食品から化粧品を作ること
食品から化粧品を作ること。
それは決して難しいことじゃありません。
「自然界に存在しないもの」を
人の手で一から
試験管の中で作る方が難しい…
私は知っています。
天然の青色を、天然の保湿成分を。
合成染料や界面活性剤を使用しなくても
私の素肌が喜ぶものを
「植物に置き換える方法」を知っています。
例えば、
科学の専門学校で学ぶような知識が
揃っていなくても
植物のこと、自然のこと、
料理のこと、素肌のこと
女性という生き物のことを
よく理解していけば
「ただの主婦」だった私でも
オーガニック化粧品の開発は難しくないのです。
夢は「カタチ」にして初めて
どんな色だったのか、どんな大きさだったのか
どんな見た目をしていたのか
知ることが出来ます。
想像しているだけでは何も知らないままで
人生は予測できないからこそ
私は常に
夢や理想を”カタチにし続ける”ことで
自分の夢の答え合わせをしているのです。
魅了されていく
どこまでも深く深層の世界へ
この化粧品達も全て…
わたしそのもの。
アートのようなものです。
宮崎県に無農薬のブルーベリーが実っていて
その美しい深い紫色が
私を魅了しました。
その色を生かすために
すり潰すように濾して生まれた真っ青な液体は
植物の一部ではなく「植物そのもの」 —
植物化粧品の世界を巡れば、巡るほどに
奥深さや物語を知ることになって
魅了されていくどこまでも深く深層の世界へ。
私は化粧品というよりも
「食品」を作っている感覚なので
余計な添加物は口に入れるものと同じくらい
とても敏感に考えています。
私たちの美しさを創るからこそ
きちんと作って
届けてあげたいじゃないですか。
この植物調合化粧品の世界は
どんな物作りの世界よりも深くて面白い。
女性に生まれた私の感覚が
鋭く冴えています。
植物が好きだったからこそ。
自然が好きだったからこそ。
素肌に悩み
何年も向き合っていたからこそ、
私はこの仕事を始めました。
私の人生に必要な手段の一つとして
「植物研究者」という未来と可能性
その選択肢を広げたことを
決して後悔していません。
私の努力の上にまた一つ
新しい色味と香りを纏った
季節を感じる製品が出来ました。
7月末にはお届けします。
早くみんなの素肌に浸透することで
この夢の「カタチ」を
私に魅せてほしいものです。
坂田まこと
四季の移ろいを、日本の魅力を、
この化粧品たちと共に届けられますように。
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