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前に進むために出来ること

 

 

今日から宮﨑入りです。

 

 

 

宮﨑LABOが正式に開所して
1年が経ちました。

 

 

あっという間の日々だったけど
最高に刺激的で
最高の経験値を得た挑戦だった。

 

2020年に初めて宮崎県に降り立ち
その土地に住む
「人と地域」に触れて、感動した。

 

当時は「東京」にはなんでも揃っていると
そう、勘違いしていたこと。

名古屋から状況して、もう15年 —

 

 

人生のほぼ半分を
この土地で過ごしたけれど
東京という進化の町の中では

 

得られるもの、失うものが
とても極端だった。

 

 

 

子供を産み、母親になり
愛する人と過ごし、別れることを決意し
たった一人子育ても向き合い
経済的に自立をしなければならず

毎日直向きに、仕事に向き合った永い時間…

 

決して忘れることのない「苦労の連続」—

 

 

 

 

だけどその時間こそが、
今の私の財産となったことは確か。

 

 

 

 

よく周りにも
「まことさんの原動力は？」と
そう、問われることが多いのだけれど

 

私の中にいる”わたし”は

「何もできない人生よりも
何もしない人生の方が嫌なんだ」という
シンプルな答えしかなく

29歳で人生の青春を取り戻す
大きな挑戦をした宮﨑での物語も、また

私の過去の背景に繋がる
強い意志のもと、自然と導かれたものだったはず。

私の心の中にあるもの

 

生きていれば、
時に傷つき、自分を見失うことがある。

 

 

 

だけどその度に
全ての原因が「私の心の中にある」と思い
間違い探しをしてしまうと

 

心が疲れて、次に走り出す
大切なエネルギーが損なわれてしまう…

 

 

 

悪いことの原因と言うものは
「心の中」ではなくて「過去」にしかない、と

私は挫折のたびに
いつも思うようにしている。

 

 

「過去」の自分は
確かに失敗をしたかもしれないけれど
「今」の私は
何か悪いことしたわけではない。

 

自分の心の中を責め続けても
その場所には「何もない」ことが
多いということ。

 

 

 

前に進むしかないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんなに優秀なエンジンがあっても
「心」という器は、誰もが脆くて儚いもの。

 

私は強い、私は大丈夫、と
例え虚勢を張っていたとしても
そのメッキは
いつかどこかで錆びてしまうもの。

 

自分の弱さと向き合える様になると
自然と側にいて欲しい人が変わるし

自然と目指すべき夢も定まっていく…

 

自分の「好き」や「楽しい」と思う
そのまっすぐな気持ちは
少女の頃の様に純真で

大人になったら忘れてしまう “貴重な心”。

 

 

そういう好奇心旺盛な心を
大切に、ただ大切に、してあげるだけで
人は自分への自己愛に
気づける時がやってくる。

 

その瞬間を – ”見逃さない” こと。

 

 

 

 

そんな何事にも全力で生きてる私も
時に疲れて

休みたくなる時があるよ。

 

 

 

そんな時は
大切な人の腕の中に帰ることも
大好きな場所に行きよく眠ることも

すごく、すごく
大切な時間に変わる。

 

 

大人になったら忘れてしまう
「自分を大切にすること」を
一つ一つ丁寧に
積み重ねていくことが

一人で仕事をする女性の基盤に必要な
心の安定感だと思うわけで

 

そんな私も、今でさえ
ずっと戦っているのです。

 

 

さて、今日からまた
新しい物語が宮﨑で始まるけれど
怖いと思うことはなく

“ちっぽけな存在”だった
かつての私の全ての行動が

少しづつ、少しづつ、社会に認められ

 

 

居場所が無かった幼き母親が
信頼してもらえる日々が
この先も続くことに感謝して。

 

 

今日も、心から頑張りたいと思うのです。

 

 

 

#坂田まこと

 

 

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