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ORGANIC MOTHER HOUSE®︎
植物調合美容研究所が生まれた物語

 

宮崎県産国富町にある
ORGANIC MOTHER HOUSE®︎
– 植物調合美容研究所 –は

株式会社オーガニックマザーライフの自社工場です。
@organic.mother.house.project

オーガニック専門化粧品工場/OEM

 

 

この化粧品工場建設が始まったのは
紛れもなく
コロナがきっかけにありました。

 

はじまりのとき

 

 

コロナが日本に蔓延した時、私は29歳…

 

コロナがきっかけで
エステサロンは全店休業を余儀無くされ

働くお母さんたちの大半は
離職したあの時期…

 

サロンに残った私はひとり、

「今の私に出来ることを挑戦したい」と
胸に何かを誓ったわけです。

 

 

 

知り合いの有機農家に尋ねるように
初めて宮崎県の土地に降りた２０２０年６月。

そこで私はこの家と出逢いました。

 

 

 

まだ美しいまま放置された
宮崎県産のスギで出来た
とっても大きな平屋の一軒家が、ぽつん。

 

住宅街のど真ん中に
1000坪を超える放置竹林を背負って
６年以上も取り残されていました。

 

 

そこで私は
その土地と建物を購入し

知人に依頼をして
オーガニック化粧品専門の自社工場の建設へと
駒を進めたのです。

 

 

その”大きすぎる挑戦”をしたきっかけの一つに

当時の同業者からの
誹謗中傷がありました。

悪い噂を流されて関係者を切られてしまったり
最後は依頼していた化粧品OEM先さえも
関係を遮断されてしまった…

 

「悔しい」

– それ以上でも以下でもなかった。

 

 

その頃の私は少し心に闇を抱えていて

何をするにも臆病になり
いつ誰に噂をされているのか分からず怯えてばかり…

 

 

 

“こんな私は本当のわたしじゃない”

 

そんな時私は
宮崎で出逢った「あの一軒家」を思い出し
初めて公庫でお金を借りて
購入したのでした。

 

 

その頃に書いた
「事業企画書」があります。

 

当時通っていた渋谷のレンタルオフィスで
毎日毎日その事業企画書を作り直していました。

 

ここに何を建てよう。
ここで何を作ろう。

どんな物を作り、どんな人を雇おうか。

 

それはまるで「物語作り」のようでしたね。

 

膨らむ妄想を整理するように資料を書き連ねると

それはブログ100記事近く、資料は30枚を超え

誰が見ても「これは面白い！」と
その未来や物語に
共感されていくことが増えていきました。

 

 

 

最初は誰もが
「無謀だ」と酷評したプロジェクトでも

私がほぼ毎日書き続けた
未来構想図であるブログや企画書
SNSによる日々の発信を読んだ人たちが

日に日に、一人一人と
支援者が増えていく。

 

「最初はひとりだったし
孤独だったかもしれない。

でも強い意思を持って突き進めば
必ず後で人は着いてくる」

 

確かな根拠は無かったけれど
そんな私の元にはたくさんの人達から

“私もここで働きたい”と
SNSを通じて連絡が届きました。

 

 

そこで出逢った
今の所長の右下や工場長の林田には、
今でも言葉にできないほどの
感謝と尊敬があり

阪神梅田店を立ち上げた後
夫婦で宮崎に移住して

薬務担当を担ってくれた村田には
その覚悟と想いに自分さえも突き動かされます。

 

 

「もうひとりじゃない。」

 

それが何よりも心強かったんですよ。

 

 

 

2020年に
「化粧品製造販売業許可」を取得

 

2020年に
「化粧品製造販売業許可」を取得。

その翌年「化粧品製造業許可」を得た私たちは

ヨーロッパのオーガニック認証団体
「コスモスエコサート」の
オーガニック認証も化粧品工場としても
取得申請を行いました。

 

 

やるからには”徹底的にやる” — それが私。

 

 

夢や理想は掲げるだけでは
成し得ない自分に絶望するだけだし
出来ることなら夢は毎日叶えたい…

到達したい夢や目標は
このブログに綴り続けたのです。

 

 

その気持ちを”原動力”に

 

私は1年間、
知人からオーガニック化粧品開発のコンサルを受け

植物から化粧品原料を作り、処方を組み
製品化するまでの
全てのプロセスを学びました。

 

 

初めて見る計算式に
何度も頭を抱えたけれど…

“自分でオーガニック化粧品を作れる”ことが
とにかく楽しくて、楽しくて
仕方がありませんでした。

 

 

 

“私にだって出来るんだ”

出来ないと笑った人たちを見返したい。

過去の自分にもう負けたくない…

 

当時はそんな気持ちで
頑張っていたのだと思います。

 

 

 

そうして集まった仲間たちと
少しづつ設備を増やし

経験を肥やし
失敗を成功に繋げて
作れる化粧品も次第に増えていきました。

 

 

最初は10種類もなかった自社ブランドは
今では100種類を超えています。

 

「季節を感じられる日本産の植物化粧品」
を作るために

季節ごとに集まる素材で
毎月のように新商品を発表してきた私たち —

 

それもこれも
自身の経験から感じた
“オーガニック化粧品業界への違和感”を
払拭する挑戦でした。

 

 

とにかく私は
誰の道でもなく
「私の道」を進みたかったんですよ。

 

前例を覆したかった…

 

私は違う、と証明するために
女性でも子供がいても出来ることを
私を置いていった社会に認めさせたかった。

 

 

 

そんな私の挑戦は
今年で丸4年を迎え、

この期間に自由が丘の新店舗にも
化粧品工場を建設。

 

まだ私の挑戦は始まったばかりです。

 

 

#坂田まこと
#オーガニックマザーライフ

 

 

 

 

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