今日は鎌倉本店、営業日です♩
 
 
 
 
 
鎌倉での休日は
あっという間で
実に静かで、のんびりとしていて。
 
 
 
「鎌倉から仕事に行くの?大変だね」と
よく言われるけれど
 
 
 
都心に住んでいた頃の方が
 
毎日、せわしなくて
毎日、イライラしてて
毎日、肩の力が抜けずにいた。
 
 
頑張りすぎて、疲れてたんだよね。
どこかずーーっと人混みに迷い込んでいたような。
 
そんな、地に足がつかない感じ。
 
 
 
 
自然欠乏症って知ってる?
 
 
まさにそんな感じ。
 
 
緑の生きた匂いがしないから
生きた心地がしなかったんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
今ね、北鎌倉の丘の上に住み始めて
いろんなことが変わったよ。
 
 
 
 
武蔵小杉の駅直結タワマン最上階に
住んでいた頃とは大違い!笑
 
 
あの頃は、なぜかいつも朝5時前には
目が覚めてしまってね。
 
興奮していたのか
寝ていられなかったの。
 
 
夜の2時までスーパーもやってるし
美味しいお土産やさんも、ケーキ屋さんも
外食場所もたくさんあるから
 
ついつい買いに出かけてしまう自分もいたし。
 
 
 
便利は、あまり良いもんじゃないなぁ、と
当時はつくづく思っていたよ。
 
 
 
暇になると、すぐにお金を使ってしまうしね。
 
 
 
いつもどこでも電気がついていて
眠らない街みたいだったし
 
ベランダのガーデニングは
湿度が低いからか、虫が来ないからか
38階ではうまく育たず枯れてしまった。
 
 
湿度が低くて乾燥してるから
全身がすごく痒くて
その年、初めて背中にひどい湿疹ができて
今でも跡が残ってしまったし。
 
 
 
便利で、人も多いから
寂しくなくて
良かったこともたくさんあったけれど
 
 
その分、私は何か〈欠けて〉しまって
私が私じゃない感じになっていたなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
彼と一緒に住むと決めて
鎌倉にツーリングに出かけて
 この家に出会ったわけだけど
 
最初は冷やかし半分だったんだ。
 
 
 
でも、家に行くまでの道には
コンビニひとつないし
 
山と川と橋と畑と、沢山のお寺とお墓!
 
 
今までとは全くの別世界で
何よりも北鎌倉駅の古き良き雰囲気が
私に今足りないものだ、と
ビビッとインスピレーション、感じたりして。
 
 
 
 
北鎌倉に住み始めて、約1年。
 
 
 
朝はよく寝坊するようになった。笑
 
7時を過ぎても起きられないくらい
熟睡してて
夢すら見ない日もあるくらい。
 
5時前に起きてしまっていた以前の私に比べたら
とんでもなくのんびりとした朝に変わったよ。
 
 
 
 
歩いて15分以上先にしかコンビニはないし
スーパーも25分歩かなきゃいけないし
 
丘の上だから
自転車乗るのも億劫だし
 
だから家族で手を繋いでふらふら散歩がてら
コンビニに行くことすら
ちょっと都心気分になる。笑
 
 
買い物できる場所がないので
お金もほとんど使わなくなって
 
カフェに行くのも
隣駅の鎌倉まで電車に乗るから
それも観光気分で楽しくなった。
 
 
 
6時以降になると、あたりは真っ暗になって
フクロウの鳴き声が
〈もう夜だから寝ろよ〜〉って
 
そう言っているような気がして
もう出たくなくなるんだ。笑
 
 
 
庭のハーブや
自然栽培のレモンの木は
何もしなくても生い茂って
毎年レモンは100個以上、実る。
 
 
虫は、嫌っちゅうほど出てくるから
正直、クモくらいなら見慣れたかな。
 
 
 
 
山が近いから
湿度が本当に高くて
背中や腕の痒みはかなり楽になって
 
もうボディクリームは真冬以外必要ないくらい
痒くない夜が迎えられることに
喜びすら、感じるんだよ。
 
 
 
 
 
 
不便で、人も少なくて
一見寂しく感じるんだけど
 
人が多い田舎だから
朝は沢山の人に溢れて、夜は誰もいなくなって
オンとオフを
自然とつけてくれる、そんな場所なんだよ
 
鎌倉ってね。
 
 
 
観光地というイメージは強いけど
 
古き良き都だよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
ここ最近、彼と娘ちゃんと
いろんなお店を探索して
お散歩するのが楽しいの。
 
 
最近見つけて
彼が誕生日に連れていってくれたのは
 
ヴェジトゥスという
鎌倉野菜を使ったベジレストランで
 
オールベジなので
お腹は大満足で
すごく心も体も綺麗になった気がしたよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カウンターのお店って、いいよね。
 
料理が得意で
人当たりがいいあなたなら
できそうなのにね、と
 
ついついまだ考えてもいなかった未来を
想像したりしたよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
恐いくらいにのんびりしてしまう
 
そんな鎌倉住まいだけど
 
 
 
 
自然が足りなかったわたしの心の中に
 
沢山のゆとりと、のんびり
教えてくれました。
 
 
 
 
いつか私はね
鎌倉駅から歩いていける山の近くに
大きな2階建の一軒家を建てるの。
 
 
 
 
 
 
1階は、カフェとギャラリーを併設して
自然栽培のお野菜をたっぷり使った
朝食を提供してね
 
奥には、宿泊できるお部屋が2部屋あって
 
都心から疲れた女の子たちが
リトリートしに
この宿を訪ねてくるんだ。
 
 
 
 
自然療法を海外で学んで
帰ってくる私は
 
ここで、自然療法を軸にお宿をするの。
 
 
究極のおもてなしを、ここで形にするの。
 
 
 
お客様1人1人の体調と
心の不安に寄り添って
 
トリートメント、運動、食事をプログラムして
3日から7日の間、滞在してもらうの。
 
 
たった3時間ばかりでは
人を変えることはできないと
 
セラピストをしていて
〈人を導く限界〉を感じている。
 
 
だったら
1人1人ともっと向き合うために
私は同じ釜の飯を食べて、距離を近づけて
 
〈本物のセラピスト〉になりたいんだよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
東京で噂されちゃうんだ!
 
「鎌倉に
すごいセラピストさんがいるんだよ」って。笑
 
 
 
 
100歳になっても
顔はシワシワだけど手の平はツルツルの
 
そんな
「おばあちゃんセラピスト」になるのが
私の夢なんだ。
 
 
 
 
 
鎌倉のわたし、都心のわたし。
 
どっちも本当で、どっちも良いよね。
 
 
 
 
 
 
つづく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

———-*———-
こちらから誰でも直接私宛に
ご相談・ご予約・ご注文のLINEが可能です
どんな事でもご相談くださいね
友だち追加
———-*———-