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何故、私たちは
女性に生まれて、女性を求められるのか
「女の子らしくありなさい」
幼い頃、厳しい叔母に髪を結われながら
そう言われた事を
今でも鮮明に思い出す。
女性は女性らしくありなさい、と
前父の暴力を受け
離婚や死別を経験した叔母の言葉は
胸に突き刺さった。
「愛される女になりなさい」と
何度言われた事だろう。
でも、現実はそんなにうまくはいかなかった。
愛されるような恋愛は経験がないし
女性らしさを表に出せるような性格でもない。
19歳で母になった私にとって
25歳でシングルマザーになった私にとって
「女らしく生きる」ことは
窮屈で仕方なかった。
働かなくては。強く生きなくては。
女性らしさや若さは
私が選んだ「経営者」という世界では
コンプレックスでしかなかった。
それはいつまでたっても
男性社会である
この場違いな環境の中で生きていたから。
常に言動や行動を図られ
本質は真っ直ぐには伝わらない。
どんどん「弱さ」をひた隠すようになり
すっかり叔母が求めていたような
「女性らしさ」はなくなってしまった。
何故、もっと自由に
女性は社会の中で働けないのだろう。
何故、女性らしさを否定されてまで
生きにくい環境下で
生きなくてはいけないのだろう。
「社会起業家」になりたい
私は今、Maison de Naturopathie を通じて
新しいプロジェクトを立ち上げるために
企画を考えています。
〈社会起業家〉になりたい。
今の現状に満足せず
セラピストとして
母として
女性として求められていることに
真摯に向き合いたい。
例え、周りに認めてもらえなくても
私は私らしい「女性の働き方」を貫いてみたい。
何故、女性に生まれ
女性という個性を持ち合わせながら
男性社会の中で同じ視点や環境で
無理をして働かなければならないのか。
いつも疑問だった。
男性社会で生き抜こうと
無理をして仕事をし、残業をし、出張をし
家庭を顧みず叱られるのは女性だけ。
髪を結う技術。
お化粧をする技術。
肌を整える技術。
子育てをする技術。
人をお手当てする技術。
すべて、女性が生まれ持った
男性とは異なる〈個性〉であり武器。
この武器を生かさずに、何を生かすと言うのだ。
私は裕福な家庭ではないし
学歴も無ない。
特別な資格も技術もない、ただの母親だった。
19歳で母になり
働く選択肢だってそう多くはなかった。
だけど私は〈知っていた〉。
この肌の弱さも
この環境もこの個性もすべて
最終的に武器になることを。
コンプレックスは、最高のチャームポイントである。
だからこそ
誰とも比較されない「社会」で
私はどこまで戦えるのか
試したくて
子供部屋から始まった小さなサロンで
ORGANIC MOTHER LIFE として起業した。
右も左もわからずに
それでも懸命になれる自分が好きだった。
上司に追いつきたいわけでもない。
同僚を追い越したいわけでもない。
自分が頑張れば、自分が評価される
小さな私だけの社会の中で
生き抜く選択肢を持った23歳の秋。
女性に生まれなければ
この持って生まれた
「技術」や「個性」の素晴らしさに
気がつけなかったし
10代で親にならなければ
自宅で開業する選択肢は持てなかったし
若くなければ
この様々な挑戦全てを
これだけの勇気を持ってチャレンジする
自信もなかっただろうし
こんなにも皮膚が敏感でなければ
この肌を健康にするために
これだけ多くの書籍を読み漁り
学ぼう、向き合おう、とは思えなかったはず。
全ての与えられた環境に意味があって
理由のない試練も壁もない事を
私は知っていた。
女性はこんなにも素晴らし技術や感性を
生まれ持っているのに
男性社会の中で無理をして
懸命に肩を並べる必要なんてない。
背伸びもしなくていいし、高いヒールも必要ない。
私は今でこそ
女らしくない強さと
女らしい容姿に生まれた事を
強運だと思っている。
だからこそ。
私は美容業界で生きる事を、心に決めたのだ。
常に「問い」を持つということ
この生まれ持った〈わたし〉という武器を
最大限活用して
私は社会起業家になりたいと思う。
だからこそ、今は沢山の人と会い
学び、自分の限界値を超えていけるような
そんな企画を考えている。
この業界に「足りないもの」は
何だろう?
オーガニック認証は果たして日本で必要なのか。
オーガニックコスメではなくてはいけないのか。
日本独自な考え方や定義ではいけないのか。
新しいものをよしとしない、それらの風潮も全て。
オーガニックコスメという枠に
私はもう、囚われない。
ナチュロパシー(自然療法)コスメ、フードと
言われる製品たちと
日本の地方地域を
どう結びつけていくのか考えたい。
閉鎖的でも宗教的でもない。
白でも黒でもない。
1%でも100&でもない。
誰もが自由な選択肢を持って
スキンケアやワークライフスタイルを
楽しめる社会になってほしい。
女性は、もっと自由に働けるからこそ
常に、前を見据えて。
無駄に使用できる時間は
微塵もありません。
まずはこの四つの素材のストーリーと
Maison de Naturopathieの魅力を
知って下さい。
きっとあなたも〈美容〉の考え方が
変わるはずです。
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