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私の社会的価値ってなんだろう。
22歳の頃。
1日10時間以上働いても
16万円しか貰えなかった。
お客様やお店のためにも
毎日頑張っていても
子供の熱で休むと
白い目で見られることも多かった。
シングルマザーになったばかりの
25歳の頃は
生活保護を受ける事もあったし
会社の繁忙期の時は
養護施設に娘を預かってもらわないと
行けなかった時期もあった。
ただ、働きたかっただけ。
社会の中で。
たったそれだけのことが
あの頃は同じステージにすら
立たせてもらえず
こういう事を言うと
悲劇のヒロインだと言われたりもした。
今年、私達は生徒から
10人以上の雇用をした。
社員でも、フルタイムじゃなくていい。
セラピストでも、土日休んでもいい。
夏休みも年末も、子供の誕生日にも休んでいい。
在宅をしたら、早く帰ってもいい。
夜の予約も、受けなくていい。
週休2日、休んでもいい。
頑張ったら、ちゃんと給与もあがる。
エステ以外にも、沢山できる仕事がある —
一般社団法人
日本オーガニックビューティセラピスト協会を
6年前に設立した1番の目的は
美容業界で働く女性や母親の
社会的地位の向上や労働環境の改善だった。
オーガニックやエシカルな仕事をしていると
目に見えない遠い国の環境を
考えさせられる事も多いけど
私は「半径3メートルの社会課題」を変えたいと思い
この仕事を始めた。
どれだけ頑張っても環境の変化を理由に
正しく評価されない、大切にしてもらえない
そんな私たちの体と心を守るために
この会社を作ったわけで。
少しでも多くの美容業に勤める女性が
努力に対する正当な対価と休暇と理解を
周りに得られるように
私はORGANIC MOTHER LIFEを
全国へ店舗展開する。
今年、自然派美容学校
「オーガニックマザーライフ®︎スクール」
コットンハウス×パートナーシップメンバーから
大阪、東京、宮崎を含め
10人の新しいスタッフが入社した。
全国のコットンハウススクールの講師も20人以上
全員が元は生徒さんで学んでいた。
次は自分たちが先生となり、伝えていく。
中には画面を通じてでしか
話したいことがないスタッフもいる。
それでも私たちはこの学校で繋がり
同じ夢を見たんだ。
来年は、産後医院内に出店する
武蔵小杉店でも
1.3歳児を抱える生徒さん達が主体となり
産後ケアや訪問施術、離乳食補助を務める。
宮崎に設立した
化粧品原料研究と製造工場
ORGANIC MOTHER HOUSE®︎
– 植物調合美容研究所 -では
女性が主体となって活躍できる化粧品工場として
子連れ勤務を許可し
女性でも動かせる機械を
オリジナルで製造を始めた。
地元のシングルマザーや主婦を
積極的に常勤や正社員採用を始めた。
セラピストバンクと呼ばれる
人材紹介サービスでは
学校で学んだオーガニックやエシカルな知識をもとに
様々な自然派イベントや店舗にて
販売美容部員を務め
都心や関西の商業施設や
百貨店でのイベントで勤務する。
今年、はじめての社員雇用紹介も達成した。
女性の独立支援を掲げ
今年で100店舗以上の
自宅サロン開業者を輩出した。
レンタルサロンから商品の卸売まで行い
国家資格がなくても自宅開業でも
きちんと事業を起こせるように支援を始めた。
自然派美容学校ではエステの実技までもが
完全オンラインで学べるようになり
自宅から受講する生徒が6割を超えた。
子育てや週末の限られた時間でも
学べるようになった —
エステティシャンやセラピストが
いろんな仕事をしてもいいと、そう考えている。
同じように
主婦や母親がいろんな仕事に
挑戦していいと、そう考えている。
ORGANIC MOTHER LIFE Co., Ltd.
全スタッフの8割が家族や子供を抱えていたり
自宅サロンや他の事業と両立しており
フルタイム勤務ができない人ばかり。
独身でも家庭を持ちたい
結婚したい、そんな夢も捨てていない。
– それは、私も同じように。
どんな環境でも
好きな仕事で活躍したい、働きたい。
そんな純粋で真っ直ぐな私達の気持ちを
ちゃんと守って
大切にしてくれる会社を作りたいと
私はみんなを雇用する、と言うよりも
「一緒に働こう」と声を掛けた。
上でも下でもないそんな私も
この先、誰よりも最前線で
働きながらこの会社を牽引し
多くのお客様に
オーガニック化粧品やエステ
女性の社会的自立の魅力を伝えていく —
さて、年末で6周年を迎える今。
多くの事業に関わり挑戦させて頂ける事に
心から感謝して。
– これからも私たちは
私たちなりの速度と方法で
共に並走していくんだ。
坂田まこと
自然派美容学校
「オーガニックマザーライフ®︎スクール」
コットンハウス×パートナーシップメンバー
#女性の雇用支援
#女性の働き方改革
#美容業界
#同じステージで働けるだけで
私の半生が自叙伝になりました。
2022.6.20新刊「傷つくほどに美しくなれる」
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