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私たちの桃源郷
– ORGANIC MOTHER HOUSE ™️ –
完成予想図ができました。
「あなたならできるよ」が
私にとっての最高の褒め言葉です。
「認めてもらいたい」
そうやって自分の輪郭をなぞって
存在を確かめることしかできない私を
どうか許してください。
“30年間の人生”を掛けて描く夢とは
私たちの桃源郷
ORGANIC MOTHER HOUSEの
完成予想図ができました。
今年はLABO(化粧品工場)から始まり
来年にはSPA(遊休施設)を建てて
FARM(自社農園)を開墾し
最終的には街中に十数年放置されていた
竹林を伐採して
SCHOOL(アフタースクール✖️化粧品学校)や
長期滞在も可能な
HOSTEL(宿泊施設)を作ります。
縁側には足湯やカフェを、裏庭には小さな公園を。
地元の子供達やお母さん達
そして宮崎の農家さん達が集まれる場所を
作ってみたいと思ったんです。
世間知らずの私ができることは
限られているかもしれません。
「そんな簡単なことじゃないよ」と
笑われてしまうかもしれません。
でも、何もしないほうが嫌なんです。
確かに今の私を支えているのは
昔から抱いてきた〈本を書きたい〉や
〈誰かや社会のためになる仕事がしたい〉という
淡い夢ばかりです。
夢は抱かなければ、予定になりません。
予定にならなければ抱くだけで終わってしまいます。
私がこうしてここに綴るのは
同じように女性として、母親として
頑張っている読者の方々に
「一緒に頑張ろう」と
思ってもらえたらと思うだけ。
同じように出来なくてもいいし
同じような景色を見なくてもいい。
私は突き動かされるような衝動で
とりあえず必死に毎日生きているから
見本になることばかりじゃないと思うんです。
でも、もし、、私みたい存在でも
同じようにオーガニック化粧品に関心のある女性や
救われた女性、伝えていきたい女性たちが
定期的にここに集まり
前を向けたとしたら
それは素晴らしいことですよね。
宮崎県で行う
人と地域と私が美しくなる学校を
宮崎県には母子家庭がとても多いそうです。
合わせて
不登校になってしまう子供も多いとのこと。
私は自分の娘が
私の離婚のせいもあり
学校と馴染めず、三回転校した経緯もあり
あまり他人事のようには思えませんでした。
でも、私ができることは
限られているとも思うので
余り高望みせず、綺麗事は言い過ぎず
宮崎県では〈母子家庭〉の方を
積極的に採用することを決めました。
そしてこれから
化学を学んできた〈開発者〉の採用も始まります。
残渣処理などの軽作業や
OMLで使用するほぼ全ての印刷物は
障害者施設と提携し、そこで作業を行います。
チームを作り
定期的にラボにも来て軽作業をお願いします。
ハチドリ電力や、自然素材の建築素材を選び
出来るだけ地域に優しいラボにしようと
構想を始めています。
ここで育てたハーブや野菜は
素材に使ったり、地元の方にお配りしたり
働くスタッフの晩御飯にしたり。
だからラボの中にある
このリビングと
このキッチンは無くしたくないのです。
血の繋がりなんて関係ない。
みんなと集まれる〈家〉になるからね。
来年、再来年には竹林を伐採したのち
そこに子供達のアフタースクールを
作ってあげたいと思っています。
母子家庭が多い中
子供が児童館に行くことも多い。
病気になった時も親が見るしかない。
頼るところも少ない。
娘もそうでしたが
3年生の途中には嫌がって学童に行かなくなり
家で留守番させるのは、とても怖かったんですよね。
もしここにアフタースクールができて
地元の農家さんと子供達が触れ合う機会ができたり
一緒に農作業したり
一緒に化粧品の原料製造したり
そんな事もできたらいいな、、、って。
お母さん達には
製造もエステの技術も教えて
別棟のスパで施術ができるように指南したり
子供のために頑張る姿に
「よく頑張ったね」判子を押してあげられるような
そんな環境を作ってみたい。
それは、私のためにも、です。
私にもそういう環境が必要だからです。
都心からはコットンハウスやパートナーシップ
Maison de Naturopathie のコスメやフードを
取り扱かってくださる生徒さんや
関係者の方々を定期的にお招きして
〈顔が見えるものづくり〉の魅力を
ちゃんと私なりに
まっすぐに伝えてみたいのです。
化粧品製造においては
知識や経験はまだ浅いですが
3年かけて中学校の理科からやり直して
いつか科学の専門学校に2年通い、資格も取りたいのです。
子どもに恥じない、そんな母親になりたい。
このラボに訪れたい生徒さんを
定期的にここに連れてきて
一緒に自分のサロンの化粧品を作ってみたり
みんなが使いやすい
業務用化粧品なんかも作れたらいいよね。
「そういう場所が無いなら、作ればいいよ。」
良いものができたら、真似されたっていいよ。
必要なものは、もっと広がっていってほしいからね。
私は目の前で減っていくお金よりも
手のひらから溢れていく時間の方が
惜しいと思います。
どんどん自分が何もできなくなっていくのが、怖い。
それを家庭や旦那や子供のせいに
無意識のうちにしていた自分が、嫌い。
何処まで行っても〈これは私が選んだこと〉。
誰の責任でもなく私が選んだ道だから
やると決めたら最後までやるし
どんな出逢いがあっても、どんな別れがあっても
途中で投げ出したりなんてしません。
そういう生き方を娘に見せてあげることが
不器用な私のやり方だから、仕方ないのです。
なによりも一人親同士、痛みも分かち合える。
宮崎県の一人親世代の深刻な現状を知り
多くは変えられなくても
身近な人たちの生活には
何か良いことをもたらせる会社にしたいと、そう思います。
– 宮崎県の一人親世帯調べ –
自然派美容学校
「オーガニックマザーライフ®︎スクール」
コットンハウス×パートナーシップメンバーの
課外授業、社会授業として
自然派美容学校
「オーガニックマザーライフ®︎スクール」
コットンハウス×パートナーシップメンバーの
課外授業、社会授業として
ここにはツアーカレッジが
来年春以降から企画されます。
今学んでいるメンバーにも
ここで行われている進捗を
より詳しく知ってもらいたくて
定期的にアウトプットしています。
今週末も生徒さんと静岡県の耕作放棄地に
お茶の花を摘みにいきます。
少しづつ、皆にも、見てもらいたいな。
完成されたオーガニック化粧品の背景に
どんな物語があるのか。
完成されたものを〈道具〉として使う
そんな施術者にも美容家にもなってほしくなくて
その化粧品の背景にある
農家さんの努力や想い
地域の社会問題に触れて
今一度
「人と地域が美しくなる、とは何か?」を
自然派美容に取り組む人には
気づいて欲しいです。
「社会事業」なんて出来っこないと
そう思ってました。
今でも自信があるわけじゃないし
うまくいかないこともあります。
でも私の性格は面白くってね。
上手くいかないことには意味があると思うし
その悔しさがまた原動力になって
ものすごい勢いで
新しいひらめきに繋げられる。
それを〈特技〉と呼ぶなら、そうかもしれません。
時には人を置いていってしまうほどの速度で
なかなか周りの理解を得られない事もあるけれど
そんな時こそ、OML®︎とOMH™️の仲間達が
私の良き理解者になって
みんなとの緩衝材の役割を
担ってくれるはず、と信じてる。
一人では出来ないからこそ
私も特技でもあるこの「欠点」を隠すことなく
応援してくれる人たちのために届けていこう。
世の中には恐ろしいほどに
不条理なことが沢山あります。
でも多くのことは、死ぬ事以外かすり傷です。
傷は受けた方が深い傷を負います。
傷つけられた方は
自然と瘡蓋になるまで放っておく勇気さえ持てば
綺麗に元通りになるので
心配しないでください。
そんな私は自分の背丈の何十倍も高い
夢や目標に向かって取り組んでいて
周りの大人達の協力無くして
何も出来ない自分の未熟さと同時に
誰かに頼る事が幼い時から出来なかった
私への「試練と挑戦」のように感じています。
そう言えば小学生の頃
大好きなお婆ちゃんに嫌われていました。
理由は「頼らないから」だったらしいけど。
兄弟が多くて甘える隙間が無かったと
言えばそうだけど
きっと私は〈頼ること〉が
苦手な女の子だったと思います。
勉強もそれとなく出来たし
運動だって得意だったと思う。
だけどね、大人になって
周りに頼ることが出来ない余り
案の定、社会の中で一時期孤立したんです。
私は社会的不適合者なんだろうか、と
何度も悩んだし
人とちょっと違う感性や視野の理由が分からずに
その速度の違いに
何度もコンプレックスを抱いていました。
擦れ違う人間関係に何度も傷つき
自分を責めてばかり。
でもいつの間にか
自分で自分を守るように
〈たった一人でも出来る仕事〉だけをするようになって
いつ誰かに裏切られてもいいように
本音を語らず心をひた隠して
傷付かないように保険をかけて
働くようになってたから。
だけど、今はこう思います。
「全てを自分でやろうとするのは
人に本音を言えない弱さなんだ」と。
お前は軽いな、なんて
よく叱られたものです。
だって人に本音が言えなかったんです。
笑って受け流すことしか
方法を知らなかったんです。
でもこれからは、それじゃダメなんです。
「こんな私から変わりたい。」
一人では出来るはずのない
仕事を、夢を
これから地方地域で多くの人達と関わって
交わって向き合おうとしています。
到底、独りではできない事。
だからこそ、頼って、向き合って
失敗しても立ち上がって
自分の速度で成長していく
「忍耐の時間」が始まっていきます。
こんな小さな私達に出来ること
仲間達と最後までやり通したい。
お母さんになっても
何度だって私達は立ち上がれるよ。
社会の中で活躍できるし
小さな社会だって変えていけることを証明したい。
期待してくれている人のために。
大切にしてくれている人のために。
応援してくれている人のために。
そして「あなたならできるよ」と
背中を押してくれた人のために。
坂田まこと
私の半生が自叙伝になりました。
2022.6.20新刊「傷つくほどに美しくなれる」
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