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お客様の言葉の中に答えはあるとして。

 

この業界で
随分と長く働くようになって

私はある疑問を
強く感じるようになりました。

 

 

エステの現場で毎日10数人
下手したら
年間1000人以上の肌に触れ続けた中で

「お客様の声ほどに
ブランドや店を育てるものない」という事。

 

 

 

それなのに
業界というものは何処も

お客様よりも
横の繋がりばかりが重視されたり

誰かと連まないと
製品が売れないとか

お金を出して
イベントや展示会に出ないといけないとか

頭を下げないと
雑誌に載せてもらえないとか

アワードや賞を取らなければ
ステージにも立てない、とか….

 

 

それってすごく不思議だなぁ…と
思うことが多かったんですね。

そこに「お客様の声」なんて
これっぽっちも聞こえてこないわけですよ。

 

 

 

どんな業界もそうです。

染まれば染まるほど
自由なことが出来なくなっていきます。

 

〈自由に生きていく〉ことが
ご法度になっていきますから。

 

そういう世界が
ルールや定義を作っていくから
必要なことは分かってはいるけれど

私には私の考えで
自分で自分のリスクを背負って
売れる売れないもの自分の責任だと覚悟して

「生きる場所」
好きなように選んでもいいわけです。

 

 

製品を必要としているのは

私の目の前にいる
肌に悩んでいる女の子や
環境に悩んでいる女性たちです。

 

化粧品を使わないお偉いさんの意見よりも
本当に肌荒れに悩む女子高生の声の方が
私は〈知りたい〉って思ったわけです。

 

 

お客様の声が聞こえない場所で
周りに気を使い、個性を押し殺し
言いたいことも言えない世の中に
生きるくらいなら

 

現場でクリエティブなデザインをしたり
お客様に寄り添って
必要なものを聞いてみたり

新しい開発を頑張って
駆け抜けながら創り出してみたり

創造性や自由度の高い働き方は
もっと広い世界に通じてみたい。

 

そう純粋に疑問を抱き、感じるようになりました。

 

 

 

もっと好きなように働いてみたい。

 

お客様に本当に必要とされるものは

お金をかけて貰った賞なんて
一つも無くったって

こうして真心込めて手売りしていく中で
自然と愛されていくもの。

 

そこに自信がないなら
ブランドは成長なんてしていきません。

 

 

 

 

私はある日を境に
たった一人で活動するようになりました。

良くも悪くも業界には
〈枠〉があったわけです。

 

私はその枠がとても窮屈で
うまく振る舞えませんでした。

 

社会的不適合者の私にとっては
私そのものが
オーガニックマザーライフなのに

その苦労や言葉や方法
個性そのものが否定され
「みんな同じ考えじゃなきゃダメ」って言う

オーガニック特有の〈閉鎖感〉
すごく苦しかったわけです。

 

 

 

私自身が、一番のお客様だったから。

 

誰よりも
オーガニック化粧品が好きだった私が
「苦しい」と思ったんです。

 

尚更、他のお客様が
心地よく感じる訳がありません。

 

 

であれば誰よりも
 「お客様に愛される化粧品を作りたい」
その答えが知りたい
感じるようになりました。

 

 

オーガニック化粧品に肌と心が救われた
一番のお客様が〈私〉だったから

私が心地よくない方法で売れても
それはブランドと
お店の成長に繋がらないのです。

 

 

その世界に
感動や可能性が感じられなかったら
ブランドは自分の手を
離れていってしまうから 。

 

 

たった一人その枠から飛び出して
地方と都心を飛び回って
お客様と対話し続けることした去年。

 

 

 

 

初めて呼吸ができた気がした。

 

お金払ってお願いするPRよりも
〈自分の言葉〉でお客様に愛されたい。

無理して友達作るよりも
〈信頼できる人〉と新しい事に挑戦したい。

 

 

子供も大人も
結局は同調しないと
生きていけないから

それは仕方のないことでもあるんだけど

「染まれない人達」にだって
居場所はあってもいいと思ったんです。

 

 

だから私は
染まれない自分を否定したくなくて

自分だけの伝え方や進め方で
世界を変えてみる事にしたんです。

 

 

私はこれまで
多くの人に助けられてきました。

 

知らない土地で
知らない人たちに助けられ
いつか家族みたいに親しくなって
受け入れてもらう。

その土地にある農産物や薬草を分けてもらって
化粧品の原料に加工しながら
夜ご飯を共にしながら作戦会議をする。

完成した化粧品や食品を持って
その穏やかな温かい世界を知らない
都心の女の子たちに
代弁者となって伝えにいく。

 

 

それが〈わたし〉の仕事です。

 

今なら自信を持って
そうはっきり言うことが出来ます。

 

 

それまでに10年掛かりました。
こんな私でさえも。

 

染まれないところに染まることが
私が優先すべき仕事じゃなかったわけです。

 

否定されることが怖くて
いつも自分のことを
責めていた時もありました。

 

「みんなとちょっと違う」ことを
否定しないで生きていきたい。

 

これまでにない違う方法で生きていくことを
否定されるくらいなら
私は好き勝手に
生きることを選びたかったのです。

 

 

 

今ならしっかりと〈呼吸〉ができる。

 

失いかけていた自分を取り戻して
染まれない自分も
染まらない自分も大切にして。

 

お店を出して、従業員を雇い
誰よりもリスクを背負って邁進する中で

商品に魂を込めて手売りしていく
私達だけの「スタイル」
誰にも邪魔させない。

 

愛されるものづくりの答えは
〈お客様の言葉の中〉にあります。

 

その声を聞きに行こう、誰よりも近くで。

 

 

坂田まこと

 

 

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