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理想でも憧れでもない。
夢は「予定」だからこそ。

 

今回、オーストラリアまで来て
一番したかったことは
観光でも休暇でもない。

 

自分の「進むべき未来」をこの目で確かめたかった。

 

 

本当に留学するべきなのか？

本当にオーストラリアで良いのか？

本当にナチュロパスになりたいのか？

 

 

日本にて、指をくわえて待っていても
問いただせば、不安ばかり。

 

この目で見るまでは、信じられないこともある。

 

そして、仕事ばかりで
自身の勉強に集中できなかった三年間。
娘の将来についても集中できなかった三年間。

親として情けないくらいに
「生きること」に必死だった三年間。

 

そろそろ、娘との時間、そして自分の成長

そして、オーガニックマザーライフという会社の成長と
向き合いたい時が来たんです。

 

がむしゃらになって働くのは、悪いことじゃない。

 

オーガニックマザーライフには
どんどん素敵なスタッフやお客様が育ってる。
私がいなくても、お店のことを想って
必死に考えて悩んでくれる同志がいる。

それは、当たり前なことなんかじゃない。

奇跡みたいなもんだ。

 

 

雇ったら、みんながみんな
お店を愛してくれるわけじゃない。
中にはお金だけのために働く人もいるだろう。

 

 

決して悪いことではないけれど
私はそれらを受け入れることはできなくて

一緒にオーガニック業界で
高め合える戦友でいたいと、そう思うの。

 

 

中には
私と一緒の立場になって、悩み、考えて
行動してくれる仲間がいる。

 

だからこそ、2年半かけて
もっと仲間を増やしていこうと覚悟したし
もっと家庭や子育てを大切にしようと、心に決められた。

ずっと同じ働き方を続けられないことを
女性は覚悟していなくてはいけない。

 

最後は、自分で自分の未来を守れるくらい
たくましく生きていく必要があるからだ。

 

 

私が学びたい
「ナチュロパシー/自然療法」とは？

 

ナチュロパシー/自然療法とは
病院に行き、お薬を頂く現代医療とは異り
本来からだが持つ
『健康になるとする力＝自然治癒力』を高めることで
治療する自然療法をさし

世界中で「代替医療」として用いられています。

 – SSNT キャンパス –

 

失われた体のバランスを回復させ
健康を確立、維持する事が目的であり
また、体のバランスを保つことで病気の予防にも繋がります。

 

ただ、西洋医学を
否定するわけではありません。

 

私は、昔、母の仕事に憧れを抱き
看護師を目指したこともありましたが
薬への抵抗が強く、あまり好きになれない一面もありました。

ですが、セラピストになり
自身の子育てやアトピー
過食、多動症と向き合う中で
「心身の健康を保てるセラピスト」でありたい、と

本質の高いトリートメントを行う
オーガニックセラピストへと進みました。

 

 

でも、「学校で学びたい」というコンプレックスは拭えず
立場が上になればなるほど
自分の中で抜け落ちた学歴が
足元をすくうようになりました。

 

 

これでけビジネスを発展させていると
「今更学ぶ時間が勿体無いよ」なんて、言われることもあります。

でも、私は、稼ぎたくて、有名になりたくて
この仕事をしているわけではありません。

 

 

自分の中で「生きる自信」が欲しかった。
ただ、それだけ。

 

 

 

誰かに認められ、愛され
「あなたがいて良かった」と
心から必要とされたかった。

 

生きていれば
当然の「存在価値」を自分自身で認められなくて

若くして親になった私はダメなやつなんだ、という
その想いが

これだけ仕事が発展しても
どこか悔やみ晴れず
「何をしたら晴れるのかな」と悩んでいた頃
この渡航を決めたのでした。

 

 

自分自身に、絶対なる判断力と診断力が欲しい。

人間の心と体と皮膚を知って
もっと正確で明確な診断技術を身に付けたい、と。

 

もっと自分の知識を増やして
もっと自分の技術に自信を持って

最高の状態で、人を癒し、治し
そして日本で新しいナチュロパスの学問を
広めていきたいと。

 

 

私の夢は実に具体的で、明確です。

 

「あぁ、私もナチュロパスになりたい」と
憧れだけを口先で
ただ呟いているわけではありません。

 

やるからには、やるのです、何としても。

 

目指すは、中学または高校進学問わせて
まずは１年〜２年の短期留学です。

まずは語学から、高めなくてはいけませんね。

 

出発の半年前には
まずは大学を決め、エントリーし
許可が下りたところで
親子で「学生ビザ」を取得します。

今は、扶養家族で、娘の学生ビザが取れる州もあり
半額の学費になるなど待遇がある場所も。

 

シドニーの方が圧倒的に日本人が多いといいます。
学生さんも、住んでいる人も、日本人コミニュティも。

ディプロマを取得するには１年間。
バチュラー（大学卒業/学士号）を
取得するにはさらに3年。

 

まだまだ日本での仕事も落ち着かないため
まずは、１年間がリアルだと考えています。

 

私は年間160万円くらい。
娘は年間75-100万円くらいの学費がかかります。
（中学の義務教育期間内でも）

家賃は15−20万円は、覚悟しなくてはなりません。

大学の就学金を申請する手もあります。

 

 

語学力は、日本でまずは
「アイエルツ4.5」までは
最低でも取得する必要があります。

 

– ディプロマだとアイエルツ5.5 –
– バチュラーだとアイエルツ6.5 –

私は、この機会に
中学一年から高校三年学び直すことに。
そして、アイエルツの学校に週一通うことに。

 

単語と文法を、徹底的に習いなおすこと。

 

 

ゴールが決まると、行動できる

 

2年半の私の生き方が、決まった気がします。

 

 

– ナチュロパスの使命 –

1. Healing power of nature (vis medicatrix nature)
・自然治癒力を引き出し高めること
2. Identify and treat the causes (tolle causal)
・症状を抑えるのではなく、根本にある原因を探し出し治療すること
・自然治癒力の働きを邪魔しているものを取り除くこと
3. First do not harm (primum non nocere)
・まず第一に、クライアントに害を与えないこと
・最小限の治療と関与で、クライアントに過度な負担を与えないこと
・治癒をしようとする過程である「症状」を対処療法的に抑えないこと
4. Doctor as teacher (docere)
・治療を行う者は教育者であること
・自分の健康に責任を持てるよう、クライアントを導くこと
5. Treat the whole person (tolle totem)
・クライアントは、物理的、心理的、感情的、遺伝的、環境的、社会的、精神的な総合体
・その全体象を対して、治療にあたること
6. Prevention (preventare)
・病気の予防と、ウェルネス（肉体的・精神的に健康である状態）の促進

 

 

次回は、2月。私はまたここに戻ってくる。

またね、メルボルン。

明日から、シドニーへ渡ります。