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私が、店舗出店を続ける理由。
vol.4〈全てはお客様のために
そして、私達のために〉
こうして始まった
”自給自足”のための
オーガニック化粧品開発と製造業への挑戦。
自分達の手で培ってきた技術に合う
オーガニックオイルやエキスを自ら製造し
必要な分だけ全国の自社サロン、及び
スクールを卒業し独立した
100を超える自宅サロンに送り
お客様に「セラピスト達が手売りする仕組み」。
まさに
私が目指した〈理想そのもの〉でした。
お客様が欲しいと思うものを
店頭でリサーチすることができ
生徒様が欲しいと思うのもを
アンケートで回収することもでき
「これが欲しい」という化粧品を
必要な分だけ”素材”から原料製造を行い
“化粧品”に加工していきます。
その為、適度な在庫しかないため
いつも新鮮で、顔が見えて
出来立ての植物化粧品を届けることができます。
売れ残ったり
期限が切れることもなく
強い防腐剤を多量に入れる必要もなく
100%植物、天然物質で作ることもできます。
COSMOS認証を工場で取得することで
正真正銘のオーガニック製品を
自分達でタイムリーに生み出すことができる….
この2年で自社商品は10倍以上に増え
可能性が広がり続けたのです。
– 無駄の無いオーダーメイド生産により
商品が欠品することなくお客様の手に届くこと。
何よりも —
「野菜に直売所があるならば
化粧品にも直売所があってもいいのでは」
季節感を感じられる販売店があっても
良いのでは、と感じていたからこそ
全国にリアル店舗を持つことで
その季節季節に生まれた旬の素材や
捨てられている原料を用いて、化粧品を生み出せる。
「これがしたかった。本当に。」
私の覚悟が、形になった瞬間でした。
春には、春の化粧品を。
夏には、夏の化粧品を。
秋には、秋の化粧品を。
冬には、冬の化粧品を。
私たちは日本の四季を楽しみながら
お客様の肌に触れながら
直接会話を楽しみながら、伝えることができます。
なんで良い仕事だろう!と
私自身が楽しんでいるからこそ
ずっとセラピストとして現場に立ち続けています。
今よりもっと
オーガニックエステや化粧品の世界が
もっと効果的で開放的で
誰でも自由に楽しく永く
好きなだけ続けられる”仕事”に繋がりますように —
「人と地域がともに美しくなる」
そんなソーシャルビジネスを
本気で目指していた私は、
やっと目指すべき道を見つけました。
手に職もなく
学歴も資金も無かった20代の私が
この性別も、環境も、肌も、個性も全て活かせる
素晴らしい仕事に出会えたことに感動するほどに。
私はある時から
一切の迷いがなくなりました。
そんな社会事業と言えば、
“誰もやらない、儲からない、市場がない”
そう言われていた訳ですが…
だからこそ〈ニッチ×ブルーオーシャン〉。
誰もやらない、続かない事業を、成し遂げたい!
それこそワクワクするのです。
個人の女性、小さな会社でも
本気で向き合い続ければ
例えナンバーワンにはなれなくとも
必ず”オンリーワン”になれると信じていました。
私たちは
オーガニックエステサロンでありながら
100種類以上の自社ブランドを持ち
業務用商材も自身たちで製造しながら
他社のOEM.ODMにも挑戦し
サロンやスクール経営などを多角的に行うことが
この業界で
永く生き続ける方法だと信じていました。
朝の10時から
夜の10時まで休憩も取らずに働く
この〈日本の美容業界〉の当たり前は
もう、古いと思ったのです。
セラピストも美容師もネイリストも
〈手〉よりも〈知恵〉を使う時代になります。
「私はエステしかできません。」
そんなセラピストは
もうこの会社には居なくなりました。
良いお店も、良いサービスも、良い化粧品も。
全て”素晴らしい人材”によって
生み出されています。
オーガニックだ。
サスティナブルだ、と謳うのであれば
まずは目の前にいる人達を大切にすることから
始めてほしい。
蹴落とし合いや足の引っ張り合い
裏で悪口を言う女性特有の関係性も
もうこの世界では、不毛でしかないと思います。
自分で行動せずして
何か社会の役に立てるとしたら…
それは、理想でしかない。
地に足をつけて現実を見続ける中で
私たちはソーシャルビジネスを
「小さな組織で、女性達だけで、実現する」ことに
賭けていたのだと思います。
これらの事業は
今後も”女性の働き方”に
多様性を齎すと信じています。
真似されるなんて幸せなこと。
隠すことなんて私の会社には何もありません。
化粧品作りにおいても
物作りより〈物語作り〉だと思っていますし
行ったこともない見えない海外のことよりも
いつも見ている景色や環境の方が
良くなる方がいいに決まってる —
欲張ってはいけないのです。
まずは、手に届く範囲から幸せにしていきたい。
地方地域に自ら出向き素材を集め
宮﨑で雇用したスタッフと共に
私はオーガニック化粧品作りの原点を
これからも、学び続けたい。
まだまだ未熟な工場ではありますが
今では多くの主婦やセラピストや学生たちが
マイブランドの化粧品作りを楽しんでいます。
50本から化粧品が作れるように、と
始めた植物調合美容研究会という学校でも
何種類か
今年発売する製品がありますし
思えば
「挑戦すれば誰だって出来ること」しか
私はしてこなかったんだな、と
感じたりするのです。
– こうして私達の会社
「株式会社オーガニックマザーライフ」は
8年間続けてきた「一般社団法人
日本オーガニックビューティセラピスト協会」から
事業譲渡を受け、主な経営を一本化し
株式会社として
資本金5000万円近くまで引き上がりました。
これまで
無借金経営を続けてきた私ですが
大きな挑戦するために、と
苦手なことへの挑戦も始めています。
「全てが勉強。これは学びでしかない。」
そう思えばどんな事にも
深い意味と価値があると思えるのです。
人を育て
物を生み出し
最後はお客様に”手渡し”をする。
多くの販売店に卸しを行わず
基本は直販、または全国のサロン専売にしたのは
「お客様に感謝を込めて手売りする」原点を
私自身が忘れてしまわないためです。
お店が増えれば、私もその場所に行けます。
いつまでもセラピストで居よう、と
心も肌も磨き続けると思います。
こうして全国にお店が出来れば
多くの女性達が素晴らしい化粧品に出逢い
素肌と向き合うことが出来るかもしれない。
私はそのお店で原点に立ち続けることができ
いつまでも”セラピスト”として
生きていけるかもしれない。
私は100歳まで
セラピストとして”生き甲斐”が欲しい。
「名誉」や「賞賛」は、結局は形のないもの。
どうせなら商品やお店のように
形になるものに投資をしていきたい。
幾つになっても
社会や誰かの役に立ちたい、と思うのです。
その気持ちを忘れずに
これからも理想とするサロンやサービスや製品を
多く生み出していけますように—
坂田まこと
私の半生が自叙伝になりました。
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