ここ最近
起業家、経営者として
見られることが増えてきたけれど
わたしは実はそんな希望はあまりないの。
「困った時は坂田さん」くらいの
身近な助け人でいたい。
「恋する乙女」でもいたいし
何より「ただのお母ちゃん」でありたいって思う。
これって、不思議に思うのかな?
儲けることより、女の子、何よりお母さんとして
幸せ掴みたいって思うの。
だからこそ
私は今の自分が置かれた環境に
とても満足しているし
下手したらお金なくても幸せになれるほど
節約は得意だと思う。笑
私はそもそも
儲けること、お金のことはブログに書かない主義です。
だって「羨ましい!」って思われたい!
お金で人を引きつけたい!感が
そんなつもりなくても自然と出ちゃうし
それって自慢に捉えられることがほとんどで
そこから生まれるビジネスって
「愛がない」って思ってしまう。
お金に引き寄せられたお客様より
私の考えや世界観
オーガニックに対する愛に「共感」してくれた人の方が
何倍も素敵な人って、私は知っているからね。
現状、コットンハウスに集まった
20人を超える生徒さんたちは
こんなにも女の子だらけなのに
嫌な感じも何一つなく、悪口言う子も愚痴を言う子もなく
すごく優しい子が多い。
だから、セラピストになれるんだと思う。
人だもん。
もちろん、汚いところはあってもいい。
わたしだってたくさんある!
(お金と時間の無駄遣い嫌いすぎて
人にも厳しくなってしまうとことか、さ。笑)
だけど、それも個性だから
人を傷つけなければいいんだと思ってるよ。
何より私は
自分が「成功してる」なんて思ったことないし
いつ明日娘か自分が大きな怪我をして
サロンを閉店することになるか分からないし
ひとり親ってことは
どんな未来も動揺せず受け止める覚悟や準備が必要で
それでも経営者してられるってことは
そうとうな肝っ玉も必要ってこと…
知っていてほしい。
女1人で起業するってことは
そんな簡単なことじゃないよ。
みんなキラキラしてるけどね。
きっとその裏側では泣きながら
「理想」と「孤独」と戦ってると思う。
どんな恵まれた環境でも
「明日寝込めば無一文」と隣合わせです。
身体は休めても
気持ちは休んでる暇なんてないもんです。
それでも、このブログを通じて
わたしの考えや世界観に「共感」して
わざわざサロンまで来てくださるお客様って
本当にかけがえがないし、感謝しかない。
だから私は
その「選ばれる有り難み」を片時も忘れないために
「80歳までセラピスト」でいるって決めた。
プレイヤーを続けることを決めたんだ。
こんな風にね。
私1人で家族を支えてあげられる日々が
5年も続けば
はじめて「成功」って言えると思う。
私はまだ「ただのお母ちゃん」でいいし
その方が本来の仕事を忘れずにいられるんだもん。
妻なら妻の仕事。
母なら母の仕事。
私はよっぽどビジネスより難しいって感じるよ。
だって、全然 褒められやしないし
結果もわかりにくいし、給料もなければ
認められることもない。
旦那さんは家事を「当たり前」と言うし
娘は子育てに「ありがとう」とは言わないからね。
家事も子育ても「無償の愛情」があるから
続けられるんだよ。
そこに「愛」が無かったら
何もないのと一緒かもしれない。
そう思うと、お金ばかり固執する仕事人が
幸せになれるとは 私は到底思えないんだ。
仕事人=不幸って決めつけてる訳じゃなくてね。
私はそれじゃ「幸せ」って感じないってこと。
先に「お金」がきて
後に「幸せ」がくる仕事と
先に「幸せ」がきて
後に「お金」がくる仕事。
微妙な差だけどね、私は後者派です。
今日も4件のトリートメントを
担当させていただいたけれど
「あーー、幸せ!最高!」って思いながら
マッサージしてました。笑
幸せ感じるくらい好きな仕事じゃないと
480分もマッサージできないでしょう。
そもそもね。
「幸せ」をもらって
やりがい感じて、誰かの助けになって
あとでゆっくり成果という「お金」がついてくるから
人はその仕事を「天職」って言うんだよ。
何か間違ってるかな?
「誰のために働くの?」と聞かれたら
そんなの答えは簡単。
私は家族とお客様と「自分」のために働くよ。
経営者として、起業家として
大口たたかない主義でいるのは
こんなスタンスで生きてるからです。
リアルな話をするとね。
昨年、法人になって
一年死ぬ気で365日休まず働いて貯めたお金は
ほぼ使わずに保険に貯蓄しました。
家族のために。
娘のために、です。
結局、ブランドのバックは
高校生以来使い続けたcoachのバックを
ケイトスペードに買い替えたくらいで
未だに美容室も2160円カットだし。
ネイルもエステもセルフだし。
自分に投資するのは「娘の手が離れてから」って決めて
その代わり環境や食事、旅にお金は費やすけれど
私は今は自分に「使うとき」じゃないと思って
保険を契約した。
生きることに必死にしがみついた1年間だった。
だからね、何が言いたいかってね
流行りの起業家とは
ちがう「魂」で生きてるってことです。
ここだけは自信を持って言うよ。
もはや起業家のように計画的に生きてなくて
自由奔放に ただ充実感ある日々を求めて
彷徨っている感じかな。
だって、今隣ですやすや眠る娘のお母さんだし
お父さんになろうと側にいてくれる彼の彼女だし
ただの「女の子」だし。
世の中にはもっと素晴らしい起業家さんや
経営者さんがいるから
私なんて、米粒みたいなもんだよ。
だから、いつまでも向上心を忘れないし
ブログのように万人が読める場所に
お金の自慢話は絶対にしない。
儲けてても儲けてなくても
実際「今」の自分のお金というよりも
「未来」の家族と自分のものだから
使うのが怖いくらいだ。
未来何が起こるか分からないからこそ
稼ぎ方より「使い方」の方が何倍も大切って
私は両親を見て学んだから
その気持ちを忘れずに働いています。
お客様から手渡しでもらう施術代は
今でも「尊い」と感じる。
この一万円を稼ぐために
その人は毎朝 満員電車に揺られて会社へ
行っているんだなぁ、と重みを感じる。
だから、使わずに「未来の自分と家族」のために貯める。
これはお客様からもらった「ありがとう」が
いつか挫折したり迷ったりするであろう
未来の自分への「励まし」になるからだよ。
だから、お金は金額に「価値」があるんじゃないってこと。
私は手にした過程に意味や価値があると
今でも深く信じているんだ。
欲望に素直に生きていきたいです。
個性的で変わり者でいいんです。
誰より自分らしく。
何よりも私は「私」らしく生きていたいから。
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