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私にとっては
毎日が奇跡みたいなもの。
本日から大阪入りです。
阪神梅田店も開業9ヶ月目 —
コロナも緩和し始め
エステや化粧品相談のお客様も
少しづつ増えてきました。
まだ出来た頃は
百貨店においては「無名の店舗」で
良くも悪くも期待されていた中
みんなで此処まで
懸命に伝え続けてきました。
本当に身の丈に余るほどの
優しさと期待を持って
無名だった私たちを大阪の中心地である
「梅田」という地域に百貨店出店という形で
与えて下さった阪神の担当の方含め
本当に今思えば
それだけで報われていた、と。
正直、最初の頃は年齢層の高さや
無認知に苦戦して
「大阪でオーガニックエステや
国産オーガニックの世界は
浸透していかなのではないか」と
衝撃を受けたことも。
コロナの渦に巻き込まれ
幾度となく客足は遠のき
繋がっては離れ、を繰り返す中で私達も学び
それでも愛して期待してくれるお客様と
今こうして
この土地で繋がり続けます。
大阪の生徒様も3倍ほどに増え
店舗に行くたびに「まことさん!」と
声を掛けて下さるのが本当に嬉しくて
時に、経営者であることやこの立場が故に
理解されずに苦しむことも多い中
こうして
自分の作り上げた店舗で仲間が働き
その店舗でお客様が買い物をして下さり
素肌が変わったと喜んで下さり
私の名前や顔を、覚えて下さること —
皆さんはそこまでは
感じないのかもしれませんが
私にとっては
毎日が奇跡みたいなものです。
「私なんて」という気持ちを
毎朝、部屋に置いて。
決して「当たり前」ではありません。
こうして百貨店に出店できることも
こうして書籍を書かせて頂けることも
皆さんに、名前と顔を覚えて頂けることも。
そんなに多くの方が出来ることじゃない。
そこはきちんと受け止めて
「私なんて」という気持ちを
毎朝、部屋に置いていくのです。
今でも、毎回
阪神百貨店を下から見上げて
涙が出る時があります。
この高いビルの中に
私がたった一人子育てをしながら
自宅の一室で懸命に続けていた
ORGANIC MOTHER LIFEがあるのです。
たくさん娘に寂しい思いをさせて
それでも、続けてきた諦められない大きな夢。
– 24歳の時。
逃げるように会社を辞めて
初めて独立した時のことも思い出します。
自叙伝にも綴ったけれど
当時はすごく孤独だった。
だけど今はこうして、毎年
本やブログを通じて誰かが評価して下さり
こう言った公の場に
店舗を持たせて貰えること。
伸びてしまいそうな鼻を
何度もへし折っては
「当たり前のことを、馬鹿にせずに、ちゃんとやる」と
地に足をつけてから
阪神の社員階段を7階まで登ります。
得られる経験、全てを積み重ねて。
でもきっとそういう
私の知られていない姿こそ
私が一番大切にすべきなんだ、と
日々思います。
多くの悔しい想いも
この日のためにあったと思えば
例えそれがどれだけ
深く傷つく言葉の数々も意味があります。
その傷も
「瘡蓋」にさえしてしまえば
必ず綺麗に、治っていくとして。
心の底にある〈自信〉というものは
決して誰もの心に
自然と芽生えるものではなく
「行動」の末
失敗しても成功しても必ず得られる
「経験」の積み重ねである、と。
その経験の積み重ねが
次の行動への活力となり、挫折への忍耐力になる。
転ぶことが怖いなんて、思わなくていい。
転んでも立ち上がれれば
それは次への一歩になる。
その失敗も全て
他人には決して正当に評価されない。
そんなことは「どうでもいい」のです。
私が「わたし」さえ、信じていれば。
自分を信じる力を育てるのです
なんとしてでも。
今日もまたこうして関西に向かい
私なりの挑戦を続けます。
来年も、再来年も
都市型商業施設への出店が決まり
私たちの挑戦は何処までも続いていくけれど
この当たり前に過ぎゆく毎日こそ
大切にしながら
一つ一つ丁寧に噛み締めて。
今日も働きます、心を込めて。
坂田まこと
私の半生が自叙伝になりました。
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