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できない理由を探すより
できる理由を探してみよう

 

「社会派化粧品」という本が
私たちにオーガニック化粧品における
*社会事業*へのきっかけをくれました。

書籍 / 社会派化粧品

 

そこには
これまでの化粧品の概念とは違う

地方地域の社会問題に
確かに触れることができる小さな解決策
私たちのように何も知らない女性たちに
教えてくれる書籍でした。

 

 

すごくご縁を感じて
大切な人たちに配りました。

家族、仲間、生徒さん、農家さん達。

 

 

そして、みんな、こう言うのです。

「私たちにも、何かできるかな?」

 

 

ここに記されたことのように
確かにオーガニック化粧品達の背景
すごく愛おしいほどの物語が

それを使用したお客様だけでなく
それらを作った生産者の人たちにも
最終的に還元されていくような

そんな*愛着の循環*が
化粧品達の力で生まれていることに
感動してしまったんだと思う。

 

 

いつだって
製品は「消費」されるばかり。

 

でも必要なのは「継続」「循環」
そこには
化学の「か」の字も農業の「の」の字も知らない
そんな女性達が使用すること前提に

「どのように発信し、どのように還元するか」

ものづくりと並行して重要だということを
私達はもうわかっているんじゃないかな。

 

 

地方地域の取り組みを
一つ一つ丁寧に届けていきたい

 

ある人が言っていました。

「こちらだけが
やる気に満ち溢れていて
可能性やノウハウを知っていても

現地の農家やそこで営む人たちが
*面白そう*と思ってくれなければ
0から1が生まれない」と。

 

0から1が生まれなければ
その先、100にも繋がらないこと。

 

だからこそ、まずは
現地で受け入れていただくことが重要で。

 

 

先月から度々伺っているのは
静岡県の川根地域。

 

そこに住む農家さん達と一緒に
在来種のお茶の耕作放棄地を巡っています。

 

危険な崖のような所で
3メートル以上伸び切った木のようなお茶には
沢山の白い花と可愛い種が付いていました。

 

ちゃんと、それでも、生きていました。

 

 

出逢ったのは
PEACE TEA FACTORY
(ピースティーファクトリー)の皆さん。

PEACE TEA FACTORYとは?

みなさんと繋げてくださったのは
丸松製茶場のみなさんです。

丸松製茶場とは?

 

彼らは
静岡県大井川上流の川根地区で
耕作放棄された茶園を資源に
「川根薪火三年番茶」を作っています。

 

このお茶づくりを軸に

▶︎農と福祉の連携
▶︎地元の方の雇用(人とのつながり)
▶︎エネルギーから雇用まで地域経済循環の構築
▶︎林業と連携し山林の再生(地域の間伐材の使用)
▶︎健康と平和
を理念として
自然栽培のお茶にこだわり
人と地球にやさしいお茶づくりをしていました。

 

今後ご一緒に、花や種を採り
それらを化粧品や食品原料として
アップサイクルするための活動が始まったのです。

 

 

代表の佐野さんやカズさんは

「川根の仲間もとても楽しみにしています。

まずこんな機会作って
頂いてありがとうございます。

花摘む、って
とても優雅なんで
また皆さんも一緒にやりましょう。

子供達が摘んでくれた花が
全国に届くなんて最高ですね。」と。

その言葉だけで、頑張れるんですよね。

 

 

日本で忘れ去られた原料達

 

有機栽培なんてしなくても
ありのままで生きる耕作放棄地の植物達

 

いつかこの
〈トラッシュハーブ〉(ゴミの花)
呼ばれる彼らの未来を
食品から化粧品、衣類にまで
変化させることができれば

日本生まれの製品がさらに良くなっていく。

 

 

この子達をどんな風に生かすのかは
気づいた人達に試されています。

 

周りを、もっと巻き込んでいかなくちゃ。

きっと、大きな力が必要になるはずだから。

一緒に〈トラッシュハーブ〉(ゴミの花)と
呼ばれる彼らの未来を
一緒に考えてくれる仲間を探しています。

 

 

ここ最近では、現地の農家さん
保育園の園児の皆さんと一緒に
〈耕作放棄地の花×種〉の採取を地道に始めたそうです。

 

「地域みんな」で動き始めています。

 

 

こうして地域の皆さんが
協力してくれる事が
本当に嬉しくて嬉しくて。

 

 

オーガニック化粧品を使い始め
いつの間にか仕事になり
様々な化粧品を企画する中で

原点である〈農業〉
こうした形で携われるようになり

誰かと比べる事なく
自分らしい速度と歩幅で頑張れることが
何よりも幸せに感じる。

 

 

誰かと比べたりしないで
自分らしく「今私たちにできること」を
一つずつ出来るようになっていきたい。

 

ここで積んだお花や茶の実を使用して
私達が新しく立ち上げる
〈ユニセックスブランド〉の原料に活用予定。

 

既に何社か採用希望を頂き
本当に注目度の高さを感じる
社会性の高い化粧品原料の世界。

 

こういう世界を教えてくれた人達が
居てくれたことに

まずは感謝したい。

 

 

社会派化粧品は
まさに私たちセラピストや
小さな美容家の
「オーガニック化粧品の価値観」
丸ごと変えていったんです。

 

人の心を突き動かすような化粧品が
この世界に溢れてくれて本当に良かった。

この時代に生まれて良かった。

 

まずは築いてきてくれた
先代の方々に〈ありがとう〉って伝えたいです。

 

 

自分も今にも動き出したくて
ウズウズしてる女の子も
きっと多いんじゃないかな?

 

 

伝えて売っていく事以外にも
出来ることはたくさんあります。

 

 

一つ一つ物づくりの楽しさを
施術者や消費者にも知って頂ける機会を
増やしていきたいと思っています。

 

忙しい中、ご協力頂き
本当に有難うございました。

 

摘み立てほやほやの
お茶の花が届くのが楽しみです。

 

名も無い私たちの仕事の「生きがい」

 

私たちセラピストは
美容師やアイリストとは違い
国家資格のいらない仕事です。

 

マッサージと、技術に名前をつけて
謳うこともできません。

 

セラピストやエステティシャンのライセンスは
日本においては給与がそれを表すように
非常に社会的地位も低いのです。

 

「名も無い私たち」でも
お客様のためになりたいと思いますし
小さな社会に影響できる
そんな代わりのない存在になりたいと

そう思っていました。

 

 

まだ5年前、今よりもっと
オーガニック化粧品がニッチだった頃から
私はオーガニックビューティセラピストとして

自宅の一室から
毎日しつこいくらいに発信を続けていました。

 

だからこそ

自分たちが使用する化粧品には
ポリシーを持っていたかった。

 

嘘偽りのない製品
ちゃんとお客様に長く愛着を持って使用して
信頼して継続して欲しかった。

 

たった3日ばかりじゃ
肌は変わってくれたりしない。

そんなにシンプルなことじゃない。

化粧品だけでは、肌は綺麗になれない。

 

 

そんな時
この社会性の高い化粧品たちの物語は
「名も無い私たち」
確かな希望をくれました。

 

お客様もまた、感動してくれました。

 

 

これまで使っていたものがこんな風に
顔が見える人たちの環境を
確かに変えていくだなんて…

 

そんな素敵な化粧品なら
オーガニックでも、ケミカルでも
お客様にも伝えたいと想ったんですね。

 

そうして伝え始めて、使用し始めて

「私にも何かできることはないかな」
そう思い始めた頃
ある地方地域の方々から連絡が来たのです。

 

「お願いしたいことがあります」と。

 

 

 

ずっと思っていました。

 

 

 

私は農家ではない帰れる田舎もない。
都心生まれ都心育ちで
子供だっているから移住するのも難しい。
化粧品だって作れないし科学者でもなんでもない。

そう思っていたんだけど
それはできない理由を探したから
そう言う答えしか生まれないだけであって

今できることを、やればいいと思う。

 

消費者の顔や気持ちが分かるからこそ
現場に立つ私たちだからこそ
できることがあるんじゃないか。

 

 

これまでずっと
日本生まれのオーガニック化粧品で
お客様の気持ちを繋いできたからこそ

「現場力」
「販売力」
「企画力」
「開発力」
「行動力」
「発信力」
「経済力」

化粧品開発のおける実績は
何一つとして無いかもしれません。

 

でも、どんなものを生み出せば
誰が喜んでくれるのか
コミュニティを築いてきたからこそ
解ることもたくさんあるのです。

 

「出来ない理由」を探すことを、辞めてしまおう。

 

どんな社会事業も
原点を辿れば一人の人が起こしたもの。

 

社会的にどれだけ弱くても
私たちにもできる社会事業がきっとあるはずです。

たくさんの感動と
たくさんの原動力を
私に確かに与えてくれた
オーガニック化粧品達。

 

農家さん交えて
もっと確かな実績を結びつけていきたい。

 

私の行動や発信を見て
確かに信じてもらえるように
今は一生懸命に、まっすぐに行動するだけ。

 

ただただ、誰かの期待に応えることに
集中する期間が始まったのです。

 

坂田まこと

 

 

 

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