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あなたが好きなだけなのに。

 

大好きな気持ち。

 

その気持ちは真っ直ぐで純粋で
とても美しいはずなのに

人はどうして伝え方一つで
こうも間違った形で浸透してしまうんだろう。

 

 

ただ、好きなだけなのに。

ただ、好きなだけなのに。

 

一緒に居たくて
君のオンリーワンになりたいだけなのに
それってわがままなんでしょうか?

 

 

「だいすき」の伝え方

 

「だいすき」の伝え方は
子供でも大人でも
本当に幾つになっても不器用なもの。

 

娘を見ていると、そう思うのです。

 

 

ただ、好きなだけなのに。

 

うちの子は
昔から大好きな友達や男の子に
すごく距離が近くなってしまい
嫌われたりすることが
昔から本当に多かったと思います。

 

前の学校でも、その前の学校でも。

 

大好きな友達を
あの子なりに
「すき」って伝えたかっただけなのに。

 

「だいすき」って
思ってただけなのに。

 

ついつい距離感が近すぎて
向こうに嫌がられたりして

昨日まで楽しそうにしていた学校に
急に行きたくない、と
泣くことがすごく多かったんですね。

 

 

「昨日まで仲良かったのに
どうしたの?」と尋ねると

「遊ぼうって言ったら、嫌がられた」とか

「置いてかれちゃった」とか

結構そういうことに、繊細に悩んでいました。

 

 

子供の世界は残酷で
大人の世界は複雑です。

どちらも難しくて、悩ましいものです。

 

 

この子なりに大好きなお友達と
仲良くなりたくて
頑張っていたのかもしれません。

でもその気持ちの伝え方が
あまり上手じゃなくて
嫌がられてしまったとしたら
本当に悲しいし

自分も重なるところがあって
すごく辛くなったことがありました。

 

今は3回転校して
やっと学校に馴染むこともできて
毎日学校に行きたくて早起きするくらい

そんな生活に変わったことを
ホッとしているけれど

また人間関係で
傷ついて帰ってこなきゃいいな、と
不安は無くなりません。

 

何せ、私も昔はそうでしたから。

 

 

いえ、今も本質的には
変わっていないかもしれません。

 

 

「だいすき」な気持ちを
想うだけでいいのか
言葉で伝えたほうがいいのか
態度に出したほうがいいのか
よく分かりません。

 

すきって気持ちを押し付けてしまって
嫌な想いをさせてしまうことが
大人になった今でも怖いと思います。

 

もし相手が、そうじゃなかったら?

 

…そう思うと
傷つくのが怖くて
友達を作ろうという思いすら
10年間忘れていたかもしれません。

 

「どうせ私のことなんて
誰も理解してくれない」なんて
寂しい考え方
本当は嫌なんですけどね。

 

潜在意識の中で
過去の経験がきっかけに
そう思ってしまい
人とうまくコミュニケーションが取れない人も
多いのかもしれません。

 

 

子供でも大人でも
人と分かり合うのは、とても難しい。

 

 

そんなすぐには得意になれないし
ちょっと辛いことを
乗り越える必要もあると思うんです。

 

私もいつも
距離感が近いことを叱られたりします。

 

悪気はないのですが
少しでもこちらの警戒心が無いことで
相手も警戒心が無くなって
心を開いてくれたら嬉しいな、と
思っての行動で

でも、それが私みたいな性格の人だと
ちょっと誤解を招いてしまったり、ね。

 

人付き合いは、難しいです。

 

真っ直ぐ人を想って行動しても
必ずしもそう取られるとは限りません。

 

小さなことで誤解されたり
嫌がられてしまうことは
君が何年も経って大人になっても
同じことは繰り返されていくのです。

 

 

でも、その当たり前のことも
きちんと意味があると思うんですね。

 

私は距離感が近くなりがちな自分を
それも特技だと思って
これまでは気にしていませんでした。

 

時に相手を間違うと
失敗してしまうこともありますが

その相手だけのために
自分を全て曲げる必要も無いと
思っていたからです。

でも、間違ったことをしているとしたら
それは直したいし
不快に感じさせるなら変わりたい。
そういう繊細さは必要だと思うから。

 

 

子供ころはね
クラス30人くらいの限られた
コミュニティの中で
生きていかなければなりません。

隣の席の子と
上手くやっていかなければ

瞬く間に学校生活が憂鬱になるのでしょう。

 

ペアを組むことも
グループを組むことも
私はとても苦手でした。

 

でも、子供の頃は
逃げることができなかったので。

 

 

だけど大人の世界は複雑になる反面
多くの選択肢に溢れていきます。

どうしても分かり合えない人と
無理に一緒に生き続ける必要はありません。

 

多くの人が生きるこの世界の中で
クラス30人の価値観は
もう必要ないからです。

 

 

〈逃げる〉のではなく〈選ぶ〉のです。

自分が少数派にならない
多数派の環境を選ぶだけでいいのです。

 

それを逃げたとかいう大人がいるから
大人の世界はつまらなくなる。

個性的な人が個性的であり続けることは
ジェンダーの考え方からも
自由なはずなのに

多くの人は
「少し違う」「大きく違う」
捉えすぎてしまうから。

 

私はこの子と一緒で
人間関係を築くのがずっと苦手でした。

 

人との距離感が分からないのです。

 

 

だからこそ
1人でなんでもできる様になりました。

 

勉強もできたし、運動もできたし
1人でも暮らせたし
子供だって育てられました。

完璧どうかは、分かりません。

 

でも1人でも頑張れる方法を
知っていましたから。

 

だけど、複雑に絡み合う大人の世界の中で
私はもう少しだけ
「誰かと上手く生きてみたい」
思うこともあります。

「あと少しだけ、上手く振る舞えたなら
あの人とも仲良くなれたかな」

そうやって
今、大切な人に恋をしているわけですが
苦手を乗り越えると
自分がすごく成長できた感覚があって
強くなれることを知りました。

 

 

娘にもいつか
そういう相手が出来たら嬉しい、と
そう思います。

 

 

この子の「だいすき」を受け入れて
その真剣さも、その純粋さも
時に重くなってしまう時も

「君らしいね」
笑ってくれる友達や大切な人が
いつかあの子の心を救ってくれるはず。

 

 

たまに、寂しい顔を見せてね。

たまに、嬉しい顔を見せてね。

 

君が真っ直ぐ人を想って
踏み外してしまう階段は
お母さんが少しずつ直してあげるから
大丈夫。

 

大人になるまでは沢山失敗してもいいから
人を想う気持ちを忘れずに
真っ直ぐ大人になってほしい。

 

そんな君を、ありのままの君を
「あなたが頑張っていることは知ってるよ」

裏側の努力を見てくれる
そんな友達や大切な人が出来るまで
君らしくいてくれたらいいのです。

 

つまづきながらも
めげずに生きる君の成長を見守ることが
私の1番の生き甲斐ですから。

 

 

 

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