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広い視野を持って。
私ってなんで
こんなに我慢ばかりしてるんだろう、と
悔しくなることが昔はとても多かったんです。
家のことに関しても
仕事に関しても
自分ばかり努力や我慢をしている気がして
すぐ被害者意識になってしまったり…
あの頃は、何をするにも疲れていました。
「我慢の日々」が重ねれば、重なるほど
感覚が麻痺していくんです。
もうどうでもいいや、なんてね。
そんな時に衝撃を受けた
「記者会見」がありました。
石原慎太郎都知事がご健在だった頃、
東日本大震災の瓦礫を東京が受け入れることに対し
3000人の苦情電話が入っているというニュース。
テレビで行われていた記者会見で
石原都知事がこの話を記者から投げかけられた時
こう、激怒したのです。
「みんな自分のことしか考えちゃいない。
これだから日本人はダメになるんだ。
“力がある者”が助けなきゃどうするの。
何も問題がないから運ぶんでしょ。
東京だってそこまで馬鹿じゃないですよ。
そんな意見、黙ってろ!でいいんだ。」って…
最後に満面の笑みで終わったそのセリフの後
私はすごく学んだものがありました。
「力がある者が
力のない者の助けを行えばいい」
その言葉に感銘を受けた私は
自分の身の丈を改めて見直した時に
不意に納得したわけです…
もう私は”普通の主婦”じゃない。
会社を10年も経営して、自由に動ける時間があって
人を雇って理想を創り上げていくこともできる —
例えば、家事が進まなくても
旦那さんも頑張っているし
娘も頑張っています。
そこで私が我慢すればいい、とか
そういう思考になるから疲れるわけです。
「力に余裕がある人が助ければいい」と
私の心の中に一つの正義を持つようになりました。
仕事で途方もなく疲れ切った時も
“スタッフもみんな頑張ってくれている”
“辛いのは私だけじゃない。
私の方が余裕があるんだから助けよう。”と、
「我慢」ではなく
自分の思いやりを「正義」と捉えていくのです。
洗物が得意な人が
得意じゃない人を助けたらいい。
子育が得意な人が
得意じゃない人の助けたらいい。
その代わり…
細かいことが苦手な私は
得意な人に助けてもらいたい。
人付き合いが苦手な私は
得意な人に助けてもらいたい。
「助けてあげよう」という余裕の心と
「助けてもらおう」という素直な心は
自分の我慢を積み重ねずに済むし
優しい考え方や捉え方は心を苦しめることなく
透き通った視野を持って、
忙しい日々の中でも前向きな行動を
取ることができます。
自分が苦しい時こそ、
自分に余裕がない時こそ、
「なんで私が!」と怒る前に、
「ごめんね、助けてほしいの」と
素直に言えると尚良い。
怒っても何も変わらないし
我慢しても伝わらないのです。
被害者意識を持っても
周りは頼んでもいないし
親切を人に押し付けてしまう時とありますよね。
「報われたい」とか
「認められたい」とか
そんな事、みんな一緒です。
自分だけじゃない。
誰だって影の努力を誉めてもらいたいし
同じように認めてほしいのです。
でも大切なことは、
「他者からの承認欲求」が強すぎる人は
いつまで経っても
自分のことを認めてあげられません。
周りの意見や見返りを求めたりしないで
反対に、否定する意見も聞かなくていいんです。
子育てができる自分を褒めた方がいいし
出来ない人の助けをしていると思えばいいです。
反対に
自分が出来ないことを助けてもらった時
満面の笑みで「ありがとう」と素直に言うのです。
出来ることが増えたなら、
その出来ることで
困っている人たちの「助け」をしたらいい。
そういう正義は私の我慢を解消してくれました。
自分のことだけじゃなくて
周りの人たちのこともよく見えるようにもなりました。
どうしたら
“気持ちの良い助け合いが出来るのか”
懸命に考えるようにもなりました。
数字に追われたり、仕事に追われる経営者や
家事や子育てに追われて
辛くなってしまったお母さんも、沢山見てきたけれど…
誰にも頼らずに生きるのは
やっぱり辛いですよ。
完璧に出来る人なんて殆どいないからです。
助けてもらいましょう。
そして、助けてあげましょう。
それで何もかも上手くいったりするもんですよ。
日々の生活の中で
心の中に「誰かの助けになりたい」という
正義を持った私は無敵です。
泣いたり怒ったりしなくても助け合える。
我慢なんてしてません。
好きで進んでやってるだけですから。
#坂田まこと
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