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心が喜ぶ食事法を。

 

私は、オーガニックカフェやレストランに
あまり行くことはありません。

理由は、家で作った方が満足するからです。

 

 

そんな事を言うと
怒られてしまうかもしれませんが…

“オーガニック”や”無添加”な食事というと

大豆ミートや、豆類や
揚げない、とか、焼かない、とか
ローフードや、スーパーフード…

 

「The 健康食」と言う
言葉がピッタリ合う
ストイックなオーガニックランチや料理が

私はあんまり好きじゃないのです。

 

 

 

20代前半
子供のことやダイエットに夢中になり
マクロビをしていた頃ありましたが

頗る体調が悪く、過食と拒食
下剤などまで服用するほど合いませんでした。

 

 

「健康的過ぎる食事は
オプティマルヘルスじゃない」

そう気づいたんですよね。

 

 

オプティマルヘルスとは
【心身ともに健康な状態】のこと。

 

日本国における
オーガニックな食事は無理があり

いえ、そもそも日本食は
長寿食であり素晴らしいのに。

 

海外の食材や情報に左右されて
環境や年齢、健康状態に合う食事を
作れるようになれば

こんなに味気ない。
こんなに美味しくない。

 

海外に憧れてばかりの
オーガニックカフェのサラダなんて
食べなくたって良いのにな…、と。

思うようになったんですね。

 

 

美味しくなかったんですよ。

心が満たされなかった。

 

 

だから私は
自宅に沢山のオーガニック調味料を買い込み
買い置きのインスタントや
お菓子を買わなくなりました。

 

お米、調味料、飲料、乾物、冷凍物。
その全てに投資をして
変えた時期がありました。

 

外食で食べる
オーガニックランチは高いだけで
私の心は健康的にいつもなりませんでした。

 

だからこそ家で
好きな味付けで
好きな料理を

好きなように作るようになったんですね。

 

 

例えばオムライスだって
平飼いの卵に
有機の白米と雑穀を少し混ぜて
新鮮なオリーブオイルを使えば良い。

オーガニックのケチャップやマヨネーズは
一つ500円もかかりませんよね。

 

 

味気ないオーガニックランチに
3000円も払うなら

私は家族で食べる料理に使うお米や調味料に
3000円を投資したいのです。

 

 

唐揚げだって
親子丼だって
どんな料理だって…

家にしっかり食材と調味料を厳選しておけば
好きな料理と味付けを楽しめます。

 

 

 

やっぱりご飯は
「美味しい」から健康的になれる。

 

 

ストイックなオーガニックな暮らしは
周りを苦しめるし、自分の思考も苦しめる。

他人や家族に強要するなんて

言語道断だと思います。

 

「オーガニックな素材を選び
食べられる幸せを知りたい」と、

添加物が含まれない
調味料の良さやコツを掴めば

フムスのサラダを食べなくても
大豆ミートの唐揚げを食べなくても
「普通の家庭料理」で

家族は幸せになれます。

 

 

私はいつも旅行先（ワーケーション）では
好きなもの食べていますよ。

 

 

食事前にイヌリン
（有機アガベ由来の食物繊維）を摂ったり
一口30回噛んでしっかり唾液を出して食べたり
それくらいは気にしますが、

一番会話を楽しみながら
笑いながら食べてます。

 

 

地域の声や風の音を聞くんです。
頭でっかちな無添加生活なんて
窮屈なだけです。

 

旅先では郷に染まればいい。

 

 

家に帰ってまたいつも通り
好きな自然派家族ご飯を食べて
整えられるんですから。

楽しく”選択”できると良いですね。

 

オーガニックな食事はもっと楽しく
そして美味しくあるべきなんです。

坂田まこと