昨日から奈良県へ
「自然療法士」になるための学びに来ています。
何せ学ぶことには
どこまでも貪欲な私。笑
昔おばあちゃんに
「学びはお金を借りてでもしなさい」と
言われたことを思い出します。
そう。私は学ぶことには惜しまないんです。
だから仕事も経験値になるなら
なんでも引き受けます。
その精神が、今こうして自分をここまで
導いてくれたんだなぁ、と。
最近、つくづく思うのです。
さて、昨日はメディカルハーブの各論と
人の「病気」について学びました。
西洋医学的には病気は
「形あるもの」「見えるもの」から判断されています。
腫瘍なり傷なり検査結果なり。
確実な証拠の元
判断されて
それに見合った「薬」を使って治します。
肉体は身体のことだけど
「心は何処か?」と尋ねると
私たちは胸を押さえて「ここでしょ?」と言いますが
西洋医学的には心は「脳」にあります。
だから精神病になると、脳を調べるのです。
東洋医学的に言うと
「心」は目に見えないところにあって
身体は生命エネルギーや有機質を環境から受けながら
「気」を出し入れして生きていると考えます。
エネルギーなんて言うと
ちょっぴりスピリチュアルに聞こえるけれど
コンクリートに囲まれた部屋に過ごす人と
自然の風を感じながら緑の中で過ごす人と
心身ともに健康なのはどちら?と聞かれれば
後者であることは
ほぼ間違いないでしょう。
無条件に癒しを与えてくれる存在はないと
日々、感じているんです。
でも、人はそこに居ようとしない。
だから、気づいてほしくて
私は自然療法士を目指しました。
話は戻すけれど
だからと言って
西洋医学や薬が良くない訳ではありません。
ただ、病気はね
あくまでも未病が最初にあってのこと。
この「未病」と言われる小さな病は
全て「生活習慣」からやって来ます。
基本的に「体質改善」はできません。
えー!って思うかもしれませんが
その体質が
「先天的体質」の場合は治りません。
いわゆる生まれつき、遺伝子で受け継いでいる体質です。
アトピーやアレルギーも
日焼けしやすさも、シミやニキビの出来やすさも
全て遺伝子の影響が考えられます。
足の速さも、太りやすさも。
「先天的体質」
遺伝子、器質、気質など
ここで、改善できる箇所を伝えるとすると
「後天的体質」となります。
それは、食事、運動、睡眠、休息、ストレス、環境の
影響を受けて生まれたあとに身についた
体質なので、変えることができます。
先天的体質も飽きらめずに
これまでの家系の病気を調べて
「自分もそうなるかも?」と予防には役立ちます。
後天的体質は今すぐ改善できるからこそ
私たち自然療法士は
生活の中に1%でも多くの自然療法を取り入れて
生活の質を上げて未病を防ぐことを
提案している訳ですね。
治せない先天的体質をいつまでも気にして
俯いて生きていたら
心まで病んでしまうでしょう?
持って生まれたものは真っ直ぐに受け入れて
後天的体質の改善を
できれば薬に頼りすぎずに自然の力で直してほしいなぁ
あらゆる原因が
大きな大病(ガン、脳血管障害、心疾患)を招きます。
でも、全てがその人の生きた「生活習慣」が
きっかけで作られていて
悲しいことに誰のせいにも出来ないのです。
もちろん、病へのなりやすさは遺伝していることもあります。
だけどその様な考えでは
「病気」と向き合うことはできないから
どこかで自分自身を奮い立たせて
環境丸ごと変える勇気を持たないといけないのですね。
つづく…
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