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私は渋谷が嫌いだった。
私は渋谷が嫌いだった。
流行りの歌が聴きたくなくて
お洒落や流行を知らないと
乗り遅れてしまいそうになる
まるで ”深海” みたい。
華やかに見えて
汚れた感情も渦巻いて
綺麗に見えて
人の心理を”交差点”に写してる。
時代に乗り遅れていく自分と
好きなように生きたいと焦るその足が
苦手な街に
何度も行く理由を作るなんて日が
こうしてやってくるだなんて。
10代で親になった私は
友達も家族も居ない「東京暮らし」の中で
渋谷に誰かと何かを求めることなど
もうこの先、ずっと無いと思ってた。
だけど人生って本当に悪戯で
渋谷という東京の若者が集まる土地に
「チャンスがある」と、皆が言うものだから
私はずっと渋谷に引き寄せられるように
通い始めていた。
コロナの渦に巻き込まれた時も
“どうにか止まった時を動かしたい”と
苦手な渋谷に
オフィスを借りて活動もした。
一面ガラス張りのビルの中から
多くの若者が交じり合う交差点を見下ろし
「いつか私もあの交差点を渡るのか」と
どこか他人事のように思っていた頃 —
ようやくこの街に
“魅力と可能性”があることに気づき始めて —
「2024年の春」
名古屋栄と同時期に
渋谷への出店がほぼ、内定した。
出店担当者が
私の会社の新聞パンフレットを広げて
首を傾げたと言う。
“こんな店が本当にあるのか”、と。
初めて声を掛けられた時は、驚いた。
正直、最後まで迷ってた。
誰にも相談しない私が
珍しく沢山の人に相談もしたし
何度も決算書をひっくり返して
予算計画も立てた。
だけど
どれだけ数字を追い掛けたって
そこに「正解」も「確信」も見当たらなくて
心の中にある「興味」に勝るものは
何も無いことに
幾度となく気付かされる。
挑戦したことがない未来に
実績なんてあるわけがない。
数字なんて全て想像でしかない。
そこに確信や補償なんて何処にもない —
「だけど、やるしかないんだ。
期待され、求められている以上は。」
求められているうちが華だなんて
本当にその通りだと思ったし
結婚や出産を考える中でも
こうして事業展開を進めることへの
リスクも考えた。
でもこの仕事は「わたしの全て」。
もう、その答えだけは分かってる。
だから周りが何て言おうと
諦めないと決めたから
私は挑戦を辞めることはないよ。
それに今私の周りに居る人達は
「きっと出来るよ、大丈夫」と
背中を力強く押してくれる人しか
居ないことも分かってる。
私は、ずっと人に恵まれてきた。
多くの信じてくれる人達に
支えられてきた、て。
誰一人として否定なんてしない。
優しくて強い仲間や家族しかいない。
そう言う環境を作りたくて
起業したんだもの。
そうやって
弱くて泣き虫な自分を守ってきたんだもの。
2020年、自社工場の設立に挑戦した。
その4年後の春
私達は都心出店を2店舗同時に挑戦する。
失敗しようが成功しようが
「挑戦しなかった後悔よりは良い」と
この胸に強く叩きつけて。
坂田まこと
私の半生が自叙伝になりました。
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