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「悔し涙」の意味
昨日の夜
なんだか娘ちゃんが
元気がないもので少し心配だった。
友達の喧嘩?かなと
そんなことを考えて
寝室で横になっていたら
手に一枚の紙切れを持って
「まま、あのね。
約束守れなくてごめんなさい。」
と、そう言うので。
目頭いっぱいに涙を溜め込んで
言うものだから
あれれ?何があったんだろう、と。
「わたし、がんばったの。
宿題もわすれないようにしたし
掛け算もなんどもれんしゅうしたの。
でも、わたしだけ
通知表に、にじゅうまるがなかったの。
ままに約束したのに、ごめんなさい。
みんなたくさんあったのに
わたしだけなかったの。
さんかくがあって、くやしかった。
がんばっても、ダメだったの。
ごめんなさい、まま。」
小さな肩を震わせながら
言うものだから
私まで泣けてきちゃってね。
〈悔しい〉
その気持ちが、あなたを強くする
珍しく塩らしいことを言うので
私も胸にじわっと来てしまって
泣いてしまいました。
悔し泣きをする娘をみて
私も
悔し泣きをする日が来るなんて・・・ね。
たしかに
少しでも苦手な算数、頑張ろうね!って
一学期に約束はしたけれど
そんなにすぐに
出来るようになるものじゃないって
わかってた。
だから、娘ちゃんなりに
勉強してるのも分かってたし
他の子と比べる必要なんてない、って
私は、そう思ってたけれど。
いつまでも子供じゃない。
娘の気持ちの中にも
ちゃんと〈悔しい〉という気持ちが
育っていたみたいです。
普段、怒られて泣くのとは違う。
〈悔し涙〉。
たとえ10歳でも、悔しくて、涙するんです。
まだ赤ちゃんだった頃は
ただただ泣いて
ただただ寝ていただけだったのに
私の分身のようなこの子が
どんどん知らぬ間に
体も心も成長していく。
隣でニコニコ笑ったり
影で悔し泣きしたり
ちゃんと「生きてる」。
「そうよね、そうよね。
悔しいよね。
大丈夫、諦めないための△だよ。
充分に頑張ったよ。」
頑張ったのに、認められない気持ち
私も小さな頃に何度も経験した。
その度に、悔し涙を流した。
10歳のとき
1人だけ数学がついていけなかった時も。
12歳のとき
初めて好きな人に振られちゃった時も。
17歳のとき
家を出なきゃいけなくなった時も。
19歳のとき
子どもがいて働けない現実を知った時も。
22歳のとき
したいことが何もできなかった時も。
25歳の時
前の主人とお別れした時も。
そして、娘をたくさん泣かせてしまった時も・・・
私の〈悔し涙〉は
私をたくさん成長させてくれた。
悔しいという想いが
私の〈原動力〉だった。
18歳でお母さんになった時
SNS上でキラキラする
友達たちを見て
羨ましくて仕方なかった。
そして、悔しかった。
あなた達は、自由で、なんでも出来る。
お母さんになった私とは違う。
「明日やろう!」がすぐ出来るのに
小さなことに悔やんでばかり。
それは何故?
それすらも、すごく羨ましいと思ってた。
私は何もかも、やりきれないのに!と
悔しくて悔しくて悔しくて。
私は若いのに、健康なのに
親になったからこそ
「明日やろう」がすぐできない。
悩む時間なんていらないから
チャレンジして
努力できる時間がもらえたなら
どれだけ幸せだったことか。
でもいつしか、悔しい気持ちは原動力となり
私の中の沢山の〈できない〉を
〈あなたならできる〉に変えてくれた。
だから、今の私があるよね。
「悩む時間」があること。
それはすでに贅沢なことだってこと。
明日やろうが出来ない人もいる。
努力しても報われない人もいる。
悩む時間があって
やりたいことがすぐ出来ること。
それがすでに、限りなく幸せなこと。
無限の可能性が広がっていること。
私たちは、知っています。
娘ちゃんの幼いながらも
見せてくれた〈悔し涙〉は
これまで私が感じてきた悔し涙と同じくらいに
大切な気づきなると、感じるの。
世の中には
頑張っても報われないことなんて
いくらでもあります。
私だって
若くして、しかも
お母さんなのに起業なんてしたもんだから
周りから心無いことを、何度も言われたよ。
しまいには
グーグル検索の名前の後に
〈ネグレクト〉なんて
ありもしないこと検索されていて
悔しくて泣いたこともあった。
〈私の何が分かるんだ!〉と
腹を立てて悔し泣きをしたこともある。
同時に
親として私は間違ってたんだろうか?と
怖くなったこともあったし
自信なんていつも無いようなものだった。
でもその度に
たしかに、前に、進んでた。
悔しくて泣いていても仕方ない。
だったら、行動して
周りの目を変えていこう。
10代で親になった私は
何もしないことが、嫌だったの。
前に歩けるのに、歩かないのが嫌だったの。
悩んでばかりで、悔やんでばかりで
前に進まないことが
本当に、嫌だったの。
前に進めるなら
どれだけ嫌なことがあっても
障害や弊害があっても
「私は前に進むんだ!」って
自分で自分の背中を押してきた。
娘に伝えたかったこと
世の中にはね
努力をしても報われないことが
沢山あるよ。
私も本質の私を見てもらえなくて
何度も悔しくて泣いたことがある。
でも、その度に思うんだ。
「悔やんだり悩んだりする時間よりも
努力する時間の方が大切」
ってこと。
勉強なんてさ
本当はね、出来なくてもいいんだよ。
ままだって
覚えていないこと、たくさんあるよ。
でもね。
大切なのは
大人になった時に
「あのとき、頑張っておけばよかった」って
〈後悔〉しないこと。
失った時間は、もう戻らない。
〈努力の仕方〉を知らないで大人になることほど
怖いことはないって事。
それだけは、あなたにも知っていてほしい。
「努力をすれば、私も出来るんだ」
という達成感は
大人のになった時に
沢山の自信をくれるよ。
ままが、そうだったからね。
取り返せないのは、〈時間〉の方。
時間ほど、無駄に使っていけないものはないの。
失敗や苦労は
どれだけでも取り返せるから、大丈夫。
私はあなたを18歳で宿した時
恥ずかしいけれど
親になったこと、少しだけ怖かったの。
キラキラしてる友達が
羨ましいと、なんども思ったの。
お母さんには
私は向いていないんじゃないか?と
後悔したこともあるの。
でもね。
あなたがどんどん大きくなって
私のお腹にいたあなたが
1人の人間として変わっていく姿を見てね
嬉しい。幸せ。有難う。
そんな気持ちが芽生えていって
あなたといっしょに
人生をもう一度楽しめる幸せを
感じるようになった。
初めての散歩。
初めての学校。
始めての運動会。
始めての友達。
あなたの〈初めて〉は
お母さんにとっても〈初めて〉だったの。
2倍の人生を
一緒に楽しめる子育てって
なんて豊かな、幸せなことなんだろう!って
今は悔やんだことも、迷ったことも
良いことばかりだったと
そう思えたの。
大人になったときこそ
大人になったとき
〈あの頃、努力しておけば〉と
思うのだけは、やめてね。
将来、やりたいことができた時に
できないほど
悔しいことはない。
私はお母さんになったあ後
人の10倍努力して
勉強したし、遅くまで働いた。
そのおかげで
沢山の自信をもらったよ。
〈あの日あの時
お母さんになってよかった〉と
心の底から思えるようになったのは
悔しい気持ちをバネに
努力し続けたから。
そして、あなたがいてくれたから。
努力したら、必ず報われるわけではない。
だけど、報われた人はみんな
努力をしてきた人。
小学生のあなたが感じられることは
まだまだ少ないと思うけれど
大人になってから
本気で〈悔し涙〉を流すくらいなら
今、たくさん、泣いておきなさい。
まだ私が側で
助けてあげられるうちに
たくさん悔し泣きして、努力をしなさい。
必ずその努力を認めてくれる
仲間や友人に出会う。
新しい居場所が、ちゃんとできていく。
私はそれまで
一緒にあなたと悔し泣きをしてもいいと
思ってるよ。
がんばろうね。
悔しいという気持ちを、忘れないでね。
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