〈わたし〉の生き方
私にとってブログは
自分の成長記録を残した
〈日記〉や〈手紙〉のような存在だ。
20代のはじめの頃なんて
何も自慢できることなんて、無かった。
容姿に自信も無かったし
肌荒れが酷くて
隠さずには仕事に行く気にもなれなかったし
保育園でママ友を作るのも
億劫で仕方なかった。
夢も希望もない生活なんて
本当に「空っぽの毎日」だ。
娘を産んで、子育てに集中しなきゃいけないのは
よく分かっていたつもり。
でもね、子育ては一生続くわけじゃない。
たった10年で半分終えて
たった10年でほぼ手を離れていくのに
私たちはその後、夢も希望も持ち合わせていなかったら
老後に何が残るんだろう?
50歳に間近になってから
夢を持ち、行動するのは大変です。
気持ち的にも、体力的にも
難しいことが増えていきます。
だから私は、一日でも若い〈今日〉という日に
歳を重ねて、娘が手を離れていっても
自分の中にやり遂げたい夢が
生き続ける人生を選び
〈働きながら子育てする人生〉を選んだ。
それは、正解でも不正解でも無いと思うんだ。
子どもに自分が成し遂げられなかった夢を
無理やり託して期待する人生なんて嫌だし
夢を諦めたことを子どものせいにして
いつも心の底に後悔が残る人生なんて
本当にごめんだと思った。
私は、19歳で親になって
したいことも、夢へのチャンスも
みんな無くしてしまったけれど
また新たに夢を抱くことが出来たのは
この子が生まれてくれたから、と
間違いなく心の底から思える。
この子はこんな私を助けるために
生まれて来たくれた。
言葉だけじゃなくってね、本当に心の底から思える。
そんな人生にしたいと
20歳のお母さんとして成人式を迎えたあの日
決めたんだ。
〈わたし〉の人生は変わった
今こうして
自分のように素肌に苦しむ女性たちへ
アドバイスをしたり
大好きだったオーガニックスキンケアを
伝える仕事に就けたり
様々な環境に住む女性たちを
月一からでも雇うことが出来て
本当に達成感を感じてるよ。
課題はまだまだ山積みなんだけど
悩んでばかりで行動しない人生より
〈行動し続けた人生〉の方が
成功して人生よりも価値があるかも!と感じるの。
いつか娘がこのブログを読み返して
〈お母さんもこんな風に頑張ってきたんだ〉と
励みになってくれたら、と
願うばかり。
私の周りも
どんどん結婚を視野に入れて
働き方を変えようと悩む友人や
サロンのお客様が、増えてきたように思う。
女性は、男性のようには
働き続けることは出来ない。
働きたいと私も意地になっていたことが
過去にあったけれど
女性の社会は本当に厳しいし
成績や言動が目立てば足を引っ張られ
嫌なことを裏で言われるのが関の山。
でも、そんなくだらない時間に
私は生きることが
勿体ない、と、そう思ってた。
だから23歳で組織を飛び出して
24歳で起業した。
私の働き方や想いが理解されないことに
苦しみ個性をうしなうくらいなら
たった一人、この部屋の一室から
戦って生き残ってやるんだ、と
私の頑張る力は、いつだって
〈悔しさ〉からだった。
私の良いところは
類稀なる行動力と、言葉の力だと思う。
肌荒れも個性。
個性は、最高のチャームポイントに変えられる。
だからこそ
私はたった一人
オーガニックビューティセラピストとして
〈誰かの役に立てる〉
〈誰かの助けになれる〉
そんな仕事を目指そうと、あの日決意した。
決意した夢を
行動に移せる人が
この世の中どれくらいいるんだろうか。
おそらく、10数人に1人くらいなんだろう。
〈挑戦したい〉と思っていても
失敗が怖くて
踏み出せないことが多いんだろう。
でも、私からしたら
沢山の選択肢を持てる人生こそが
本当に羨ましいし
恵まれたことだと、そう思うよ。
どんどん環境が変わる中で
結婚や出産を機会に
〈選択肢を失う〉人が本当に多いと感じる。
悩めるほどに選択肢が多いなんて
それって、すごい贅沢だ。
失敗という名の〈経験値〉
選べなくなる前に
行動して
失敗という名の〈経験値〉を得ることが
人生の最高に楽しい生き方だと思うんだ。
あとは、大切な家族と
どれだけの思い出を作るかだよね。
大切な人たちと
どんなに素晴らしい記憶を残すかだよね。
お金や豊かさは
死ぬ時には何の役にもたちやしない。
死ぬ時と生まれる時は、たった一人だ。
そうなったら
どんな思い出を生きている間に作るのか
どんな経験を生きている間に得るのか
どんな景色を生きている間に見るのか
それって、すごく重要なことに感じない?
私はお金なんかよりも
沢山の経験値と、出逢いと、最高の景色を
今後見ていきたいと思ってる。
ブランドのバッグも
高級なブランチも、私の人生には
あまり必要とされない。
もっともっと、お金では買えない価値ある時間を
得られる私でありたいと思う。
あなたは、どう生きる?
私はね。こう生きるよ。
いつか娘と一緒に海外に行って
早くに結婚してしまった女性や
手に職を持てずに大人になった女性たちに
椅子一つ、布団一枚でできる仕事を
教えていく支援活動がしたいんだ。
娘には、カメラマンになってもらいたいと
親心から勝手に思ってるんだけど
彼女の人生は彼女が決めたらいい。
私はいつか資金を使って
日本の〈おもてなし〉と
日本のオーガニックコスメたちを連れて
国内だけでなく海外支援に役立てて行きた
そんな夢が壮大な夢があるんだ。
海外に行くこともなく
結婚して出産した私にとって
日本の外の世界は、宇宙みたいなもんだよ。
何にも知らないの、そこに何があるのか。
でも、日々見かける
〈幼い女の子の権利〉について考えてしまう。
世界には10代で無理やり妊娠させられ
親になる子も多いと言うよね。
どんな思いで、その先の人生を生きるんだろう。
私たちには想像もつかないよね。
アジア圏に
いつか必ず小さな美容学校を作るよ。
最初は小学校や中学校に行って
ボランティアでマッサージの仕方を教えたっていい。
向こうが求めていることを提供したいから
きっとまずは
この目で世界の不条理を見に行くことが
大切なんだと、そう思うから。
さて、具体的な夢は書いたことだし
あとは40歳までに形にしていくだけ。
人生は、いろんなことが起こる。
だから、楽しいと思う。
変化のない空っぽの人生なんて、嫌ですから。
私は今日も学び続ける。
〈私らしく〉生きるために、ね。
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