あなたに持っておいてほしい
〈オーガニックコスメリテラシー〉とは?

 

昨日は月に一度の
独立支援型のオーガニックセラピストスクール
「コットンハウス」
&「パートナーシップメンバー」に向けた
オーガニックスキンケアに基づく
〈オーガニックコスメ理論〉の授業でした。 

 

 

 

コットンハウスの座学研修は
画像のような内容で
毎月に一度 基本的には
最終土曜日10時から開催しており

 

■現地参加も可能
■全国の生徒様にオンライン配信も可能
■記録動画にて会員ページをいつでも閲覧可能
(2年間分の動画を配信中)

 

いつでも自分のペースでご覧になれるように
こ用意しております♪

なので、毎月50人弱の生徒さんが
同時に学びを深め
ゆっくり自分のペースで独立を目指す子もいれば
流星のごとく私のサロンで
セラピストデビューする子まで、実に様々です。

 

年齢も21歳から58歳まで。
既婚者も、独身者も、お母さんと
学生さんも
みんな一緒にオーガニックスキンケアを
学んでいます。

心に抱くのは どんな夢でもいいんです。

真っ直ぐ貫いてくれるなら!!

私も真っ直ぐに
オーガニックスキンケアを伝え続けます。

昨日はみんなのオーガニックコスメの考え方や
肌別の基礎理論を深掘りして
植物エキスやオイルの効能、使い分け方を学びました。

 

 

〈思想系〉〈理論系〉〈機能系〉
オーガニックコスメとは?
自分なりのリテラシーを養う

ひたすら
スキンケアとは?
成分表の読み方をどう見分けるのか?
女性ホルモンと肌荒れの関係とは?
クレイとは何か?など

ケミカルコスメ学の基礎を
叩き込みつつも
応用としてオーガニックコスメを
どう使えば良いのか、どう捉えたらいいのか

それぞれの
オーガニックコスメリテラシーを
育てていきます。

 

— ■ 詳細ページはこちら ■ —


オーガニックコスメの判断基準は
自分軸で決める

 

オーガニックコスメの定義は
全ての成分が有機素材、というわけではなく
様々な成分を含みますので

それを見分ける力が必要。

 

 

「その成分でオーガニックコスメと考えていい!」
思う人と、思わない人がいるので

私はそこに
自分自身の判断基準(リテラシー)を持って

自分自身の基準で
オーガニックコスメの良し悪しを見分け
使いこなしてほしいと思うのです。

 

 

 

知識がないと
例えば大手オーガニックコスメショップに出向き

「店頭にあるものはみんなオーガニックで
全ての石油系成分は入ってない!」と

思い込んでしまいます。

 

もちろん、そうではありません。

石油系の合成成分を使ったオーガニック化粧品は
今でもたくさん存在します。

 

 

「なんちゃってオーガニックコスメ」は
大手コスメショップにも
普通に陳列されています。

他にも
植物成分を合成した成分もあるため

肌刺激は石油系からすれば穏やかかもしれませんが
植物系すらも刺激になる方は多くいます。

中には
植物系の合成成分も使わない!
酸化チタンも使わない!

 

そんなオーガニックコスメメーカーもあるので

「では、あなたなら
どんな成分ならオーガニックコスメとして
受け入れるのか?」

自分の中に
ちゃんとした知識の軸があるといいのです。

 

 

 

〈思想系〉〈理論系〉〈機能系〉
オーガニックコスメとは?

 

例えばですが

オーガニックコスメの成分には
大きく3つの特徴があるとします。

これはあくまでも、私のリテラシーです。

 

 

 

 1. 思想系オーガニックコスメ

 

〈特徴〉
成分はとにかくシンプル
浸出油や圧搾油オンリーだったりと
オーガニックコスメはシンプルイズベスト、と
考える消費者に好まれる傾向

例えば、アルガンオイルやヘンプオイル
フラワーウォーター(芳香蒸留水)など。
 

シンプルな浸出油に
香りづけ程度の精油を加えただけの
シンプルなオイル。

その他にも弊社取り扱いの
ヘンプオイルや、ローズヒップオイル
アルガンオイルなど。

精油を採取する時にできる副残物である芳香蒸留水も。

〈余計なものは何もいらない〉

そんなオーガニック思想の強い消費者
好まれるコスメたち。

比較的、安価のものも多く
若い女性やお母さん世代も手にとりやすい。

(原材料が希少なものは例外)

生分解なども意識され
パッケージごと土に還る製品や
動物愛護を推奨するメーカーも多い。


 

 2. 理論系オーガニックコスメ

 

〈特徴〉
オーガニックコスメは肌にも環境にも
優しい。だけではいけない!

もっと理論的に植物成分を分析して
植物性グリセリンや海藻由来のジェル化剤
天然の大豆レシチンなどを様々な天然成分を活用し

オーガニック素材をうまく組み合わせて
よりお肌の改善に役立つ配合に
「理論的」に調合して開発されている。

例えば、ローズドビオやブルーメエデナ
アムリターラのコスメは
開発者がとにかく理論的、理系の方たち。

どのメーカーの代表様にもお会いしていますが

本当によく考えられていて

「その成分を、そう使うのか!」
開発ストーリーの凄さに絶句するほどのこだわり。

アムリターラさんは
より人肌に浸透しやすいように、と
大豆レシチンをうまく活用し

 

 

ローズドビオさんは
白キクラゲ多糖体や水溶性コラーゲンを使用することで
みずみずしい保湿感を再現する。

 

そして弊社のサンケアスキンオイルには
ラズベリーシードオイルのほか
キャロットシードオイル、マカデミアナッツオイル
サジーオイル、シアオイルなど

どれも歴史的に「日焼け止めの代用品」として
使われてきた歴史があるものばかり。

「日焼けしにくい肌作り」をお手伝いできたらいいな、と
願いを込めて。

ユズ種子油とエーデルワイスエキスも惜しみなく使用。

肌が過敏な方も塗ることができるように
カレンデュラのエキスを多く含み
肌を落ち着かせてくれます。

防腐にはローズマリー エキスと
ユズ種子エキスを使用しました。

そして、オイルが主成分だと素肌にのせた時に
重く感じてしまうため
乾燥対策のためにも「アロエベラ葉水」を加え
オイル in ウォータータイプに。

よく振って使うことで乳化剤がなくてもほどよく混ざり合い
素肌に「水分+油分」を同時補給して
浸透(角質層まで)しやすくなりました。

もちろん「乳化剤」「防腐剤」
「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」 等は
一切含みません。

だからこそ、落とす必要がありません。
サンケア美容オイルのため
「夜も塗って寝る」ことで寝ている間も
酸化のケアに役立つのです。
 

このように「とりあえずシンプル」ではなく

天然成分100%でも
効果がなければ意味がない、とすら考えられている
理論的なオーガニックコスメ。

少し高め(6000円以上するものが多い)になりがちだが
アンチエイジング希望の世代からすると
オーガニック、化粧品としても
決して期待を裏切らない、非常に使いやすいタイプ。

 

 

 3. 機能系オーガニックコスメ

 

〈特徴〉
より機能的な方向に近づけるのが
機能系オーガニックコスメ。

100%天然成分とは限らず
98.5%天然や石油成分を含むメーカーも含まれる。

そのぶん
ケミカルコスメからの移行ユーザーからすると

使い勝手が良く
1つのメーカーで
化粧水からクリームまで
フルライン揃っていることが多い。

ライン使いを推奨されることもある。

 

例えば、弊社には取り扱いはないが
コスメキッチンさんで販売されている
オーガニックコスメラインにも、ちらほら。

化粧品、だからこそ
機能的に使えてハリや美白の効果を
よりはっきりと感じることが大切、と考える。

オーガニックで、シンプルで
素肌が健康になるだけでなく

そこに多少の植物性合成成分や
石油系合成成分が含まれたとしても

これまで使っていたケミカルコスメと
然程変わらない即効性を維持し

速やかに移行でき

美容効果をより感じられやすいことが
より大切にされている。

 

ある意味、俗に言う「なんちゃってオーガニックコスメ」でもある。

「オーガニック成分配合」と唄っておきながら
実際にはほとんど石油化粧品である場合は
とても悪質なケースだ。

でもこれが、結構ある!!!笑

 

大手百貨店で専門店を持つメーカーもあり
オーガニックな一面もありつつ
機能系を重視する傾向が高い。

これからオーガニックコスメを使う方で
シンプルな成分だと足りない肌の人

例えば加齢肌や、若年性老化肌の方。

 

まずは機能系オーガニックコスメから始めて
少しずつ理論、思想系を
取り入れていくのも良い。

 

どこでも買える製品が多く
流通も広い。

成分表を見ると「これ、石油系?」
一見、よくわからない不安な成分はあるが
調べれば植物系のものも。

オーガニック入門には良いかもしれません。

が、私のオーガニックコスメリテラシーには除外対象ですね。

 

 

 

オーガニックもケミカルも必要なもの。
大事なのは見極める目である

 

私はこんな風に
オーガニックコスメにも
いろんなタイプがあり

ただ、シンプル、ただ、何も入れない
だから素晴らしい!

そんなものもあれば

100%天然成分でも
効果を感じなければ意味がない!
理論的に配合を分析して
作られたものまで。

本当に様々!!だと感じます。

 

石油製品=「悪」??

 

石油製品=「悪」と思うなら
あなたは今の生活水準を維持することはできません。

食べ物にも化粧品以上に
多くの石油系炭化物や
合成乳化剤・防腐剤などが使用されています。

そして「石油成分が肌に悪い」とは
一概には言い切れません。

石油を使った合成成分は
とても安定性が高く
化粧品の品質を一定に保つためには
すごく役に立ってくれる一面もあるのです。

 

でも、肌に合わない人がいる。
それは、石油成分は人間には「分解」できないから。

常在菌たちが消費することができないのです。

 

人類は数億年前に地球に誕生して
途方もない時間の中で進化してきました。

その過程で
人類のすぐ近くにあり続けた植物や動物が
作る成分というのは
当然人間の肌についたり身体に
入ってきたりしたわけです。

人類の進化の過程で
それら”自然な成分”は
人間が自分の力で分解したり
有効に取り入れたりすることが出来るようになったんです。

 

でも、石油は違います。

石油は、ほんの100年前まで
地面の奥深くに眠っていたものであるため
人類は石油に対して
分解したり排出したりする仕組みを
全くもっていないんです!

だからこそ、強引に排出するための
”アレルギー反応”
起こしてしまう人がいるという訳です。

 

日本に溢れかえるオーガニックコスメ

 

その中で
本当に自分が求める
〈自分に合うオーガニックコスメ〉を見極めるには

コスメやメーカーの勉強をするのではなく

自分の肌のこと、オーガニックのこと
コスメの成分のこと
理解した上で

〈私はこのオーガニックレベルならOK〉

そんな判断基準を
自分の中に落とし込むことですね。

 


 

 

私はオーガニックコスメも
ケミカルコスメも

両方、大切な存在だと考えています。

そこに偏った意見はありません。

 

私はオーガニックを使うけれど
ケミカルを批判したりもしません。

あくまでも中立な立場で
できるだけエビデンスに基づいて
今後もお伝えできるように
頑張りたいと思っています。

 

 

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