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「 MURASAKI no ORGANIC 」と
奥永源寺の魅力
OMLでも大人気
ご存知、MURASAKI no ORGANIC 。
山々と琵琶湖に抱かれた
豊穣の地に咲く
絶滅危惧種 “紫草(ムラサキ)”
日本古来の植物紫草(ムラサキ)の
根紫根(シコン)。
はるか遠い昔から
肌荒れの漢方薬として親しまれてきた植物が
今また新しい形で私たちの手元へやってきました。
【Brand Concept】
化粧品シリーズ
「MURASAKIno」の原料となるのは、
日本古来の植物
紫草(ムラサキ)の根、紫根(シコン)。
医薬品の品質規格書
「日本薬局方」にも登録されており
優れた保湿・保護効果や
さまざまな肌トラブルから
守る働きがあると言われています。
紫根エキスを使った外用薬として
「紫雲膏(しうんこう)」などがあり
やけどや湿疹、肌荒れの漢方薬として
長年親しまれてきました。
最近では、紫根を使ったオーガニックのスキンケアアイテムが
注目されるようになり
美容意識の高い方や、お肌に悩みを抱えていた方の間で
話題を集めています。
国産紫根の3つのチカラ
* • お肌の悩みにはたらきかけトラブルから守る、お肌のトラブルであるニキビや吹き出ものは、毛穴に皮脂がつまって炎症を起こしている状態です。紫根が持つ保湿効果は、お肌の状態を最適に保ち、肌環境をきちんと整えてくれます。
* • ターンオーバーをサポートしてなめらか肌に、紫根は、お肌の生まれ変わり=ターンオーバーを助けてくれます。肌荒れや乾燥などのダメージを受けたお肌をメンテナンスし、肌をきれいに保つ効果が期待できます。
* • 日焼けによるシミ、ソバカスの改善につながる。日焼けによるシミやソバカスの原因は、角質に残っているメラニン色素によるものとされています。お肌のターンオーバーがスムーズに行われることで、くすんで見える肌にツヤとうるおいを与え、健康的で明るい印象へと導きます。
引用 http://www.murasakino.organic/product.html
「農業の教員」だった一人の青年が
滋賀県の自然のために
地域おこし協力隊として
奥永源寺地域へ移住した前川さん。
彼は、教員だった。
小学校1年生の時に起きた
阪神・淡路大震災を機に、人生観が変わったと言います。
都会の脆弱さを目の当たりに
心の癒しを動植物に求めた仮設住宅での3年間。
東京農業大学卒業後も、アメリカを拠点に
世界各国の農業のリアルを学び
帰国後は農業高校の八日市南高校で
講師を3年勤め
偶然知った
東近江市の地域おこし協力隊に就任すると
地域活性化事業に挑戦。
任期を終えた2017年に
「株式会社みんなの奥永源寺」の代表となり
地域資源の可能性に夢を託しました。
「たった一人」でも
小さな社会を変えることはできる。
初めて出逢った彼は、年が近いはずなのに
随分と落ち着いていて笑顔でこういった。
「ムラサキの物語は
化粧品にするのは勿体ないくらい
素敵な話なんですよ」と。
教員だった、と言われると、確かに!と思う。
話す言葉一つ一つに、学びがある。
ここまで植物の歴史や背景を
大切にしている製品も数少ない。
なによりも絶滅危惧に指定された「紫根」を
蘇らせるために
夫婦で過疎地であった奥永源寺地域に移住し
地域の人たちと一緒に、育てているという。
人生を変える、挑戦なんです、と。
琵琶湖の水は
滋賀県民にとって生活水となる。
そこに大量の農薬や化学肥料などが混入したら。
そう思うと、知らないってすごく怖いこと。
彼は奥永源寺の自然な状態を維持して
そこで紫根の再生を目指した。
標高が高いところでしか育たない「紫根」。
平地で村の住民たちに
種から芽まで育てて
手作業で、山の上に毎回運ぶという。
1000個の株を育てても、うまく芽が出るのは
20個ばかりな時もあると言う。
でも、延々と奥永源寺の地域で
高齢者や家族たちと一緒に繰り返すのだ。
これはきっと、奥永源寺の人たちだから
紫根への想いがあるからできること。
この種や株を外に持ち出したところで
こんなにも愛情深い
地域の未来や人生を考えながら
取り組むことなんて起きないかもしれない。
その話を聞いて、素直に
「なんで素敵な物語なんだろう」と思った。
古くから紫草は
冠位十二階の最高位「濃紫」の
染料にも使用されたと伝わり
「美しいもの」「高貴なもの」の象徴として
紫根エキスは、やけどや湿疹、肌荒れの漢方薬の成分として
重宝されていましたが
温暖化など環境の変化により激減しました。
そして、絶滅危惧指定に。
それを知った前川さん夫婦は
個人の力だけでなく
希少種の新たな栽培に立ち向かうため
「株式会社みんなの奥永源寺」を中心とした
東近江ムラサキ紫縁プロジェクトに加わり
オーガニックコスメを生み出した。
もちろん、手掛けたのは
「社会派化粧品」の生みの親
アルデバラン株式会社の暮部さんだ。
彼の力で、古き良き紫根が
ピンク色が女性の気持ちを擽る
透明感のあるデザインでオーガニックコスメに変わる。
初めてみた時、何の色なのか。
想像もつかなかった。
キャッチーなネーミングと
その透き通るようなピンク色。
肌に塗布した時の浸透性の高さ。
抗炎症成分が多く含まれるので
ニキビや赤みが
瞬く間に沈静されて
痒みまで落ち着いていく。
紫根には美白作用もあるため
肌のトーンも明るくなるのがわかる。
あまりにも優しい良い香りがするので
トリートメント中にお客様が
目を覚ますのだ。
「これは、なんの化粧品なの?」
この子たちに出逢って、もう2年近くになる。
愛着は増すばかりだ。
社会派化粧品という名前を知らない頃から
一番長くお付き合いしている
国産コスメかもしれない。
いつも、開発者の前川さんと話すと
いつも気持ちが穏やかになる。
いろんな学びがあって、実に面白い。
化粧品にもいろんな楽しみ方がある。
私はプロセスを知って
その効果の成分を辿って
なんとなく良い、から、絶対に良いを見つけたくなる。
そのためには
「顔が見える化粧品店」である必要がある。
誰が作ったかもわからない野菜よりも
誰が作ったのかわかる野菜の方が
美味しく感じるのも、同じ。
つまり、そこには「信頼」が必要なのだ。
その化粧品に込められた
生産者の想いと、地域の未来が
自宅でこのコスメを使う女性たちの目に
映ることを祈って
こうして代わりに書いています。
紫根が持つ「美容効能」の高さ
紫根は抗炎症作用や殺菌作用
創傷の治癒を早める作用などの
効能があるとされており
漢方薬の材料として使われる。
また、火傷や霜焼けなどの
外傷治療に使われることも多い。
その高い効果から
肌荒れやニキビの予防のスキンケア化粧品に
多く使われ始めている。
何よりもこの色味。
透き通るようなピンク色は
もちろん天然の色素だ。
ナフトキノン誘導体:
シコニン、アセチルシコニン
イソブチルシコニンカフェ酸誘導体:
ロスマリン酸、リトスペルミン酸
青酸配糖体 アラントイン
フリルヒドロキノン配糖体 などで
構成されています。
ムラサキの根は紫根(シコン)と呼ばれ
薬理的には
シコニン、アセチルシコニンに
抗炎症、肉芽促進作用などの
創傷治癒促進作用などがあり
近年では抗腫瘍作用が注目され
白血病や乳がんへの臨床応用が研究されている。
漢方では
清熱涼血・解毒・透疹の効能があり
水痘や麻疹の初期、紫斑、黄疸
吐血、鼻血、血尿、腫れ物などに用いたり
湿疹や外陰部の炎症に外用します。
紫根を主薬とした「紫雲膏」は
昔ながらの家庭薬だった。
火傷や凍瘡、痔などの外用薬として有名。
東京で言ったらオロ○インといったところか。
家庭にあたりまえに根付いていた
昔ながらの抗炎症クリーム。
私たちは、最初から紫根に
そんな効果があることを知っていたのだ。
最近、和漢系のオーガニックコスメも
実に増えてきた。
日本人にとっては、海外の自然療法よりも
取り入れやすいかもしれないね。
紫根が化粧品に配合される場合は
■hBD-3産生促進による抗菌作用
■抗炎症作用
■細胞賦活作用
■SCF結合阻害による色素沈着抑制作用
■暗紫色の着色剤
など
抗炎症、抗菌しながら
傷ついた細胞の代謝を助け
それによる色素沈着を防いでくれる。
精油にはニオイテンジクアオイなどが使用され
植物エストロゲン作用を
鼻の嗅上皮から得ることができる。
アトピーやアレルギー
成人ニキビ、吹き出物に是非使って欲しい。
生理前後の肌荒れにも
レスキューコスメとして役立つだろう。
皮膚疾患系のトラブルに
私は活用することを勧めています。
ここからは
私が別で書いている
「Maison de Naturopathie
FREE WEB journal」の記事を紹介するね。
もっと詳しく
このコスメの効果や物語を読みたい人は
是非、このリンクの先も
読み進めてほしいと思います。
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