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深呼吸をして、私だけを見つめて。

 

新工場の天井が真っ白で
宮崎県産の杉で出来た木造のエシカルラボ。

ハリが美しくて
思わず見上げてしまった天井。

 

 

 

これから此処で
好きなように化粧品を作れるとして。

 

 

 

 

昨日も徹夜して
沢山の化粧品の企画を作り

ph値を測って検体を用意したら
人生で初めての菌検査に挑戦した。

 

 

出来る限りクリーンな環境の中で
柚子の原料一つ
自分で農地に出向くことから始め

知り合いに教えてもらいながら
最初は鎌倉の店舗の中で
原料抽出から始めた。

 

 

まだ、たった2年前のことだ。

 

 

 

「人は意識と行動一つで、変われることを証明したい」

その一心でここまでやってきて
こうして一人で立っていると
とてつもない不安と高揚感に襲われる。

 

 

 

思い返せば、泣いてしまうほど。

 

 

 

 

 

 

ここまでの旅路は
想像を絶するほどに
辛くて悲しいことがたくさんあったよ。

 

 

関わる全ての人を疑ってしまうほどに
自分そのものさえも、信じられなくなって。

 

何度も捨ててしまおう、と思った夢が
ここに全部詰まってる。

忘れることはない、でも
もう傷つくこともない「過去」になった頃。

 

 

 

振り返れば
全ての出来事がこの場所まで導いてくれた、とさえ
感じられるようになっていた。

 

 

 

あの出会いも、あの挫折も
嘘も偽りも裏切りも全て
「この場所を手にするため」と思えば

悲しいこと全てが、経験値に変わる。

 

 

心に魔法をかけたよ。
何十回も。

 

「大丈夫、君のせいじゃない。
変われる、立ち直れる、何度でも。」と。

 

 

 

処女作となる化粧品は

今先行予約中の
トナーとオイル2種に留まらず
全13種類を企画していて。

 

妄想と発想が止まらないの。

 

 

ビーカーの中で
様々な植物エキスが融合して
0.01gの誤差
沈んだり、浮いたり、変わったり —

 

 

 

まるでそれは、私の人生みたい。

浮いたり沈んだり忙しくてドキドキする。

 

 

でも、そんな私の魅力を
私が誰よりも一番分かってて
多くの人に理解されないのも分かってて。

 

だからこそ
ひとりの時間もふたりの時間も無理しないで
私らしく好きなことに没頭できる

そんな場所時間
いくらでも与えてあげる。

 

 

 

 

私はわたしを、一番大切にしたい。

 

 

そう思えたのは、ここ最近のことだ。

 

やっと自己犠牲を辞めて
私のために生きれるようになった。

 

 

 

地域の為とか、誰かの為とか
そういう綺麗事で本能を隠すのを辞めた。

全ては〈自分のため〉だった。

 

もう誰かのためだけに生きる人生になんて
うんざりで。

もっと自由に、自分のために生きたら
心にもっと余裕が生まれて
初めてそこで、誰かのために「優しくなれる」

 

 

この歳まで気が付かないなんて
人は傷つかないと
自分の存在の輪郭すら知らぬまま。

 

様々な経験の中で
私は少しづつ大人になるとして。

 

 

 

 

 

 

「生きてる」とは、こういうこと。

 

 

明日また
ブログに書くけれど

今日は様々な出逢いの中で「命」について
考えることが本当に深くあった。

 

 

 

 

オーガニック化粧品製造や企画、販売の世界で
私はこうして生きていて
それは誰のものでもなく「私のもの」

 

 

 

 

時に人は
当たり前の物差しで人を測るけれど

絶対に分かることはない
それぞれの方法(すべ)を
私は、お互いに理解できる人でありたいと願う。

 

 

この真っ白な真新しい化粧品工場の中で
血が滲むような努力の道が続くとして

私はそれでも「生きてる」から。

 

 

 

このある限り
心の炎は決して絶やさず
好きなことに夢中になれる私を誇りに思う。

 

そんな人生こそ、万歳。

 

命あって
生きててよかったと思える瞬間。

これからも噛み締めていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

私が歩いた道が、誰かの道になる。

 

走り続けた1ヶ月、あともう少し。

 

化粧品工場完成まで
残り僅かの時間を刻み始めた。

 

 

 

あまりにも大きな挑戦は
「ただの主婦」だった私にとっては
自由という名の責任が大きすぎて

本当は、何度も何度も、心が挫けて
無くなってしまいそうだったけど。

 

 

その度に周りで
協力してくれている人達に救われて

「私は一人じゃないんだ」と
武器の持ち方も
立ち上がり方も教えてもらえたこと。

 

 

 

材料ひとつとっても
農家さんの協力なしでは
オーガニック化粧品の原料すら作れないことを
痛感する日々。

 

 

私は田舎にこれば孤独だし、無力だよ。

車の運転ひとつ、できやしない。

自分一人では
農産物の交渉もできなかったんだ。

 

 

 

 

でも次第に失敗と経験を繰り返す中で
その土地には
その土地のやり方があることを知って

 

少しづつだけど

相手のペースでも進められるようになると
自然と周りの人が
足を止めて聞いてくれるようになった。

 

 

 

 

それは私には
とても大きな変化のように感じた。

 

 

 

 

 

 

そういえば
長い付き合いの知人から
こんなことを言われたよ。

 

 

「坂田さんはビジネスのために
オーガニックを始めた人だと思っていました。

 

いつも眩しくて、きらきらしてるから。

 

でも最近の姿を見ていると
本当にオーガニックが好きで仕事にしたんだな、と
思えるようになりました。」と。

 

 

 

素直で実直な感想だったし
本当にその通りに
周りには見えているんだろうなと思った。

 

 

 

 

「若くて希望に溢れてる」だけで

その星のの向こう側にある
情熱の塊のような太陽の

 

多くの人は
触って「熱い」とわかるまで気がつかない。

 

 

私は見た目や言動で誤解されやすいし
そんなことは19歳で
母親になった時からのことで

今に始まったことじゃない。

 

今更「こう思って欲しい」なんて
誰かの感情を変えるつもりもないけれど

側でこうして応援し続けてくれる人は
ゆっくりだけど、私の本質に触れて

「虚構」だと持っていたものに
本当は「実体」があることを知っていく。

 

 

 

私のことは上っ面だけでは
絶対に理解しえないとしたら

側でこうして
応援してくれた人だからこその気づきで

私にとっては
最高の褒め言葉だったんだ。

 

 

 

 

夢も希望も捨てて
成長を諦めた大人達は
当たり前の理論で、他人の挑戦を笑うけど

 

「何も知らないことは
何もできないことじゃない」

 

 

 

私は何も
この業界のことを知らないけど

それは、何もできないこととは違う、と
証明したかった。

 

 

 

2年前、8月。

私は宮崎県で
化粧品製造事業をすることを決めた。

 

 

最初は誰も信じてくれなかったけど
若い女性である私が
そこまでの行動力を起こすのは

現地の人たちに
その本気を「信じて欲しかった」以上の
何モノでも無かったってこと。

 

実態のない噂や
他人の噂を鵜呑みにして
私の本質を見ようともしなかった大人達に

今、こうして
確かに変わっていく私を知ってもらうため。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつか伝わる時が、来るだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たった一人では
何も出来なかった私が

今、この時、この場所で
「オーガニック化粧品の開発者」になる。

 

言葉にして動き出すには
少しばかり勇気が必要だけれど

何もせずに立ち止まり
毎日何も変わらない景色を
車窓から眺める人生よりも

嵐の中も、吹雪の中も
「前に進み続ける」

その勇気だけは持ち続けたい。

 

 

 

The best preparation for good work tomorrow
is to do good work today.

「明日いい仕事をするための最良の準備は
今日、いい仕事をすることだ」

 

 

 

 

怖いけど、本当は、すごく怖いけど。

 

 

私は心から
オーガニックな世界が大好きで

それだけは間違いなく心から語れて
ビジネスがどうとか
そういうことじゃなくて

「私が変われた理由を探したい」
そんな探究心が原動力。

 

 

 

 

何も知らないからこそ
何も無いところに、立派な家を建てよう。

 

 

 

 

歴史も前例も必要ない。

多くの挑戦に、基準や事例など無いとして
私は一から設計図を書くことを決めた。

どれだけ忙しくても
絵も言葉も残せるからこそ

これからも私はこの業界で
私にしかできないことを、探す挑戦を続けていく。

 

 

 

例え、周りが「私」を認めなくても —

 

 

それは理解されないのではなく
ただ理解できない、それだけのこと。

 

 

 

 

恐れることなど、何一つない。

 

 

 

 

 

 

坂田まこと

 

 

 

 

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