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例えば「真実」は一つだけとして。
世の中にはきっと
知らなくて良いことなんて
星の数ほどあるんだと思います。
女性経営者の多くは
家庭的な一面を少しだけ諦めて
家族に何度も向き合い説得し
応援してもらえるように努力を重ね
1時間でも長く外で気持ちよく働けるように
いつだって周りへの努力は惜しみません。
男性が外に働きにいくことは咎められなくても
女性が外に働きにいくことは
未だ色々と言われることも多いのが現実。
家庭があるなら、尚更です。
娘の預け先を作るために頭を下げ
何度もお詫びやお願いをし
仕事にも家庭にも支障がないように、と
いつだって周りに気を使い気を張りながら
理解してもらうために頑張っています。
好き勝手に生きることを
許されていないのです。
女性にだって「ロマン」があります。
でも女性にだって「ロマン」があります。
それでも不思議なことに
家族のために、子どものために
女のロマンを捨てられる生き物です。
それはその与えられた環境で
「どう幸せになるか」を等身大で現実的に考えるから。
ありもしないお金や
叶いもしない夢に
私たちは恋焦がれることはありません。
いつも目の前の事実と
現実的に向き合う事ができるからです。
そんな柔軟な生き物でも
時には心の灯火を強く持ち
時には自分の力で社会の中で居場所を作りたいと
願う時があります。
社会の中で、自分の存在を確かめたくなるのです。
私たち女性経営者の良いところや
悪いところは、実は紙一重で
子育てにも仕事にもいつも命懸けであること。
命懸けであるが故に
時に誤解を生んだり疑念を抱いたり
くだらない同調感情ではみ出た人を許せなかったり
社会の中でスタートラインに立てなかった私たちは
いつも自分の身を守ることに懸命になりすぎて
時に盲目になってしまうからです。
「事実」は一つでも「真実」は一つではない。
コナンくんは少しだけ間違っていました。
真実は一つなんかじゃありません。
肩をぶつけ合った二人には
二人の意見があるように
立場が違えば感じることも捉え方も異なるわけです。
それは世代の差もあれば
環境の差だってあるはずで
「肩をぶつけて痛かった」という事実は
確かに一つだけだったとしても
どちらかがよそ見をしていた、という双方の真実は
人の数ほど存在するわけです。
大切なことは
自分がどれだけ命懸けで
向き合っている仕事でも
必ずしも周りの人が
同じように命懸けで取り組んでいるわけでないということ。
人の数ほど大切なものは違って
人の数ほど幸せの形は変わっていくもの。
仕事に精を費やせる人もいれば
趣味や家族に時間を注ぐことに懸命になる人もいます。
人の幸せの価値観は
それこそみんな異なるはずなのに
そこまで同調する意味は本当にあるんでしょうか。
それでも私には命懸けで
守りたい仕事があります。
家に帰れなくても、家族に会えなくても
例え、娘に泣かれたとしても
守らなきゃいけない仕事があることを
私たちはいつも胸に刻んで生きています。
若い時に働いてばかりいると
「もっと遊べば良いのに」と言われますが
歳を重ねて時間だけが膨大に残り
夢も野望もなくただ生きるだけの老後なんて
私は考えたくありません。
私にとって仕事は「仕える事」ではありません。
「私事」と言ってもいいくらいに
自分の好きとロマンに溢れた
永く残したい生き甲斐でもあるからです。
坂田まこと
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