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宮崎での挑戦の帰路は。
15日で宮﨑での年内最後の仕事が
ようやく終わりを迎え —
ようやく帰路に。
2020年7月から突如始まった
「自社工場建設計画」。
気づけば、もう2年半。
2022年もあっという間に終わってしまった。
オーガニック化粧品の「本物」という言葉に
とてつもない違和感を覚え
いっその事ながら自分で創ってしまえば
もう何も疑問を感じることは無い。
世の中何処を探しても
「本物」なんて無い。
それぞれの哲学と方針の元に成り立つ
この日本のオーガニック化粧品の業界のど真ん中で
「私にしかできないこと」に
50年以上向き合ってみたかった。
最初は、若さや経験の浅さから
本質まで認められなかったことが
悔しかった。
ならば、それだけの時間を
直向きに向き合い続ければ
お客様にも自分にとっても
本質の高い化粧品を届けることが
出来るだろうし
人脈やしがらみ
派閥や縦社会に一切属さなければ
何も気にするのもなく
自分達が作りたいものを
作り続けることもできる。
宮﨑の夜も、すっかり冷え込んだ。
でも私は一人
情熱に燃えていたと思う。
今回も素晴らしい新商品の企画が
我ながら完成したと思うし
信頼してくれているお客様の化粧品たちも
製造を進めることが出来た。
2年半という短くて長い月日の中で
まだ私達は未熟で
出来ない事の方が多いかもしれないけれど
それならば
他の人達が出来なかったことを
出来るようになればいい、と
仲間達と円陣を組んで常に挑戦し続ける。
それに尽きる、と、私は思う。
このORGANIC MOTHER HOUSE®︎
植物調合美容研究所 にも
本当に素晴らしいスタッフが育った。
私が居なくとも、しっかり動ける。
この先の役割を見つめ直しながらも
とにかく研究に励んだ4日間。
楽しかった。
最高の職場だと感じたよね。
フォレストスパ建築計画へ
植物調合美容研究所 -の裏庭に
木造のフォレストスパを
建てる計画が始まった。
倉庫を作る事を検討していた最中
やっぱりこの土地はスパも作りたいなぁと
同時に進めることに…
(まだ宮﨑のスタッフには言えてない笑)
無印の家を建てよう、と
内覧会に行き始めたり行動を開始。
やるからには計画を建てなければ…
宮﨑県国富町の
住宅街のど真ん中に放置された
1000坪を超える土地を有効活用しよう、と
昨年、オーガニック認識化粧品工場を増築。
今年、倉庫も増築予定の最中…
「余った土地に泊まれるスパを造ろう」と
新しい楽しみが増えた今日この頃。
※写真はイメージしている「無印の家」
https://www.muji.net/ie/younoie/
ここには、東京から
お越しになるお客様はもちろんの事こと
地元の方も泊まる事が出来るように。
都心からくる学生さんや
10代のお母さん達のシェルターも兼ねて
この場所を開放したい。
毎朝、長テーブルで
みんなで朝ごはんを食べるような
そんな陽気な毎朝が訪れるように、と
シェルターハウス兼
フォレストスパを生み出したい。
きっとこの場所は
多くの人に愛されるはず…
かつて私が夢見た
「魔女の宅急便」に登場する
植物に囲まれたお母さんの実験室。
此処に創れたら、
母親になった私もきっと幸せになれる。
井戸水を汲み上げて、柚子の皮を浮かべ
裏庭を眺めながら
お風呂に入るのも風情。
ガラス張りの部屋では
工場で出来たばかりのオーガニック化粧品で
最高のスパ体験を….
あぁ、何でも出来る気がする
この土地があれば…
さぁ、来年建築に向けて動き出そう。
– 坂田まこと
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