昨日のブログの続きです。
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ファンデーションをつけないことは
素肌にとっては当たり前のこと?
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化粧品を使わなきゃいけない!なんて呪縛は
本当は必要ないってことを、知ってほしい。
セラピストをしている私は
誰よりもシンプルで、適当なスキンケアをしています。
素肌にとっては
どんな化粧品の油分や水分よりも
自分の身体の中にある油分と水分の方が
身体に合うことは当たり前です。
ケミカルコスメに含まれるたくさんの界面活性剤を含む
化学成分は
素肌にとっては、もはや【異物】に近いよね。
どれだけ栄養価の高いものをつけるか…
どれだけ効果的なものをつけるか…
その思考でのスキンケアを
まずは卒業してみよう!
大切なのは
【どうすれば自分の皮脂が出るようになるか】
つまり、肌トラブルの8割の原因を占める
「乾燥」さえ改善すれば
大体の肌トラブルが解決することは間違いなくて
【ダメージの軽減】
【洗いすぎ、つけすぎ、触りすぎをやめる】
【化学成分によるリスクの回避】
ここが最も大切です。
つまり「素肌を傷つけないスキンケア」さえ続ければ
必ず素肌は自らの恒常性で
自然に元に戻っていくの。
ゆっくり、ゆっくりね。
数年悩んだ素肌のトラブルが
たった数日で良くなることなんてないよ。
スキンケアには「辛抱」だって必要。
洗いすぎたり、つけすぎたり、触りすぎれば
たちまち素肌のターンオーバーや恒常性は乱れ
元の形に戻らなかったり。
だからこそ、素肌は「放っておく」くらいの感覚の方が
健康的に綺麗になれるはず。
実際に、スキンケアに無頓着で
何もしてない人の方が綺麗なことが多いのは
「スキンケアによる肌荒れ」をしていないこと
「素肌のバリア機能が正常」なことにある。
「足せば治る」「重ねれば治る」スキンケア思考は
日本ならでは!
ヨーロッパなどはもっとシンプルなんです。
オーガニックビューティセラピストとして
活動する私のスキンケアも
きっと誰よりもシンプル。
朝は顔をゆすいだら
ライスキャリアオイル1滴とローションをつけて
最後に仕上げのBLUME オイルを重ねるだけ。
下手したらローションを忘れて
オイルしか保湿に使わないことも。笑
それでも「大丈夫」なら「大丈夫」
だって素肌は、十人十色。
みんな同じスキンケアで
健康に、綺麗になることなんてほとんどないのですよ。
ちなみにね
原価率でいうとケミカルコスメは、10%以下
つまり90%以上が
宣伝費や人件費、パッケージ費などに使われる。
宣伝費が莫大にかかる大手のケミカルコスメは
原価率がなんと1%以下の場合も。
(某メーカーは綾瀬はるかさんにいくら払うのかしら…)
それに比べて
オーガニックはなんと20%、倍です!
支払った分だけ価値が還ってくるの。
これを見て、どっちも少ない!と思った人もいるよね。
だったらスキンケアも卒業するくらいの勢いで
素肌を健康にしてしまえばいい話。
スキンケアに頼らない生活も
いつか必ず必要になるから。
そして、人は植物のフィトセラピーとよばれる
フィトケミカルを、体内では作れない。
(抗酸化作用、つまりアンチエイジング成分)
この地球に生まれた植物の力をとり入れないと
私たちは生きていけない。
医療や美容が進んでいるようで
未病で苦しむ人が増えてきたのは、なんでだろう?
そもそも化粧品っているのか?
お肌ってなんなのか?
その疑問に私は
ここ数年で行き着くことになる。
だからこそ、肌は「臓器」と捉えるように
私はしています。
肌の機能は
保護、排泄が主な役割。
60兆の細胞から成り立ち、水分が60%を占める。
その水分の「蒸発」を防ぐ。
2割の水分が蒸発したら、人は生きていけない。
でも肌は、そもそも乾燥しないようにできている。
植物も、生き物も、肌のない生物はいない。
爪だって肌が角化したもの。
身体の中では最も大きく、全身を覆っている肌。
「保護」の役割が大切なんですね。
肌は、皮脂と汗で皮脂膜を作って保護している。
殺菌、免疫、防御している。
フケやアカは、嫌いですか?
という質問があるけれど、私はもちろん好き。笑
フケには、実は抗菌ペプチドが含まれていて
殺菌作用がある。
肌の上では、戦闘部隊なのである!
ターンオーバーをして、最後に角質になるとき
死んだ細胞が壁となって守ってくれている。
フケやアカは守り神ですね。
流れていったらお疲れさま、と労うくらい大切。
便だって同じよ。
食べたものは15%ほどで、あとは腸の内壁や細胞が排泄されている。
腸も内皮ですから。
ターンオーバーが短いので、どんどん排泄されてくるから
いい菌が多ければ多いほど、臭わないはず。
菌さまさま。菌は大切にしないといけませんね。
身体の働きそのもの、つまり
「排泄」して「再生」する機能さえ整えば
素肌は健康になれるはずなのに….
毎日これだけの細胞を流していても生きていけるのは
それだけ毎日たくさんの細胞を作っているからです。
防御は、皮脂と常在菌が担っている。
皮脂は油です。
油がないと細胞膜を作ることができないよね。
皮膚は、その生命体の「枠」であり
その生命体の形を作っているの。
人は進化の最先端にいるからこそ
まだまだ未知なるトラブルが多いのも現実。
お肌としては「余計なものを入れないでほしい」し
「大切なものを取らないでほしい」
これがシンプルな
オーガニックスキンケアの鉄則と
どうか知っていてください。
化粧品で白斑被害がおきた時
「まぁよくここまで効くコスメを作ったもんだなぁ」と
効きすぎたことに、逆に感心したことを覚えています。
基本的に「効くコスメ」は医薬品に限られます。
効くって言葉自体、とても曖昧な定義で
もし化粧品を使って肌が綺麗になっても
それは「化粧品の力」であって
その人の自然治癒力や自己回復力ではないから
化学反応で
良くなったように感じるだけで
本来の肌は「良くなってはいない」という現実がある。
そもそも普段のスキンケア習慣が
「素肌のための努力」というよりも
「とりあえず化粧品に頼る」ことに変わりつつあるよね。
オーガニックスキンケアは
素肌本来の生理機能を蘇らせるための
ファーストステップと考えて。
だからこそ、できるだけコスメをシンプルにすること。
◾️皮膚刺激の強い界面活性剤入りのクレンジング料
◾️紫外線吸収剤入りの落ちない日焼け止め
◾️添加物だらけの乾燥するファンデーション
このどれか1つでもやめるだけで
何かが変わるはずだよ。
さて、ここまで読めたなら
あと足りないものは「ちっぽけな勇気」だけね。
やるか、やらないかはここにも通ずる。
変えようね、自分の素肌は、自分の努力で。
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