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自然と涙が溢れてくるような
〈最幸〉のトリートメントをしよう

 

 

本当に気持ちがいいと
自然と涙が出てくるんだ。

 

 

昨日はね
土曜日に結婚式を迎える
スタッフの葉子さんのために

ブライダルフェイシャルをさせてもらいました。

 

身内へのトリートメントは
どこか照れ臭くて、緊張して
私もドキドキしてしまったんだけどね。

 

 

1年間、沢山支えてくれた感謝の気持ちと
少し寂しい気持ちが入り混じって

フェイシャルの途中に
いろんなことを思い返してしまったの。

 

終わった後に、本当に幸せな気持ちになって
全力を出し切ったので、尚更
すごく満たされた気持ちになって

「あぁ、私はセラピストとして
トリートメントを受けるより、する方が
やっぱり好きなんだなぁ」と感じて。

 

 

 

トリートメントの途中に・・・

 

 

トリートメントの途中
リズムを掴んで
手が勝手に動いて、体が揺れ始めると
目を閉じていても手が気持ちよく流れ始めて
頭の中が真っ白になった。

 

究極に集中すると、何も考えられなくなる。

 

目を閉じたまま
手のひらから伝わる熱を捉えながら
輪郭を自然に捉えると、手が躍動した。

 

私自身がこんなにも心地が良いのか、と
驚いてしまうくらい
手が吸い付いて離れなかった。

 

「セラピストでいて、良かった」

 

こんなにも想いを込めることができた
フェイシャルトリートメントは
本当に久しぶりで

彼女は
どんな風に感じたかは分からないけれど

私はすごくすごく気持ちよくて

「セラピストでいて、良かった」と

この仕事で生きていける幸せを
トリートメントを通じて
感じることができたんだよ。

 

 

終わった後にね

「手のひらにずーーっと包まれている時間が
すごく長く感じた」と言ってくれて

「さすが師匠です」と言っていただけて

 

セラピストとして一年間
何か彼女にとって得られるものを
師匠として伝えられたんじゃないか、と
やっと自信が持てたような気がして

トリートメント中にも、泣きそうになってた。

 

 

苦楽を乗り越えてきたからね。
もう、「ありがとう」の言葉だけでは
足りないくらいです。

 

手のひらからどれだけの有難うが
伝えられたかは分からないけれど

こんなにも気持ちがいいなら
何度でも一セラピストとして
お手入れしたいと思うくらいに

昨日の施術は
私の「何か」を変えてくれた気がしました。

 

 

「愛情がこもる」
最高のサービスが生まれる

 

どんなこともそうだけれど

「愛情がこもる」と
最高のサービスが生まれます。

 

そこに決まった定義はなく
自由で、軽やかで、その人らしい
オリジナルが溢れてる。

 

私がセラピストとして「数より質」と決めてから
予約を月30件までに留めているのも

一人一人に
これだけの愛情を注げない限り

私が幸せになることはないし
いつまでも満足いくことはない。

そして、お客様にも、それは伝わっていくからこそ

私は数より質を大切にしたくて
セラピストとして独立したんだ。

 

 

その気持ちは、四年経った今も
何一つ変わっていないことに
気がつけて、本当に良かったと思う。

 

 

こんなにも喜んでくれるなら
身内にこうしてプレゼントするのも
悪くないなぁ、とつくづく。

 

明日、彼女が綺麗な花嫁さんになると思うと
胸が苦しくなるくらい、嬉しいよね。

人に幸せそうな顔を作れることが
セラピストとしては、こんなにも満たさせる。

あぁ、本当にいい仕事だよ、幸せすぎる。

 

沢山のお客様に
支えられているから

 

この仕事がこうして続けられるのも
「ありがとう、まことさん」と言ってくれる
沢山のお客様に支えられているから。

 

私一人では
この仕事を続けることは
できなかったよ。

 

やっぱり、お客様が、私の全てでした。

 

 

これからも
自然と涙が溢れてくるような
最幸のトリートメントをしよう。

そして、それを、伝えていこう。

最後に・・・

 

葉子さん、ご結婚
本当に本当におめでとうございます。

 

そして、一年間
いえ、出逢ってから三年間
未熟な私を、沢山支えてくださり

本当に本当にありがとうございました。

 

 

May your days be good,
& long upon the earth.

二人の長い人生が
素晴らしいものであります様に