私がここ一年
あんなにも大好きで愛用してきた
ジャネスサンケアローション
 
 
テルメフェリーチェで勤めてきた頃から
信じて疑わなかった日焼け止め。
 
私はこの子に出会って
日焼け止めを卒業することができた。
 
苦しい皮向けからも卒業することができた。
 
感謝しかないこのサンケアローションからの卒業には
【防腐剤】の落とし穴に気付き
少しづつ心離れしていったことにありました。
 
 
 
 
 
そもそも
私がこの子と出会ったのは
代官山でセラピストとして勤務している時。
 
あの頃はオーガニックに対して
あまりに知識もなくて
そこで学んだことが全てだった。
 
目に飛び込むもの全てが真新しくて
何もかもが疑いもなく
素晴らしいものばかりに見えていたの。
 
 
 
でも、自分の知識も増えて、経験も重ねてくると
自ずといろんなことに気がつくようになった。
 
 
 
何故、ジャネスサンケアローションには
パラベンとフェノキシエタノールが
入っているだろう、と。
 
 
 
この件は、実は3年ほどたくさんの人から意見を聞き
慎重に判断してきたことでした。
 
だって、私もずっと伝えてきたから。
 
これが【オーガニックコスメ】だって。
 
 
そもそもこのオーガニックコスメという言葉ですら
実はヨーロッパやアメリカ発ではなくて
日本のNGO団体アイシスが出版した本のタイトル
「オーガニックコスメ」から。
 
もとは無添加コスメやナチュラルコスメとして
密かに存在していたのだからね。
 
 
 
この防腐剤
パラベンとフェノキシエタノールは
長年の私の悩みではあった。
 
この子を疑いたくない気持ちと
メーカーに訪ねた時に帰ってくる
「これは天然成分から採ったものなので安心」という言葉。
 
 
 
 
でも、考えてみてほしい。
今の私にはこれが嘘だと分かってしまう。
 
 
だって、植物から例え作った合成成分だとしても
どちらにせよ自然界には存在しないものになる。
 
高温高圧で加工し
CもHも一度バラバラにして再合成し
「石油を使わなかっただけ」で
作り方も出来上がったものの効力も
 
結局は「合成成分」
 
合成の防腐剤も界面活性剤も
植物由来でも石油由来でも刺激はあるし
自然界にはやはり存在しないものを作ることには
変わりがないということ。
 
それは、人の皮膚にも
当然不必要なものであるということ。
刺激になりうるということ。
 
 
 
 
 
 
私たちの化学はあまりにも進化しすぎて
 
素人にはその意味すら分からなくなってしまった。
 
 
食べ物も、化粧品も
消費者の想い、心や体を大切にしてくれるものなんて
もう残っていないかもしれない。
 
 
化粧品メーカーは「腐ること」をとにかく怖がる。
だから、メーカー基準でオーガニックコスメを作ると
必ず防腐剤は入られてしまう。
 
 
3年持つ必要なんて
消費者的にはいらないのに
メーカーはそこにこだわる。
 
例え開けて3ヶ月でも、良いものを使いたいという気持ちは
大手メーカーのコスメからは
感じることはできないだろう。
 
 
 
 
1970年代に化粧品による「リール顔面黒皮症」がおき
化粧品の合成成分の恐ろしさが
世に広まった大きな事件がある。
 
最近では、白斑被害もその一つです。
 
「綺麗になりたい」
 
 
 
その思いにつけ込んだコスメ達の中身は
ほとんど石油系合成成分だった。
 
 
 
 
 
 
そのことから沢山の健康被害が見つかり
 
1980年代には旧表示指定成分102種類の表示
義務付けられたけれど
 
 
 
実はこの中に「パラベン」は存在している。
 
 
 
アレルギー性湿疹や皮膚炎を起こす人もいて
環境ホルモン物質の疑いもあるこの成分だけど
実はほとんどのコスメに使用されていて
安くて効果的だからだと言う。
 
 
このパラベンが指定されたことで
そこから「パラベンフリーコスメ」が
売れるようになったの。
 
 
 
 
でもね、その裏柄には
パラベンではない防腐剤を入れるというカラクリが存在する。
 
 
だって、薬局やメーカーコスメに
防腐剤がないものなんてありえないんだから。
 
 
その代わりに充てられたのは
フェノキシエタノール」だった。
 
 
 
 
これは無添加コスメには
よく使われている防腐剤で今でもよく見かけます。
もちろん、このジャネスサンケアローションにも。
 
このフェノキシエタノールは
パラベンより優しいイメージを持たれがちだけれど
 
パラベンと同様に全体に1%までの使用にすることを
決められている。
 
 
 
と、言うことは
結局、1%までしか使えない危険が
同じようにあるという事。
 
 
全員に何かあると訳ではないけれど
合わない人にとっては
何のための無添加化粧品か変わらなくなる。
 
 
 
 
それこそ、無添加化粧品というのは
合成の防腐剤や界面活性剤が入っていないことを
さすのではなくて
この旧表示指定成分102種類を含まないもの
 
な、だけなのである。
 
 
 
 
 
言葉や名称のイメージとは、本当に物凄いと思う。
 
 
 
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私にとって
このサンケアローションが手放せないアイテムでもあり
 
だけど、その疑問視を取り除きたくて
どうにか代わりになるものを探し続けていました。
 
 
真実を知れば知るほど
「これまで私が教えられてきたことは嘘だったのか」と
思うほど
このコスメの真実を知ることになる。
 
 
 
でも、私は正直に行きたいんだよ。
間違いは早く正したいんだよ。
 
それが、例え自分の愛用していてかつての相棒でも
やっぱり間違っていたものは
間違っていたと認めたいし
 
新しいものを提案したいんだよ。
 
 
 
そして、私は新しい道を進むとことになる。
 
 
 
 
明日につづく。
 
 
明日は
オーガニックコスメとケミカルコスメの
成分からみた大きな違いとは?です。
 
 
今後はIN YOU記事にも
オーガニックコスメについて連載を記載していきます。
乞うご期待!!