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子供が生まれても
私だって、社会で活躍したいんです
ゆるキャリから「フルキャリ」の時代。
子供が産まれたら、ゆるりと仕事して
子育てを第一優先に、楽しながら働こう!
なんて、思っている女性が、どれだけいるのでしょう?
今多くの女性たちが考えていることは
「子どもが生まれたら、緩く働こう」なんかじゃありません。
「子どもが生まれても責任ある仕事で、活躍しよう」です。
妊娠する、子どもがいる女性を雇うマネジメントを
本気で勉強している私ですが
最近気付かされた、意識の違いですよね。
もう、妊娠したからと言って
子育てだけに集中したいお母さんなんて、いないんですよ。
みんな社会で、それでも必死に働きたいのです。
だから私は、今日から
ママセラピスト、マタニティセラピスト達に
「無理しないで」という事を禁句することにしました。
1番されて辛いのは
居場所がなくなる事。
無理をしないでと心配される事。
必要とされなくなる事。
責任ある仕事を任せれなくなる事。
かつて、私も不安を感じ
結局独立した背景には
社会が理解できずに私の存在を「無」にしてしまい
「無理させないでおこう」と、心配したこと。
いや、私は、もっと働けました!
向上心の塊だったからです。
だからこそ、私は自分が辛かったことを
スタッフにさせてはいけないと
今日から改心して
「フルキャリママが活躍できる希業」を目指します。
考えていたら
辛いことなんて、何もありませんでした。
むしろ、ワクワクしています。
これでうちのスタッフは
子供を産んでも、子供が病気になっても
自由にシフトを変えられたり
家で責任ある仕事をしたり
居場所を無くさなくても、活躍できるんです。
この制度の実現には、少しだけ時間が必要です。
まずは
ORGANIC MOTHER LIFE – Botanical House -の
一階にできた保育所と
提携できたらいいな、と考えて動き始めました。
近くにお母さんがいたら、嬉しい!!と
単純にそう思うのです。
病児保育も取り入れていると聞き、今度打ち合わせをすることに。
本来、子供が生まれたり
時短勤務が終わりを迎えると
「もう辞めなきゃいけないのかな」と
不安になるお母さんが、多いと思うんです。
でも、私たち美容サロンは特に
女性が主体となって働く会社です。
どんな環境になっても責任ある仕事を任され
期待され、必要とされ、信頼され
そして活躍できる場所を作っていかなくては
女性社会が変わることはないかもしれません。
私は、エシカルサロンを作ろうと
一般社団法人
日本オーガニックビューティセラピスト協会を立ち上げた時
環境や植物や動物に優しいのはもちろんのこと。
「一家に一人セラピスト」というコンセプトや
「わたし維新」という方向性を掲げた時
もっと「女性やお母さんに優しい美容業界へ」
変わることが一番必要なのではないか?と
感じて取り組んできました。
一般社団法人
日本オーガニックビューティセラピスト協会は
年末で、創立4期目を終了し
5期目に突入します。
業績も、今期で去年の3.5倍を超えました。
今、こうして成長を続ける中で
原点に立ち返り
今必要なことをもう一度考え直してみたいと思います。
マンパワーが必要な今
私は、どうしたら「フルキャリ」を
志願する女性たちを救えるのでしょうか。
企業として出来ることに、何があるのか。
子どもが生まれたら、本当に働けないのか。
お母さんになったからこそ、成せることがあるのではないか。
オーガニックマザーライフで働くセラピストは
一人一人が「主役」で
私のストーリーの脇役なんかじゃいさせない。
本気で考えてみようと、今日、この日に思ったのです。
働く女性自身もわかっていない。
「これから私はどうしたいんだろう?」
雇う側も不安。
雇われる側も不安。
でも、お互いが「臆病」になって
出来るものを「出来ない」と決めつけたら
お互いの成長は、それでお終いです。
でも結局、違う場所に逃げても、違う人材を雇っても
直面する問題は「いつもおなじ」です。
私は、一人サロンを卒業して
ORGANIC MOTHER LIFE – Botanical House -を
1年半前につくった時から
同じ問題に直面し続けたんですね。
もう、ここは、変わっていくしかないのです。
実は、働く女性自身も
今後どうしたいのか?
わかっていなかったりします。
「これから私はどうしたいんだろう?」
「これから私は何が出来るんだろう?」
本人自身が
一番不安で、一番孤独であることに
いつも気がつかされます。
「結婚した」「妊娠した」
=「仕事がこれまで通り続けられない」と
お互いに決めつけることがあります。
マネジメント側も不安ですし
当の本人も、不安でいっぱいです。
私は両方の立場を経験し
結局お互いに置かれた環境の問題点は
「おなじ」であることを知りました。
だからこそ、30代後半になるまで
キャリア重視の「バリキャリ」が増えてしまって
いつの間にか「不妊治療ブーム」が到来。
高額な不妊治療院が増え
病気ではないのに「治療」を受ける女性が多くなり
心と体を疲弊させていきました。
「病気なんだ、と決めつけた方が気が楽なんです。」と
悲しそうに話すお客様に出会うことも
本当に多くなってしまいました。
そして、私もそうでしたが
30歳以下での妊娠はかつて当たり前だったのに
「異端児」のような扱いは始まったのも、事実。
もっと、産みやすい、働きやすい環境へ
そろそろ変わっていくべきだと、そうも思います。
そして
働き方に自分自身が方向性が見出せない
でも「なんとか活躍したい」と願うフルキャリに対し
「こんな働き方もあるから、お願いね!」と
ポーンと信頼して、背中を叩き
明確な道筋を作り
チャレンジできる環境を残していくこと。
女性が働く美容サロンは特に
こういった心構えがないと
「もう続かなくなるのでは」と、そう思ったのです。
「今までのようには働けないし
たくさんの制約がある」のも事実。
でも、本音は違うと思うんです。
「それでもこれまで通り
責任ある仕事を任せてもらいたいですし
仕事は仕事として、真剣に取り組みたいんです」
誰もが、そう思う。
フルキャリを望む女性は、いつだって逞しいのです。
過去に私も、そう思っていました。
でも、いざ上司の目を見たら
言えなくなってしまった経験もあります。
結局その場では「やる気がない」とみなされ
したい仕事を任されなくなったことも、事実。
でも、私の本音は
「それでも、やっぱり、今まで通り働きたい」だったのです。
CASE / 1
3人の子供を持つ「ママセラピスト」
峰子さんの場合
彼女は、7年間、私のブログを読んで
数少ない「ファン」でいてくれた
とても有難い存在。
初めて私に会いにきた時は
芸能人にでも出会ったかのように
目の奥を「きらきら」させていた日を
今でも思い出すのです。
彼女は、コットンハウススクールで
未経験から技術を学び
今では多くの指名顧客を持つ
立派な「ママセラピスト」へと成長しています。
でも、彼女のスケジュールはいつでも「タイト」です。
週3日10:00-13:00という
限られた時間で
お客様への施術を1−2件担当し
多くの支持を得ています。
彼女は、フルタイムで働く若手のセラピストよりも
私にとって
「安心して見ていられる存在」に違いありません。
子供のことで、弱音を吐くことは
ほとんどありません。
行事や病気で休むことはあっても
いつだって「出来ません」とは言いません。
今になって聞いたのですが
コットンハウススクールで加入した理由は
「オーガニックマザーライフで活躍したい」
だったそうです。
驚きですよね、素直に嬉しく思いました。
そんな彼女も
実は2回、セラピストの道を諦めています。
末っ子ちゃんを預けることに苦戦し
「3人の子供を育てながら
働くことはできないんだ」と
ここを離れたことがあります。
その時、私にも責任がありました。
予約が入っているのに
「明日、休みを取りたいです」と言われ
困惑した私の心情が
態度や言動に出てしまったのでしょう・・・
応援していたのは事実でしたが
それを受け止められるほどの「余裕」が
私にも、無かったんです。
2度、退職を希望した時、私は思ったんですね。
「私が諦めてはいけないんだ」と。
ついに3回目の「それでもやっぱり私と働かない?」と
スタッフの結婚式で再開した際に
素直な思いを伝え
めでたく彼女は
念願の「ママセラピスト」として
責任ある仕事を短時間でも、制約があっても
しっかりと任されています。
今ではオーガニックマザーライフにとって
欠け替えのない「活躍ぶり」を見せてくれたのです。
明日に続く・・・
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