「natural nostalgic」
Message : 此処に思い出だけを残して。
“此処に思い出だけを残して —“
ナチュラルノスタルジックと言う名の
「完全循環型の花屋」は
売れ残った草花が”化粧品”に変わることから循環する
ORGANIC MOTHER LIFE Co., Ltd.だからできる
まったく新しい形の花屋です。
☑︎ organic – 有機栽培
☑︎ wild – 野生or自然栽培
☑︎ ethical – 回収した草花
☑︎ natural – それ以外の草花
4つのCategoryに草花を分類し
下記にアップサイクルを行います。
〈完全循環型の花屋〉に集まる草花は
無農薬やオーガニック栽培だけの草花ではないため
“残留農薬のチェック”を徹底的に行い
アップサイクル先を選び、再生させていきます。
☑︎ 化粧品原料(エキス/香料/蒸留水)
☑︎ 化粧品ブランド立ち上げ(natural nostalgic)
☑︎ シャンデリアスワッグetc(雑貨/サロン装飾)
☑︎ ウェディングブーケ/ブートニア(bridal)
まずは美容サロン(自宅サロン)に向けた
シャンデリアスワッグや
新郎新婦に向けたブーケ等のサービスを
オーダーメイドで行います。
“自然と共に懐かしい思い出を残して”
花を贈る側も、受け取る側も
そこに想いや思い出や残していくように
命儚い草花を出来る限り化粧品原料や装花へ
変えていくことで”懐かしさ”残していきたい。
「完全循環型の花屋」とは?
■「化粧品原料」に使用できる
花や草木のみを販売することで
「平均廃棄30%→限りなく廃棄ゼロ」へ■店内に「植物調合美容出張所」を構えることで
花や草木をその場で化粧品原料化できる
ラボを併設しています■結婚式や贈呈用の花を回収し
オートクチュールブーケやスワッグ
ブライダル装花や美容サロンの装飾オーダー対応専門■美容サロン向けの店内装飾デザイン専門
■雇用者には障害者の女性たちを5割以上採用
■花と化粧品が共に並び
人にも植物にも多様性のある空間を演出etc…
いよいよ私の中でイメージが決まり…
オーガニック×エシカル化粧品製造販売を行う
私たち、ORGANIC MOTHER LIFE Co., Ltd.
だからこそ出来る
「廃棄のない花屋」を目指すためのprojectが
今年から動き始めました。
ナチュラルノスタルジック
by.ORGANIC MOTHER LIFE
この店名に決めた今日と言う日に感謝して
新規事業参入に向けて
二度目の挑戦が始まります。
“普通の花屋”をする訳にはいかないんです。
取り残された草花を。
取り残された人達を。
小さな組織のまま、勢いよく動かしていくために
今の私たちが出来ることを懸命に取り組みたい。
花屋の中に〈化粧品原料研究所〉を備え
さらに、化粧品製造業許可も取得することで
様々なvariationの化粧品原料や
化粧品、雑貨を生み出します。
そして、障害者雇用に挑戦することで
また新しい多様性の形が生まれるように。
準備期間は〈半年〉—
私たちだけの natural nostalgic が始まります。
※写真はイメージです(from afar様より)
母であり、セラピストであり
化粧品会社を営む私が
「花屋」になる理由。
私、実は元々
ウェディングプランナーの仕事を
していたんですね。
「一生に一度の結婚式」をお手伝いする中で
新郎新婦の希望するイメージに合わせて
世界観を作ることは、私の原点でもあります。
“エシカルウエディング”を希望する新婦様も
最近はとても増えてきました。
しかし、妊娠し家庭を持ったところで
ウェディングプランナーの夢を
絶たれてしまったですね。
「とても悔しかった。」
結婚し、出産し、家庭や家族を持った私だからこそ
これから家族になる
新郎新婦に新しい夢を見せてあげられると
そう、思っていたのに
当時、ウェディングプランナーの業界は
子供を育てながら続けられる仕事では
到底ありませんでしたから。
そこから私は自宅開業し
幼い頃から好きだった健康や美容を軸に
オーガニック美容の会社を立ち上げ
今日に至るわけですが
やっぱり心の奥底には
「またあの世界に戻りたい」…
そんな淡い心の情熱を
消すことができませんでした。
できない理由を見つけるのは、とても簡単です。
だけど、できなかった理由を
誰かや何かのせいにしても
未来の自分が苦しみ、後悔をするだけ。
来年、名古屋と渋谷神宮前の同時出店を控える中で
「また新しいこと始めるの?」って
きっと感じられた方もいると思うのですが
人生は一度きり。
「したい」と思った時にエンジンを切らないと
夢って通り過ぎていってしまうんですよ。
それはそれは、儚くも一瞬に。
2020年、宮崎県に渡り
ORGANIC MOTHER HOUSE®︎
– 植物調合美容研究所 -を立ち上げた私は
今やっと
自由に物作りが出来るようになり
新商品の企画や製造に明け暮れる毎日なのですが
その中で驚くほどに
世の中で廃棄されている草花が
まだ使用できる素材、尚且つ化粧品原料としては
価値がある素材であることに
目の前で幾度となく気付かされていくわけです。
「これを捨てているのか」
驚くほどにその捨てられるものたちは
まだ香りも色味も纏ったまま。
再生利用出来る価値があるのに
私たちはそれに気づけぬまま
資源の無駄遣いをしていました。
そんな時、
ウエディングプランナーをしていた時も
同じように感じたことを思い出します。
3、40万円もかけて飾った草花は
新郎新婦が退館した瞬間、廃棄されていきます。
それは虚しくも、一瞬の出来事です。
大きなゴミ箱に
投げ捨てられるように草花は捨てられて
あっという間に焼却炉に運ばれていきます。
現役時代、幾度となく
それらの草花を家に持ち帰りました。
見ていて悲しくなったからです。
そういう場面は
私の生きてきた人生の中で
幾度となく起こっていて
「そういう草花を減らしたい」想いから
100%植物性の化粧品会社とサロンを立ち上げ
工場まで設立したわけですが
それでもやっぱり
「生きている草花に触れたい」想いが
ずっと心の奥では燻っていました。
面白い話なのですが
草花ってほとんどが「緑色」ですよね。
でも化粧品原料に加工する際に
乾燥せたり、溶媒に漬け込んだりすると
瞬く間に「茶色」になるものが
ほとんどです。
太陽に当たって
きらきらと光る「緑色」は
植物が生きているときだけの色なんですよ。
草花にもう一度
尊い命を吹き込むために。
そこで私は、考えました。
「まずは生きた草花に触れられる仕事」を
始めよう、と。
その場で生まれた廃棄は
全て化粧品事業でアップサイクルできれば
通常、花屋の廃棄が30%以上と言われるものを
限りなく0%に近づけることが
できるのではないか、と。
その場で乾燥させ
溶媒に漬け込んだり蒸留できるように
小さな「Cosmetic Laboratory」を構えることで
輸送時の腐敗等を防げるということ。
色や香りが死んでしまう前に
「もう一度命を吹き込む」ために
化粧品原料に変える。
無農薬の草花ばかりではないので
残留農薬も確認できるように
設備を整えることも、大切です。
素肌に使えるものは、化粧品へ。
素肌に使えないものは、雑貨や装飾へ。
そしていつか
ブライダルブーケ等のアレンジにも
オーダーメイドで広げていけたなら
私はもう一度、夢を見ることができます。
そうやって一つ一つ
夢を形に近づけていく。
一瞬で儚い「人の夢」だからこそ
この情熱を絶やさぬように生きていきたいのです。
坂田まこと