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「素肌」で生きる選択肢
私は、肌が綺麗だから
塗らないでいられるわけじゃない。
私は綺麗な素肌ではないけれど
自分の素肌が嫌いじゃない、ただ、それだけ。
「すっぴん」って聞くとさ
すごく肌が綺麗な人が自慢気にしていたり
反対に、すごく美容に無頓着な人がしてしまう
ズボラなイメージもあるよね。
昔はみんな
ファンデーションもコンシーラーも
下地も日焼け止めも塗らずに
太陽の下を元気に過ごせたのに
人はどうして大人になるにつれて
「あたりまえの価値観」に蝕まれて
自分の魅力や個性を見失ってしまうんだろう・・・
あたりまえを
あたりまえに受け入れることが全てじゃないよ。
もっと自分の判断軸で
自分をもっと大切にしたらいいのに
人はどうして素肌を受け入れずに
「隠す」という行為でしか
自信を手に入れられないんだろう?
ファンデーションを
卒業するためのサロンが生まれて
私が5年前に自宅で開業したのは
「ORGANIC MOTHER LIFE」という名の
小さな小さなオーガニックサロン。
無理して大人になろうとする
そんな幼い私のクローゼットには
いつも黒い服しかなかったこと。
髪の毛も染め直す時間もなく
肌荒れを隠すためのマスクが手放せなかった頃の私。
そんな私は、夢だったウエディングの仕事で挫折して
縋るように行ったセラピーサロンで
美容業に初めて触れました。
異業種から転職し
3年間の雇われのセラピスト人生を卒業して
ひっそりと子育ての傍ら
開業したその場所には
このブログやSNSを見て
「私もファンデーションを卒業したい」という
人には言えない淡い希望を抱いて
素肌と向き合いたい人が毎月訪れていた。
何の実績も、何の資格もなかった
そんな無名の私のサロンには
ブログを通じて多くの人が共感し
同じ悩みと葛藤を抱いていたのです。
上着を着ることと同じように。
下着を身につけることと同じように。
毎日あたりまえに下地を塗って
日焼け止めを塗って
ファンデーションを塗ってしまう君に。
一体何のために
体を整える食事を意識して
一体何のために
肌を整える化粧品を使って
せっかく「綺麗」になる努力をした素肌を
毎日結局は隠してしまうなんて
何の意味があるんだろう、とさえ思っていました。
綺麗な人ほど
「自信」がないように思えたんです。
綺麗でい続けなくちゃいけないプレッシャーから
もっと綺麗になるために
ファンデーションに「依存」する・・・
「綺麗だから、塗らないほうがいいよ」と言っても
頑なに「恥ずかしい」という綺麗な人は
いつになったら自信を持って
素肌でも笑顔になれるんだろう、と…
ずっと女性たちが抱える
心の闇みたいなものに向き合い続けました。
まるで心理カウンセラーのように
女性たちの肌の悩みに向き合い続けたら
一つのことが分かってきたんですね。
もしかしたら
ファンデーションを塗ることに対して
「癖」になっているだけなんじゃないかって。
ご飯の後に甘いものが食べたくなる感覚と一緒。
女性たちの多くは
朝のスキンケアの後に
仕事に行く前に、彼と会う前に
「ファンデーションを塗るという名の習慣」を
ただただ、何の疑問も抱かずに
習慣的に塗っているだけ。
まるで服を着ることと同じくらい「あたりまえ」に。
素肌に自信がないだけじゃなく
「必然」のように塗っている女性たち。
…そうか、これは一つの文化で
そう簡単に変えられることではない。
メイクをマナーだと捉える会社もある。
でも、私は素肌で10年過ごしたが
「マナーのないやつだ」と素肌でいることを
指摘されたことなんてない。
綺麗だからじゃない。
私に会えば、きっと思います。
私は完璧な美肌なんかじゃないからね。
でも、結局は肌の綺麗度は総合評価だから
「なんとなく綺麗な人」でも
世の中はうまくやっていける。
でも、多くの人は素肌をそれでも隠そうとする。
「素肌でももっとあたりまえに楽しめる環境」を
作って行く必要があり
「素肌でも
もっとあたりまえにメイクができる方法」を作って
ムーブメントを巻き起こす必要があって
癖という名の習慣を変えるには
環境を丸ごと揺さぶられるような
そんなときめきとひらめきが交わった
画期的な商品や発信が必要なんだ、と気づくのです。
ファンデーションを塗りたい女の子なんて
本当は一人もいません
朝、眠たい体を奮い立たせて
冷たい水で顔を洗って。
スキンケアを10分以上かけて
肌に栄養素を与えてあげて。
忙しい朝でも欠かせないメイクの時間は
気になるシミやニキビ跡
毛穴やクマを一つ一つ手作業で
コンシーラーで「隠す」ことから始まります。
肌のくすみを隠すために下地を塗ったり
毛穴にも隠すために、しっかりと塗り込んで。
最後に、ファンデーションを塗って
肌をふわっと理想の色に近づけるために
纏わせるんだけど
それで、本当に
「なりたい自分に成れたんだろうか」と
不意に虚しくなった朝が
幾度となくありました。
日中に汗をかくたび
小さな手鏡が手放せなくなってしまった。
昼の限られた休憩時間に
トイレでメイクを直す時間が
かかせなくなってしまった。
夕方の食事に誘われても
メイク崩れが気になって
大きな口で素直に笑えない自分が虚しくなった。
「なんでファンデーションを塗るの?
塗らないほうがいいのに」なんて
デリカシーのない男性のお世辞のような
「まっすぐな本音」を僻みに捉えて
素直に「そうかな?」と受け入れられない自分が
虚しくって・・・
惨めに感じたこともありました。
もっと、もっと
自分の素肌が好きになれたなら…
毎日こんな無駄な時間を過ごすことは
必要ないのに
どうして私はいつまでたっても
自分で自分の素肌を隠すんだろう・・・
素肌で過ごした自分を笑われてしまうのが
「怖かった」だけ。
でも違和感を感じる人なんて
下手すれば3日もすればいなくなって
素肌でいることが「あたりまえ」になって
誰も気にしなくなるのに
その3日ですら
「怖くって恥ずかしい」と踏み出せない自分もいて。
どうしてだろう。
昔はみんな、ファンデーションもコンシーラーも
下地も日焼け止めも塗らずに
太陽の下を元気に過ごせたのに
人はどうして大人になるにつれて
「あたりまえの価値観」に蝕まれて
自分の魅力や個性を見失ってしまうんだろう・・・
私は、一体、どうなりたいんだろう。
「美しさ」の価値観
人によって
美しいも、綺麗も、価値観は違うこと。
綺麗になる努力と向き合ったら
自然とわかるようになりました。
シミが全部消えることが
シワが全部なくなることが
「美しさ」なんかじゃない。
誰と対抗意識を向けているのかな。
誰とだって比べなくていいのに人は
無意識のうちに「誰かより綺麗になろう」とする。
もうそんな価値観は捨てて
昨日の自分よりも、ちょっぴり綺麗になれる
そんな「ちっぽけな勇気」だけあれば
高級な美容液は必要ないのかもしれないね。
一緒に悩んで、一緒に向き合って
一緒に綺麗になる努力ができる関係性を
私はオーガニックビューティセラピストとして
大切にしてきたんです。
それは過去の私が
素肌を隠すことに依存して
ちっとも前向きに成れなかったことを
悔やんでいるから。
もっと1日でも早く
自分の素肌と向き合ってさえいれば
もっと多くの選択肢を持って
女性として自信を抱けたかもしれないのに、と。
素肌で、歌おう。
何故なら、あなたの素肌が一番美しいから。
私は、このメッセージを多くの人に届けたいのです。
同じように
素肌のトラブルに振り回されて
本来の「素肌を綺麗にしたい」という気持ちを
手放してしまいそうになった女性たちに
少しでも素肌で過ごす
大切な時間を取り戻してほしくて
私はメイクアップブランドを
今年の春までに発表します。
このブランドには
本来メイクアップに必ず存在するはずの
「ファンデーション」
「下地」「日焼け止め」が存在しません。
何故なら、隠す必要がないからです。
もちろん
今持っているファンデーションや下地と
組み合わせて使っていただいても構いません。
そこは、ゆっくりで良いと思うのです。
でも、もし、少しでも
「今日は休もうかな」と思えた日は
思い切って素肌で過ごしてほしいのです。
サンケアスキンセラムを
日焼け止め代わりに与えて
アロールートフェイスパウダーを
ファンデーションの代わりに纏って
様々な音を奏でるために生まれた
Arrowroot Ensemble という名の
メイクアップアイテムを用いて
少しでも「自分色」を楽しんでほしいのです。
メイクを楽しむことに
多くの知識や
多くのテクニックも必要ありません。
自分の素肌の色は
あなただけの「キャンパス」です。
あえて真っ白に塗りつぶして
周りと同じ色を纏う必要なんてないのです。
個性と向き合うことができれば
今後の人生で
多くのことを向き合う一つの自信に
なるかもしれませんね。
「たかが、素肌」と思っていますか。
でも、素肌に悩んだことのない女性は
ほとんどいないはずです。
ファンデーションも下地も日焼け止めも
塗っていない女性はほんの一握りです。
それが偉いとか凄いとかではなく
「ひとつの選択肢」として
私はこのArrowroot Ensemble を通じて
新しい美容習慣を提起します。
半径3メートルの小さな社会が
変わり続ければ
もっと大きなムーブメントに変わっていく。
私は、これからも一生
素肌を隠すストレスも
メイクが崩れるストレスも
何一つ感じないまま生きることができる
そんな私らしい「美しさの自由な習慣」を噛み締めて
もっと自分が心から豊かになれる人生を
この製品と一緒に創造していくのです。
坂田まこと
私の半生が自叙伝になりました。
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