 

当時は子供も小さくて満足に働けなくて
当然、おしゃれな服もメイク用品も
化粧品も買うことができなかったし
選択肢は多くなかったんです。

セラピストやエステティシャンに憧れはあったものの

「綺麗な人にしかできない仕事」
ずっと決めつけていました。

 

 

 

当時、子育てでたくさん失敗して
どうにもこうにも立ち直れなくって
すがる想いで行き着いたセラピーサロン。

 

小さな小さな自宅サロンに初めて行った時
初めて「セラピスト」という仕事に出会いました。

 

その人は、お世辞にも
私が想像する「綺麗な人」ではなかったけれど

誰よりも
「綺麗になる努力をしている人」でした。

 

 

肌荒れが受け入れられず
仕事にも行きたくないと
子供みたいに駄々をこねる私に

「あなたがその肌を受け入れなかったら
誰が受け入れて守ってくれるの?」

優しくも厳しく、私を叱ってくれた人。

 

 

その時、私は思ったんですね。

 

 

 

 

人生の99%は
「思い込みの世界」だったってこと

 

「どうせ、こう思われている」
「どうせ、そうなるに決まっている」
「どうせ、私のことなんて好きじゃない」

・・・いつもいつも
人生はいつだって思い込みばかり。

 

 

 

「思い込みがその人の世界を作ってる」なんて
よく言ったものだ。

私もそんな小さな世界に生きていたんです。

 

自分にとっての当たり前以外の情報を
素直に受けとらずに
自分の常識を信じ続ける。

…という『選択』をする事
それが常識の世界を
見続けることになるなんて…

 

 

私は自分の年齢や性別や容姿が
「コンプレックス」だったけど
そう思い込んでいただけだってことに
気づかされる場面が何度もあった。

 

私は勝手に美容の仕事を
「綺麗な人しかできない仕事」だ、と
そう思い込んで
「綺麗になる努力」を遠ざけていただけ…

ただ、馬鹿にしていただけ。

 

 

どうせ綺麗になんてなれっこない。
あの人みたいになれるわけない。

「綺麗じゃないと
人を綺麗にしてはいけない世界」

勝手に選んで、決めつけていただけ。

 

 

 

 

もう、素肌を隠して生きるのはやめよう。

 

そう思って
ファンデーションを塗るのをやめました。

私らしい「美しさ」を探すために。

 

決めつけてばかりの
「わたしの人生」変えたくて

私はファンデーションを卒業したんです。

 

 

 

 

 

 

努力こそが
何よりも美しいということ

 

その当時のセラピストさんは
こう言っていました。

 

「綺麗な人を参考にするよりも
“綺麗になる努力をしている人”を
参考にしたい。

何故なら
その過程がすでに美しいから。」と。

 

 

 

衝撃だったなぁ…

 

20代前半の私は
小さな世界だけを好んで選んで生きていて
その考え方は全くの予想外。

 

美しくなろうとする
その「過程」がすでに美しいなんて
そんな風に自分を観たことなんてなくって。

 

 

太ってしまったし
肌は荒れてしまったし
妊娠線がたくさんできて
自信を無くしていたから…

でもそうやって「私は綺麗になんてなれない」って
そう決めつけて泣いていても
小さな世界は何一つ変わっていかない。

 

気づいたんですね。

自分の「当たり前の価値観」を
根こそぎ変えていかなくてはいけないんだ、と。

 

 

 

女であることは武器で
子供がいることも武器で
肌が荒れたことも武器なんだ、と。

 

誰も否定してないのに
自分で勝手に「決めつけてきた」。

綺麗になろうとすること自体が
あなたには似合わないよ、と言われる気がして

勝手に決めつけて
痩せる努力も
綺麗になる努力も全部投げ出していた私。

 

 

だったら
私はすべてのコンプレックスを
チャームポイント(武器)にしてしまおう、と
思ったんです。

 

私だけの個性を武器に使って
私の全ての挫折も失敗経験も武器にして
多くの人に知ってもらうことから始めてみよう、と
ブログを書くことに本腰を入れたんです。

 

それまでは、たくさんの迷いがあったから…

 

 

 

生きていることが
全て面白いことで溢れたらいいのに。

 

 

だったら、毎日面白い生き方をしよう。

面白い仕事をしよう。

 

今よりもっと豊かになって
自分の失敗の全てが笑い話になって
自分の全てのコンプレックスが
チャームポイントになって

 

多くの人がその背景に共感して
一緒に綺麗になることを選んでもらえるような

 

 

そんな私だけの
セラピストライフを過ごそう
、と

 

 

 

…そう思ってこの本を書きました。

 

 

過去の私と同じように
綺麗になることに臆病になってしまう女性たちに
小さなエールを送れたら、と

そう思って書き綴った書籍は
私の人生を変えてくれました。

 

 

 

 

それから2年。

 

 

私は30歳間近になって
あの頃理想に抱いていた
「わたし」になれたんでしょうか?

 

美しくなるその過程全てが美しいからこそ
最終的にどんな容姿になったとしても
自分を受け入れて、褒めて、慰められる人は

人許せる優しい人にもなれる、と知りました。

 

決して自分の思い込みだけで
自分や人を決めつけたり

誰かを傷つける人に美しい人なんていません。

 

美しい人は
自分の過去を全て許せて
一緒に、他人も受け入れられる人。

 

私はそういう「美しい人」になりたくて
この業界に入ったことを

…ふと思い出した、今日この頃でした。

 

天気のいい、葉山の朝の話でした。

 

– 笑って生きよう、たとえ今が辛くても –

 

 

 

 

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