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コットンハウス®︎セラピストスクール
新たな挑戦が、今始まる

 

無事に「有料職業紹介所」
審査が通りました。

 

2021.3より
オーガニック✖️エシカル
✖️SDGsに関連する知識を持った
自然派美容部員/セラピスト紹介専門サービス
「セラピストバンク」
晴れて始まります。

 

 

パートナーや子供が出来れば
少なからず
誰かのために時間を使う女性は

自分の時間や、夢や希望を諦めたり
変えなくてはいけなかったり
環境に大きく
左右されていくものです。

 

 

 

・・・私も、そうでした。

 

愛する人たちのために
少しだけ夢を手放してみたら

2年後社会に戻った時に

私の居場所が
何処にも見当たらなかったのです。

 

 

働きたかった私にとって
その現実はあまりにも悔しくて悔しくて。

自分の経験不足や知識不足に
もがき苦しんだ10年前。

 

「誰一人取り残されない社会」
女性の働く環境においても必要だ、と
そう痛感した24歳の頃。

障害者や、LGBTもそう。

みんなそれぞれの社会の中で
生き抜くために
理解される環境が少なからず必要だと思うのです。

 

 

〈少数派〉マイノリティだから
居場所が無くなっていく。

だけど

〈多数派〉マジョリティだったら
居場所は決して奪われない。

まずは自分たちが維新して
多数派の環境を作ることから
始めようと思うのです。

 

 

この学校に集まる私たちは
同じような責任を背負いながらも
同じものが好きで
同じような夢を抱き
ともに並走していく〈共創関係〉であり続けたい。

 

 

ここで学んだ知識を
外でも活かせるように

全国で自然派美容部員やセラピストを
紹介していきます。

 

 

さて、準備期間は一年。

 

ご協力下さった皆様
本当にありがとうございます。

私の挑戦はこれからですが

地方では〈ものづくり〉
都心では〈つながり〉
どちらも両立させたい。

自然派美容学校
「オーガニックマザーライフ®︎スクール」
コットンハウス×パートナーシップメンバー
学んだ生徒様が
「新しい女性の働き方」に出逢える様に

これからも心を込めて
お手伝いさせていただきます。

 

 

沖縄から北海道まで
今現在、通学する生徒さんは300人。
卒業し独立した方々含むと1400人近く。

必要な時は手を取り合いながら
私たちは雇用関係ではなく
〈仲間〉という形で対等に立ち
助け合っていく関係性を築くために。

 

コットンハウス®︎及び
新しく誕生する〈セラピストバンク〉

女性の働き方を
これからも応援し続けます。

 

 

 

コットンハウス®︎
過去と未来のおはなし

 

25歳で離婚を決意した時
〈夢を諦めてたまるもんか〉

小さな娘の手を引いて
逃げる様に
武蔵小杉のマンションに引っ越した頃。

 

エステに通っていたお客様が

「私もまことさんみたいに
自宅でエステをしたり
オーガニックスキンケアを教えたり
コスメを販売してみたい」

・・・そう言われて
自宅のリビングにベットを広げて始まった
コットンハウス®︎
セラピストスクールの原点。

 

なんの実績も無かった私の元に

エステで通っていたお客様や
昔の後輩が入学して
一期生が始まった4年半前。

 

リビングにベット4台並べて
みんなで研修をしていた日を
とても懐かしく思います。

 

 

3年前にこの
ORGANIC MOTHER LIFE
– Botanical House -が誕生して

今では17期生。

 

こんなにも多くの生徒さんに恵まれて
どれだけ私たちの発信を
見てくれているかを痛感する日々。

 

広告媒体を一切使用しない私は
このブログやSNSだけで
今の生徒さんや未来の生徒さんと
繋がっています。

それが一体どれだけ、有難いことか。

 

 

意味のない〈言葉〉なんてない。

毎日こうして描き続ける時間は
周りの人は「勿体無い」と言うけれど

誰もがこの場に来れるわけでも無い中で

通える人も、通えない人も

この言葉を読み
前に進んだり、勇気づけられたり
それってとても素晴らしいことだ思う。

 

自己満足でも、いいのです。

こうして巡り会えた仲間がいるならば
その人達のだけにでも
私の言葉が響いてくれていたら

それで、いいのです。

 

 

昨日の座学では
コロナの期間でありながらも
生徒さん同士が繋がりを求めて
この場所に25名も集まっていました。

オンラインでも
全国の生徒さんが見守る中

私の授業は月に一度
こうして自由が丘で開催されています。

7時間近くの授業を頑張った、25名の生徒達。

 

その学習欲、向上欲は
一体何処から来るのでしょう。

私ですら、感心するほどです。

 

誰一人として途中で退席することなく
最後まで授業を真剣に聞く眼差しに
私も心を打たれます。

 

昨日は〈化粧品成分学〉という
化粧品の全成分を読むことができる

さらにその奥に隠された
キャリーオーバーや溶媒
色素の出し方、香りの付け方などを学びました。

 

記録の動画が15分ほど
インスタのIGTVに残っています。
良かったら観てみてくださいね。

化粧品成分学の授業の様子はこちら

 

なぜ、こんなに綺麗な色なの?

なぜ、こんなにいい匂いがするの?

なぜ、こんなにとろっとするの?

なぜ、こんなに保湿力があるの?

「全成分表示を読めるようになる」
おおよそ分かるようになるのです。

 

 

さらに言うと
これが植物だけでできているのか
石油を含むのか
分かるようになります。

 

もちろん
植物合成成分においては
全成分表示だけでは
石油由来なのか植物由来なのか
分からないものもありますが

コスメのコンセプトを読んだり
製造販売元を確認したり
メーカーに問い合わせることで

知らないで買うよりは確実に
「それが一体どんなものなのか」
消費者も理解できる様になります。

 

 

いつも思うのですが
オーガニックコスメの世界は
「これはオーガニックです」と手渡しされると
多くの人が
「これはオーガニックなんだ」
思い込んでしまうことが多いようです。

 

それは、仕方ありません。

学べるところが、少ないからです。

 

 

多くのお客様は
独学で学んでいる方が多いようですが
書籍ですら
きちんと学べるものが
ほとんど存在していません。

化粧品の紹介本が多く
細かい知識はアンチケミカルになりがちで
多く出回る事はありません。

もちろんエステやメイクなどの
美容学校でも
オーガニックコスメのことを
多く語られる事はありません。

 

〈教育〉が追い付いていないのに

製品だけが溢れかえっている現実。

それはお客様も困ってしまうわけです。

 

何がオーガニックで何がそうではないのか
それすら分からない状態。

 

 

下手したら
〈なんでオーガニックコスメが良いのか〉
肌のためなのか、環境のためなのか
なんとなくステータスとして

買っている方もいるかもしれませんね。

それらの真実を教えられるほどの余力が
これまでの私たちにも
無かったとも言えます。

 

 

 

オーガニックスキンケアスクール
オーガニックエステスクール
私が起業した当時は
継続的に通えるところが殆どなく
独立支援なども無かったんですね。

 

学んでも
その先の「活かし方」も分からない。

 

これが現実だったわけです。

 

 

そんな中で時代は変わり始め
SDGsに向けて
日本も動き始めています。

 

当たり前のように
大企業がこぞって〈SDGs〉を掲げ
合言葉のように
〈サスティナブル〉を唱え始めました。

 

でも今思えば
このオーガニックコスメやエステの業界は
少なからず
ずっと前からサスティナブルだった訳で

言葉は変われど
すべき事は変わらないわけです。

 

しかし、ここで
加速していく必要があります。

 

Z世代と言われる10代の方々は
非常にエシカル意識の高い消費を
これから当たり前のようにしていくんでしょう。

その世代も含めて
今の2,30代前後世代は

下手したら私たちよりも
知識を持って化粧品を選びにきます。

 

 

その中で販売する、使用する私たちが
この知識やこの意識で
本当に良いのでしょうか。

 

〈モノ〉だけが良くても
結局は〈ヒト〉が伝えていくわけです。

 

モノがどれだけ素晴らしくても

伝えるヒトがいなければ
それは誰の手にも届かなければ
知ってもらう機会すら
無いかもしれないですよね。

 

 

 

美容業界。
エステや化粧品の現場は
9割が女性が働いている職場です。

お客様も
9.5割が女性が対象です。

 

そんな中で
賃金20万円以下で10時間以上働き
結婚したら戦力外通告されてしまい
化粧品で手荒れを起こしてしまうような

美容業界の「あたりまえ」
変えていく必要があると
私は思うのですね。

 

一概に全てのお店が
そういうわけではありませんが

決してホワイトとは言い難いのが現状なのです。

 

〈ヒト〉が長く働けないなら
それは一体
なんのためのサスティナブルでしょうか。

 

 

持続可能な、と語るならば
まずはそこで働く人たちに優しい環境
作るべきだと思うのです。

 

だから私は3年前に
ORGANIC MOTHER LIFE – Botanical House –
をオープンさせ

今日までの間に
以下のことを
働くみんなと約束をしました。

 

エステサロンの夜営業を全面廃止。
土日も自由に休みを申請可能。
アルバイトでも社員でも
家族優先で大型連休も有休可能。
10時から18時までの8時間拘束
実質7時間労働でも社員雇用可能。
残業した時間を振り替え可能。

 

インセンティブも
みんなで考え
日々種類を増やしています。

 

 

これは
社長が社員を一方的に〈雇う〉
と言う形ではなく
〈一緒に働く〉という共創関係です。

 

 

私も、みんなを必要としています。

心地よく「お願いね」って言いたいからこそ
みんなの「こうしたい」
何よりも大切にしたい。

 

完璧な制度には程遠いけれど
今の社員2人は
懸命に頑張ってくれています。

 

それはこれから入る社員のためにも
2人の〈努力〉
未来の人たちの労働環境の改善に
繋がっていくのです。

 

 

今の2人には、たくさん苦労をさせています。
本当に感謝が尽きません。

 

去年初めて社員を招き入れ
仲間になった2人のスタッフは

コットンハウスとパートナーシップの卒業生であり
過酷な労働環境でも
必死に頑張っていた
同じセラピスト仲間でした。

 

だからこそ
分かり合えたのかもしれませんね。

 

 

 

美容業界は
狭く厳しい世界です。

女性同士の社会なので
きっと外からは想像を絶するほど
怖いことも多いのでしょう。

 

でも、この
ORGANIC MOTHER LIFE®︎
COTTON HOUSE®︎には
驚くほどに優しい人達がいます。

 

私が客観視しても、そう思うのです。

 

 

みんなそれぞれ
様々な環境で頑張っているからこそ
お互いの痛みが、ほんの少しわかる。

 

家庭がある、子供がいる
パートナーがいる、介護している家族がいる。

 

それでも
オーガニックコスメやスキンケアが
大好きなんですね。

 

 

関心があるから
ここにお金と時間をかけて通っているわけです。

 

その期待に応えていきたいし
お預かりしたお金を
私の私利私欲には使えません。

 

私はこれでも
贅沢な暮らしをしない方だと思います。

それは興味がないのもありますが
頂戴した売り上げは
ただの売り上げではなくて

お客様が私たちを信じて
預けてくれたモノだと思うからです。

〈信頼貯蓄〉なんです。

 

 

だから私はこのお預かりした資金で
コットンハウスという学校を4年前に作り

5年目の今日
セラピストバンクという
新しいサービスを作る事にしました。

 

 

このサービスは
全国に点在するオンラインで学ぶ生徒さん含め
様々な環境下で学ぶ多くの女性達に
〈新しい働き方〉を提案するために
始めるのです。

 

フルタイムで美容業界で働くには
それなりの技術や知識
体力が何よりも必要です。

相当な夢がない限り
多くの人が環境的な問題で離職する業界。

 

私もエステサロン現役時代
後輩が10年で10人辞めていきました。

教えても教えても
それはなんの役にも立ちません。

辞められてしまうと、そこに歴史が根付かない。

 

〈ヒト〉が居るから、歴史は根づく。

まずは私達がきちんと二本の脚で立てるように
学校にいる間から
〈学びながら働く方法〉を指導したい。

 

 

だからこそ〈学びながら伝える〉
発信するという作業も
勉強のひとつです。

 

独立したい方ばかりではありませんが
一緒に少しだけ働けることで

学んだことを
自分以外の人たちのために生かす事は

その方にとって
新しい価値の創造に繋がっていく。

 

 

家庭や仕事と両立しながら
大好きなオーガニックの仕事ができるように
私達はこれから
「小さな仕事」を作っていきます。

 

少しだけ軌道に乗るまでに
お時間は掛かるかもしれません。

 

それでも諦めずに
みんなに声を掛け続けたい。

 

 

どんな環境障害を背負っても尚
「わたし」は私らしく働き続けたい。

 

「社会の中で働き続けられる幸せ」

きちんと噛み締めて

これからもみんなと
学び続けたいと思います。

 

坂田まこと

 

 

 

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