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さて、倫理とはなんでしょうか?
エシカルという言葉を
当たり前に聞く世の中になりました。
「倫理的」「道徳上」という
意味の形容詞ですが
最近は倫理的活動を
「エシカル○○○○」と表現し
エシカル
「倫理的=環境保全や社会貢献」という
意味合いが強くなっていますね。
だけど本来の人偏がつく〈倫理〉という言葉は
一般的には法的な縛りはないけれども
多くの人たちが正しいと思うことで
人間が本来持つ良心から
発生した社会的な規範です。
〈 善く生きなさい 〉
– eu・zen エウ・ゼーン
そう何度も教えてくれる漫画があります。
ここは今から倫理です、という漫画。
娘が中学生になったときに
贈りたい書籍の一つで
倫理の教師が闇を抱えた
生徒一人一人と向き合っていく物語ですが
改めて〈倫理的な生き方〉を
考えさせられた書籍でした。
その物語の中で
高柳先生がSNSの中の偽りの自分に
溺れる女子学生に諭す言葉があります。
「表舞台に立つ仮面を磨くことも
一つの役として重要だけれど
勉学は仮面を被るあなた自身を磨くもの。
「役者」が美しくなればなるほど
仮面はもっと美しくなる。」
本当の自分と理想の自分が
あまりにもかけ離れると
本当の〈人格〉が
むちゃくちゃになってしまう。
学ぶことは
本当の自分を磨くことです、と。
学生の頃覚えた方程式や歴史は
大人になったらたいして
必要ないかもしれませんね。
でもあの頃頑張った努力の勲章や
友人との思い出は
私達の自信や心の豊かさを作ってくれたはず。
良くも悪くも人はいつだって
倫理的なことと対極に生きていて
その中で自分以外の環境も
意識していかなくてはいけない。
自分という魂を守りながら
いかに環境や周りの人達にも
配慮の心を持っていくのか。
「思いやり」ほど
自分に余裕がない時は難しい心で
倫理的に生きるためには
悪に流されない自分を守り抜く強さが
必要であることを知るのです。
〈倫理〉や〈哲学〉は、小難しい言葉ばかり。
でも読み解こうと努力すると
まるで自分の言葉のようになり
人生と静かに重なっていく。
私は様々な企業やサービスが
〈エシカル〉という言葉を使う中で
ひとり〈倫理学〉を学びました。
人の倫理
〈善く生きる〉ことが出来れば
着る服も変わるし
食べるものも変わるし
捨てるゴミも変わるでしょう。
たった一人では
気候変動や世界の貧困は救えなくても
自分の〈半径3メートルの社会〉なら
変えられるかもしれない。
少し社会からはみ出てしまった人を
排除するのではなく
〈何故、はみ出てしまうのか〉
その真実の裏側にある事実に
歩み寄れる大人になりたいなって、私は思う。
エシカルを語る前に
まずは〈善く生きる〉ことから
始めてみては、どうか。
今、これからを生き抜く若者に
伝えたい言葉があります。
私の半生が自叙伝になりました。
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