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私達にとって「働く」とは何か。
働くとは “人の心を動かすこと”。
私は17歳で社会に飛び出したあの日から
ずっと心に留めている言葉がある。
それは例え、母親になっても変わらず
私はいつだって
「対等に働ける」事を証明するために
今もこうして、働き続けてる。
「働く」ことは時に強制的で
つまらないものに
見えたりするかもしれない…
でも自分が65歳の定年を迎えた時
そこからの人生の方が
20-40代を駆け抜けるこの時に比べ
きっと、数百倍長く感じるよ。
若い時は〈自己実現〉のために働くから
仕事以外の世界に興味を持ったり
休みや旅行が自由に取れないから
魅力的に感じるけれど…
年を重ねた時は〈社会貢献〉がしたいと
そう思えば思うほどに
誰かや何かに生かされたり
それ例えば孫のために、とか
「誰かのために、何かのために
何かしたい」と
仕事に生かされる事が
幾度となくやってくる、と
私のお婆ちゃんは、教えてくれた。
「歳を重ねてから”何もない”のは辛いこと。
仕事でも趣味でも
誰かの役に立てる人生がいい。」
若い時の自分は、時に自由で
何処にでも行ける気がするから
縛られたくない。
でも年を重ねた時は、身体は不自由になり
何処にでも行けない代わりに
その土地その環境で
性を費やせる日々に混沌となっていく…
私はお婆ちゃんになってから
時計を眺めながら
太陽が落ち、夕方になり
夜になるのを「待つ」だけの人生なんて
そんなの、ごめんなんです —
“死んだように生きたくない”
何かに、生かされ続けたい。
出来ることなら、誰かの役に立ち続けたい —
死んでしまうその瞬間まで
何かを世の中に残したいと思うし
可能ならば、どんな世代からも愛されたり
必要とされたり
学びがある人間でありたいと願う。
それは私が「幸せだな」と
思えるその瞬間がいつも、
誰かからの “ありがとう” だったからこそ…
その言葉が欲しくなって
その気持ちに素直になって
ただ一生懸命に働く人生を
自分の幸せや充実感の為に選んでいるとして。
〈お母さん〉という
特別な経験をしたからこそ
私にしかできない「仕事」があるはず。
もう一度言うけど…
働くことは「人の心を動かすこと」。
その言葉の意味を
32年ずっと考え続けてきたよ。
自分でさえ動けない人が、
人の心を動かす仕事を出来るわけがない。
「自分に優しくする」ことは必要だけど
「自分に甘くなる」こととは、少しだけ違う —
少しだけ痛くて、少しだけ辛くて
その困難も痛みも次の成長に繋がるとしたら
何も刺激のない毎日よりも
ちょっとした痛みを抱えた人生の方が
人は何倍も広い視野で
生きていく事ができると思う。
働きたくない若者が増える今、
働く意味を、改めて考えるようになった。
「人の心を動かす」ってなんだろう。
真剣に向き合えば、向き合うほどに
日々費やす時間の質が変わっていく。
– 坂田まこと
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