昨日は娘と毎月恒例
山梨県 固定在来種農家のカルタファーム
パーマカルチャー ならぬ
ファームスクールへ。
自然栽培の農業体験を
娘と毎月行くのが楽しみになっています。
子供らしく野菜嫌いだった娘も
すっかり彼の影響で野菜に慣れてきて
食べられるようになってきました。
今度は野菜を作ることで
楽しさを知ってほしい。
子どもがいるご家庭には
絶対にしてほしい体験です。
駅は山梨県、石和温泉駅から車ですぐ。
足湯最高です。
カルタファームでは
化学肥料や農薬を一切使用せず
夏井秀和による独自の農法(自然栽培)で野菜を育てています。
安心して楽しく健康的な野菜を作ることが
出来るように指導してくださいます。
家族のようにあったかいスタッフのみなさん。
もはや、家族のようです^ ^
将来、農業をやってみたい!!!と考えている方や
野菜を作ってみたいけど
いきなり1人では出来ない。。。という方は
途中参加も出来るようなので
良かったら畑でお会いできますのを
心より楽しみにしておりますね!
何より自然の中で
走り回れるのは嬉しい!!
毎月の楽しみになりました。
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パーマカルチャーは
伝統的な農業の知恵を学び
現代の科学的・技術的な知識をも組み合わせて
通常の自然よりも高い生産性を持った
『耕された生態系』を作り出すとともに
人間の精神や、社会構造をも包括した
『永続する文化』をかたちづくる手法である。
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今回のファームスクールは
最初は座学から始まりました。
畑の中にテントを広げて
昨日学んだことは…
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1、日本人が最初に作った栽培作物は
「ひょうたん」
縄文時代から。
日本には元々ないので、アフリカから渡った。
すいとう、七味に、海を渡る時のうきにも使われる。
2、日本の種屋の数は戦後3000件あったが
今は1000件以下ほどしか残っていないそう。
種はグローバル化して、海外の種が使われるように。
今の日本は1000件以下に。
だからこそ、固定種を大切にすることは必要。
日本の種のカタログには、9割FI種(ハイブリッド)
フランスの種のカタログには、8割が固定種の種を扱っている。
日本は知識が無さすぎるだけで
種を大事にしていない訳ではないんだけどね。
3、固定種の種は発芽する時、バラツキがある。
バラバラに発芽すると、
日照りが続いたりする年に強くなる。
バラバラ、後々出てくると生き残れるんですね。
ただ、一気に出来ないので出荷しにくい!
形にもバラツキが多くなります。
4、種子にも寿命が有ります。
短命種子は人参。
レタスは2年くらい。3年経った種は発芽が悪い。
長命種子はナスやピーマン、トマトは四年以上。
雑穀は10年くらい持つ。
6、トマトの種の数は、なんと100個も!
構造が同じなので小さくても同じくらい。
スイカは、800粒。
イチゴは、500粒も種が!
不思議だけど、種を私たちは食べてる。
イチゴ1つで500粒も種を食べている。
米は稲穂に3000粒。
(F1種・ハイブリッドだと一穂105粒と決まっていてるから
30穂で約3000粒とわかる。)
7、最初にF1種(ハイブリッド)を作った国は、日本。
日本は頭がいいからこそ
品種も多かった日本はどんどん研究して作り上げた。
1924年、埼玉でシンクロナス
巾着ナスを掛け合わせて作ったF1種はナスでした。
那須の育ちにくい土地に、茄子ができる様に、と
当時は作られて
今の様な遺伝子組み替えは存在せず
悪いイメージもなかったんです。
でも、アメリカが遺伝子組み替えを作り始めて
F1種とかけ合わさったことでイメージが悪化。
全てのF1種に問題がある訳ではないそう。
これも風表イメージなんですね。
FI種は決して悪いのではなく
使い方によっては良いものもあるし
固定種にも良し悪しがある。
種無し野菜は不妊の原因といいますが
そんなことは実例はありません。
8、現在の種の問題は、遺伝子組み換え。
除草剤がきかない遺伝子をいれたり
食べたら虫が死ぬ遺伝子があったりと
まだ結果がでいないからこそ次世代に悪影響がある。
遺伝子組み換えはアメリカからスタートしました。
一番いいのは
やはり昔ながらの日本の野菜を食べること。
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そして、20分ほどの座学の後は
早速 農業研修へ。
今回の課題は
1、とまとの支柱立て
2、茄子とピーマンの支柱立て
3、胡瓜のネット張り
4、にんじんの種蒔き
5、さつまいもの植え付け
昨日はこれをこなして来ました!
夏の様な晴天でしたが
風も気持ちよく心地よい農業日和。
とまとに支柱を立てる際
横に植えたトマトに気をつけてねーっと言われ
なんのことだろう?と質問してみたら
「木村秋則さんが横に根を張るように植えると
野菜が強く育つと教えてくれたんです」と。
なるほど。
縦に根を深く張った方がいいイメージでしたが
色々なやり方があるんですね!
ハンマーで支柱の穴をあけるのに
一苦労!
女性一人は結構な力仕事です。
リアちゃんはお構いなくで
子ども達と必死に走り回っていましたよ。
たまに蕪や大根を取りに来ては
「これなにーー?」と
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