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「若き経営者の苦悩」取材を受けました
「若いのにすごいね」
17歳で働き始めた私にとって
そう言われる期間は今も続いてきて
29歳になり、すでに12年と
すごく長かった気がする。
先日、某テレビ番組の取材を受けました。
テーマは「若き経営者の苦悩」。
若くして経営者になると
それはそれたくさんの選択肢が増えた。
好きな仕事ができたし
好きな時間ができたし
何よりも自分の判断で
いろんなことに挑戦できるようになった。
全国セミナーをしよう！と企画すれば
上司に確認しなくても
企画書を練って提出しなくても
好きなことを、好きなときに
好きなだけできるようになった。
18歳で妊娠して19歳でお母さんになった
そんな私にとって
大きな富を得られることよりも
大きな見栄を張れることよりも
「明日やろう！がすぐにできること」が
どんなことよりも幸せで
本当に、肩が震えて、喜びが溢れるほど。
健康な体と、挑戦できる資金は
確かに必要。
でも、当時、何よりも欲しかったのは
「挑戦できる時間」。
今私がこれだけの勢いでも
ちっとも怖くないのは
「働ける時間」そのものが
とても、有り難くて有り難くて
必要とされ、認められ、喜んでもらえることが
たまらなく嬉しいから。
仕事はまるで
「人生のロールプレイングゲーム」
もし、あなたにとって
仕事はなんですか？と言われたら
私は「人生のロールプレイングゲーム」だと
答えるだろう。
ゲーム、と言うとすごく軽々しいものに
聞こえてしまうかもしれないが
そう言うわけじゃないの。
主人公の「わたし」を操作して
新しいチャレンジし
経験値を積み重ね、レベルを上げて
仲間を増やし、新しい武器を買って
また新しい敵を倒しに、新しい土地へ進む。
常に「自分の成長」を楽しむのが
ロールプレイングゲームの
すごいところだと思ってた。
私は仕事を、夢を叶えるためにしています。
そして、第一優先は
「自分が成長できるかどうか」です。
自分の成長が見込めない
ありきたりな内容で高額な報酬の仕事より
自分の成長が見込める
新しい挑戦の無料の仕事の方が
私はきっと、ワクワクする。
これまでの私は
「無料ほど高額な仕事はない」と思って
毎日ブログを書いたり
お客様のお肌相談に@ラインから答え続けた。
その分、自分でできることは、全部した。
自分で企画して、自分で制作して
自分で発信して、自分で集客して
自分で売り上げを管理して、自分で手紙を書き続けた。
お陰で
私の会社に借金はないし
広告料は、ほぼ０円。
有料の雑誌すら、掲載したことはないし
求人広告も1円もかけてない。
これだけエンドユーザーからの
売り上げが多いにも関わらず
税理士曰く「顧問弁護士がいない」ことが
本当に不思議だ、と褒めてもらえる。
トラブルが少ないのは
それだけこのブログなどの「発信」による
資金ではなく「信頼」の貯蓄が
出来てきるからではないか、と
周りは経営者の先輩たちは
そう分析してくれる。
私一人では、何が起きたかわからないこともある。
でも経験豊富な先輩から聞くと
自分の置かれた環境を
客観視することもできて。
先輩経営者に認めてもらえることほど
嬉しいことは、最近無かったですよね。
いつもがむしゃらで
合ってるか間違ってるか
たった一人だと、自分しか責任者は
いないんだもの。
いつも不安だったよ。
もしかしたら私
本当は、間違ってるんじゃないか。
23歳で起業して
もう、6年、まだ、6年。
正直に言う。
理不尽な批判をされることが
何よりも辛い、そんな起業人生だった。
お客様や仲間からは支持される反面
強烈に妬まれ、嫌われる事もあった。
それを信じるのは自由だし
私は何も言い返すつもりはない。
もう、仕方がないことだから。
「あなたは何もわかってない」と
裏で言われていることも
正直全部、わかっていました。
誰が言っているのかも、何を指しているのかも
全て分かっていて
「何も言い返さない」こと。
言い返しても、さらに誤解を生むだけ。
涙を堪えて、歯を食いしばって
我慢すれば、いつか飽きられる。
若いだけ、未熟なだけ
指摘されやすいし、叩かれやすい。
言いやすいし、妬まれやすい。
これは、もう、どうしようもないことだ。
事実はどんどん誇張される。
何も言い返せないことも
言い返したら不利な事も分かっていて
私の大切な時期に限って
挙げ足を取れたりする。
大人の世界は、とても残酷です。
こんなことなら
大人にも経営者にも
なりたくなかった、とすら思う。
若い経営者に対する社会の目は
どの業界もきっと冷たい。
誰も何も、教えてくれるわけじゃない。
私だって、逆の立場に立ったとき
「何も知らないくせに」と
若い人に教えてあげたくなるかもしれない。
でもそのとき
私だったら
自分の中に余裕を持って、余白を作って
ちゃんと「教えてあげたい」と思う。
絶対、本人が一番、辛いと思うから・・・
経営者の「責任」を持って
客観的に見て正しながらも
お客様のニーズに応え続けて
家に帰れば、お母さんになる。
それが、私にとって
経営者になるということ。
どんなことも、責任を持って
自分の判断を信じて、行動し続けるんだ。
例え、怖くても、悲しくても
全てが評価されなくても
評価されるためだけに働いてるわけじゃない。
でも、不幸な数よりも、
幸せな数の方が
数えてみると案外多かったりするよ。
同じ世代や、同じお母さんから比べたら
私はたくさんの選択肢を持っているし
たくさんの仲間を持っている。
お金や時間よりも大切なものを
私はこの6年で
たくさん貰ったし、くれたのはお客様でした。
だから、話すのは今回だけ。
私は不幸じゃなし
不幸なんて言ったら
これまで信じてくれたお客様に、失礼だからね。
たくさんの質問をありがとう。
半分くらいは
「まことさん、最近忙しいけど大丈夫？」っていう
心配な声だった。
お客様ってすごいね、みんなお見通しだ。
大丈夫よ、辛くなんてない。
だって、幸せなことの方がよっぽどに多い。
私は自分の好きなところが
すぐに言えるような
前向きでクレイジーでハッピーな人生で
常にありたい。
今日は私が開催する
10名限定のオーガニックビジネスセミナー
経営することが
成功することが
かっこよくてキラキラしていますか？
・・・いえいえ
そんな生温いものではないですよ。
楽しいけど、辛いこともあります。
理不尽なことに
頭を下げ続けることもあります。
起業ブームで
多くの人が起業に憧れているけれど
そんな簡単に稼げるわけではないし
そんな簡単に認められるわけではないんです。
私も、認められたい、その一心で
向き合ってきたけれど
数多くのすれ違いや誤解が
今も私の足を引っ張る世の中。
自分の行動に責任を持て、と
背中を蹴飛ばして走り出す。
そうあるべきで
私は、もっと強くなりたい。
自分が変われば、環境は変わるから。
今日の起業セミナーでも
少しお話しすることにします。
多くは語れませんが
少しでも若き経営者に対する想いや
オーガニックに関連するビジネスの多様性を知り
考え方が変わってくれたら、嬉しい。
私は「成功者」じゃない。
今もずっと、「挑戦者」なんです。
では、行ってきます。
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