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「肌のバリア機能」を
高めるためのスキンケアとは?

 

皆さんは「肌のバリア機能」
高めるためのスキンケアを
正しく行っていますか?

 

 

私はオーガニックスキンケアをお伝えする中で
【肌の乾燥を治すこと】
【肌の排泄機能を整えること】
【肌のターンオーバーを正常化すること】
【肌のバリア機能を洗い流さないこと】

この4か条が最も大切だよ!と
お伝えしています。

 

「大豆の乳化剤レシチン」で
メイク汚れを洗い流そう

 

 

 

そして、基本は「保湿+UV対策」であること。

 

肌の「バリア機能」とは肌表面にある
わずか0.02mmの角質層
うるおいを蓄え乾燥と外部刺激から
肌を守る役割をになっています。

 

実はこの角質層って「死んだ細胞」で
あとはアカとなって
剥がれ落ちる運命なんですよ。

 

ちょっと切ないね。

髪の毛も死んだ細胞。
だって、切っても痛くないでしょう?

 

だから私たちは
ラップのように薄い死んだ細胞に
包まれて守られている訳です。

 

 

 

バリア機能の正体とは

 

1、皮脂膜
2、ケラチン
3、NMF
4、細胞間脂質

実はケラチン以外は
クレンジングの界面活性剤によって
簡単にながれてしまいます。

 

だからこそ
オーガニックスキンケアの基本は
【クレンジングの卒業】から始まる。

 

 

しかも、クレンジング剤を作ることって
メーカーからしても
一番作るのも使うのも難しいんですって。

 

だってメイクの濃さは人それぞれ違うから…

よく落ちるクレンジングは
角質層の中の潤い成分まで溶かして流し
バリア機能を流すと、敏感になって
何つけても整わない状態を作り出してしまうことは
確かだそう。

 

 

 

セラミド単体をだけでは乾燥してしまうから
外からつけても意味がない。

 

やっぱり取り入れたモノのバランスも大事なの。

 

メイク自体の成分が角質層まで
はいってしまうから

クレンジングが角質層を溶かし出さないと
ちゃんと落ちていないのが

今のメイクアップアイテムの真実。

 

それは、紫外線吸収剤においても同じ。

 

市販の日焼け止めや
メイクアップ下地を塗っているのに
クレンジングだけオーガニック製品に変えても
肌にとっては逆効果。

 

つまり・・・
角質層に浸透して
しかも洗い流さないといけない化粧品(メイク)は
「卒業」しないと

バリア機能を回復させるために始めた
オーガニックスキンケアの
本来の目的が損なわれます。

 

お休みの日から
ファンデーションを卒業しよう

 

 

自宅ではクレンジング剤を勧めていない私だけど
オーガニックサロンでは
大豆レシチン由来のミルククレンジングを使って
トリートメントします。

 

普通のメイクは
植物オイルだけでは落ちきれないことがあるから

「石鹸の界面活性剤力より優しい」
大豆の乳化剤(界面活性剤の一種)が含まれる
ミルクオーガニッククレンジングを
植物油に少し混ぜさせてもらいます。

 

でないと、、、

メイクやスキンケアの
「合成被膜」を取らないと
オーガニックエステの効果が損なわれます。

 

表面にシリコンや合成ポリマーが残ると
オーガニック成分が浸透せず
被膜で跳ね返されてしまいます。

 

 

たまに「界面活性剤は使いたくないんです」という
お客様がおられますが
オーガニックコスメの乳液に使用される
「大豆レシチン」(乳化剤)だって界面活性剤です。

 

界面活性剤がないと
メイク(油)は水で落ちません。

 

むやみやたらに嫌うと
肌が綺麗になるどころか
健康をそこなることにもなりかねません。

次回、界面活性剤についてもお話ししますね。

 

オーガニックエステやスキンケアを
学びたい方はこちら

私が推奨する「植物オイルクレンジング」

 

私が推奨する「植物オイルクレンジング」
植物オイルの油分で
肌に残った脂質や油分(参加した皮脂やメイク汚れ)を

一度浮かせてから

天然成分100%の
オーガニックソープ
(弱めの天然界面活性剤力)や
ミルククレンジング
(弱めの大豆レシチン乳化剤/界面活性剤)

水と油を仲良くさせて

 

油分を少し残すくらいに洗いあげることが
一番低刺激だと考えています。

 

砂糖で洗顔をすると
角層に水分が呼び込まれて
不要な角質が自然とはがれ落ち
ターンオーバーを正常に整えてくれるのです。

「砂糖は天然の保湿剤」なのです。

 

 

たっぷりの和三盆を含んだシュガーソープ。
OML初の自社石鹸。
moonlight babyから発売しました。

ムーンライトソープとは?

 

 

 

だから、サロンではどんなメイクも落とすために
クレンジングも最低限必要。

 

持っておかないといけないんですね。

お客様へのアドバイスとしては
エステにはウォータープルーフとか
合成成分の日焼け止めやファンデーションを

塗っていかない方が
仕上がりも良くなるのでご参考に!

 

 

和三盆のシュガースクワラン効果で
水分キープ力が高い状態に洗い上げてくれる
「シュガーソープ」が
ムーンライトベイビーから初登場しました。

石鹸洗顔後のつっぱりを
気にされる方には
おすすめの超しっとり洗顔です。

 

私のオススメのクレンジングは
100%植物オイルでメイクを浮かせて
濡れたコットンで拭き取るか
コールドプロセス製法のソープでさっと洗い流すか、です。

または、ミルククレンジングがベスト。

 

ちなみに、クレンジングを
洗浄力の強い石油系の合成界面活性剤フリーに
変えることで

バリア機能の回復を目指します。

 

「クレイ」による角質ケアとは?

 

ちなみに私が今後
フェイシャルエステに取り入れているのが
クレイによる角質ケアです。

 

スパイス瓶に入った
オーガニッククレイはこちら

 

クレイって、本当に面白いんですよ

 

古い角質だけを吸着するクレイ
いらない角質だけを吸着してくれる優れもの。

 

 

「乾かないクレイパック」で
美白+デトックス+保湿ケアを。

 

オーガニッククレンジングで
メイクが落ちにくいのは「当たり前」

 

丁寧さって、すごい大事なんです。

 

市販のクレンジングのようにはさっーと落ちません。
ゆっくりゆっくり落ちていくので
それが肌の健康にいいんです。

 

物良さも大切ですが
なんでオーガニックのクレンジングは落ちないのか?って
それはオーガニックの製品だけで
スキンケアは完結していないからです。

丁寧なテクニックを含めて
クレンジングが完結します。

 

 

だからこそ、オーガニックセラピストは
オーガニックコスメの使い方を教える専門家な訳です。

「使い方」を教えることが
オーガニックコスメには
必ず必要だと知ってくださいね。

 

 

 

 

私の半生が自叙伝になりました。
2022.6.20新刊「傷つくほどに美しくなれる」
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