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– 「宮崎LABO滞在1週間 vol.1」 –
化粧品工場が完成しました

 

ご無沙汰しております。

十年以上ブログを書き続けて
1週間書けなかったのは初めてです。

 

でもそれくらいに
夢中になって働いた1週間で
悔いのないそんな時間になりました。

そしてやっと、この時がやってきました。

 

ORGANIC MOTHER LIFE
自社化粧品工場の完成です。

感慨深くて、最初は言葉になりませんでした。

 

 

ここがメインとなる製造室
奥に見えるのが秤量室であり
わたしだけの開発室でもあります。

 

ここで様々な
オーガニック・エシカル化粧品の
原点を生み出していきます。

 

綺麗に見えた
木造のスギの梁は埃が積もるので
今はアクリルで左右を塞がれてしまったけれど
お気に入りなので残していただきました。

 

宮崎県産の杉100%の化粧品工場であり
全てオール電化、自然電力だけで稼働しています。

 

今後は既存建屋の屋根いっぱいに
ソーラーパネルが設置され
全て自社電気で動くようになります。

ガスや火は一切使用していません。
二酸化炭素の排出はありません。

 

 

ここは充填室

製造室で作ったバルク(充填前の化粧品)を
瓶に詰めたり

詰める前にph値や粘土などを
検査する場所でもあります。

 

これからここで
ORGANIC MOTHER LIFE生まれの化粧品たちが
ここで形になっていきます。

 

一つ一つ丁寧に充填して
綺麗な化粧箱に包んであげたい。

 

壁は自然塗料で着色され清潔な空間に。

使用する化粧品瓶は
電気熱溶解のものを含め
8割以上が「ガラス瓶」に。

プラスチックの使用率
できるだけ下げて作成します。

 

ガラス瓶は自社で回収され
化粧品瓶に生まれ変わるものも。

 

箱はサトウキビの余剰廃棄物や
古紙の再生、植物残渣を練り込んだものなど
アップサイクル紙のみ使用

 

FSC資材も積極的に採用します。

 

 

製造室に並ぶ新品のタンクたち。

このタンクで
様々な植物エキスやオイルなどを混合し
「バルク」を製造します。

 

そのバルクを菌検査等に出し
基準をクリアしたものを製品として
瓶に充填していきます。

 

滅菌されたクリーンルームになっていて
更衣室で丁寧な洗浄や着替えを行ってからしか
入れない空間となっていきます。

 

 

ここは完成品倉庫です。

 

これから生まれる
ORGANIC MOTHER LIFEの化粧品たちを
補完しておく倉庫です。

 

空調で温度や湿度が一定に保たれ
清潔感のある空間を維持していきます。

お客様が欲しいといったその瞬間に
出庫できるように
しっかりとブランドごとに区分けされ
丁寧に出荷されていきます。

 

 

ORGANIC MOTHER HOUSE®︎
– 植物調合美容研究所 –工場入り口です。

 

まだ看板や足元の道は
未完成ですが
綺麗にウッドパネルが並び
玄関も綺麗になっていく予定です。

 

黒い壁で統一され
既存建屋に完全に結合しており
この度、増築されました。

 

 

木彫を基調としており
まるで美術館にような化粧品工場
していきたいと計画しています。

 

 

宮崎の仲間達と共に

 

そんなLABOにも
新しいスタッフが集まってきています。

 

これから宮崎県内のインターン生の受け入れも
積極的に始めていくところです。

 

 

おめでたいことに
立ち上げから勤務してくれていた右下さんが
晴れて正社員となりました。

 

シングルマザー同士で切磋琢磨してきた
お姉さんのような頼もしい存在で
3人の子供を女で一つ育ててきた彼女は

40歳からの挑戦で所長に就任しました。

 

「所長」というと
髭面のおじさんがイメージにあるかもしれませんが・・・

 

私は女性がときめく化粧品を
女性が中心になって作った方が絶対にいい、と
思っているタイプで

男女平等隔たりなく
好きなことであれば活躍できる環境を
いつだって目指し続けていて。

 

お祝いは観葉植物(笑)

 

右下さんの温かい愛情で
この場所が包まれて
働きに来たのに「ほっとする」

そんな職場にしたいと思っています。

 

 


柚子の蒸留や今後の製造の要を
担ってくれている林田さんも
以前は全く違う職種をしていました。

植物や自然繋がりで出会い
今は一緒に
彼のペースで働いていただいています。

 

 

彼の仕事ぶりは
誰よりも丁寧で拘りに溢れています。

驚くほど細く構築された製造スタイルは
私でも真似できません。

 

知人の開発者やコンサルタントも
彼をとても評価していて頼もしい方です。

 

ORGANIC MOTHER LIFE
初の男性スタッフでもあります。

 

 

自然を愛する
甘いもの好きの愛すべき少年のような林田さんに
土づくりから教わる日々は
かけがえのないものです。

 

 

 

まるで「家族」のような場所に

 

職場だけど、職場じゃないみたい。

工場だけど、工場じゃないみたい。

 

私はそんな場所をここに生み出したかった。

 

 

その証明に
この家はもともと住宅で
そのままほとんど改修せずに使用しています。

 

屋根裏部屋
私のサロン兼寝床になっていて
いつも宮崎に来た時は
ここで寝泊まりしています。

 

朝は日差しがたっぷり降り注ぐので
天井いっぱいに広がる木彫に包まれ
いつだって気持ちがいいのです。

ここは最高の住処であり
私の「シェルター」でもあります。

 

 

いつかこの建屋で
土日限定のカフェ営業
定期的に開催するマルシェ等を開きたいと
計画中です。

 

スタッフでエステができる方が育ったら
この場所もうまく活用して
「屋根裏サロン」を正式に稼働させるのも
また夢ですね。

 

私の原点はやっぱりそれでも
「セラピスト」なので


いつか戻りたいとずっと思って
この場所を残しているのです。

 

 

失われた夢を取り戻したい

 

ここまで本当に
がむしゃらに頑張ってきたので

お客様の期待や希望通りの私にい続けるには
体一つでは足りなくってきたり、と。

 

 

「夢や希望を形にする」って
そんな簡単な作業ではありません。

 

 

 

だけど私はやっぱり
この仕事が大好きなんですね。

 

時に上手くいかないことも
時に希望通りにならないこともあります。

 

だけど、多くのことは
「自分自身で認めてあげること」で解決でき

他者の承認なんてなくても
自分の心一つで
どんな世界だって作り上げることができる。

 

 

人は所詮、表しか見えていません。

 

 

 

いいのです。

心の奥など、覗かせなくとも。

 

私は「わたし」だから素晴らしい。
それだけでいい。

 

坂田まこと

 

 

 

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