KRATSU COSMETIC FACTORYが考える
新しいOEMのカタチ

 

最初に感想を言わせてもらうね。

 

アルデバラン
KRATSU COSMETIC FACTORY
全く新しい考え方をする
オーガニックコスメの工場(OEM)
でした。

 

 

「みんなで作る」・・・それを誰もが体験できる。

 

メーカー(企画)+クライアント(技術)+地方(資源)
3つの要素を結びつけあい事実(Fact)を生み出す
工場(Factory)でありたいという想いから
「FACTO」が生まれました。

 

農家さんから届いた資源が
OEM工場で化粧品になり
消費者の手に届くという当たり前の流れの中に

「地方支援」が加わり「障害者支援」が重なり
人と自然が豊かに共存できる仕組みが
自然に生まれていく。

 

ボランティアや寄付だけでは
持続可能な支援にはならない、と暮部社長は言う。

だからこそ

化粧品を作ること、買って頂けることで
直接、農家さんや障害を持った方々の支援に
繋がっていく仕組み作りは

永続的であり、みんなが幸せになる、と。

 

 

日本初のワイルドクラフトコスメ
「クオン」を生んだクレコス様が行う
地方創生や社会支援に感化され

私も、想いを形に「物作り」をするならば

継続可能な社会支援を結びつけて
地方の資源を見直して

そして、自分以外の「誰かのために」なる
そんな化粧品を作ってみたいと、心が揺れたのである。

 

 

大きな懐でそっと包んでくれるような佐賀の地で
私はまた一つ、学んだ気がします。

私も「バックストーリーが生きる物作りがしたい」のです。

 

かつて肌荒れに苦しみ
自分の肌を自分で傷つけて、隠して逃げて
「ファンデーションに依存していた」あの頃の自分

そして、同じように肌疾患に悩む
全ての女性たちのために

私は、手を差し伸べて、救いたい。

 

 

だから、私は学びます。経験値を積みます。
ここで書いているだけでは、前に進みません。

地方に残された問題と
今必要な女性社会支援のあり方を
徹底的に学んで、形にします。

 

物作りのにおいて
最も大切なものを教えていただきました。

ありがとうございました。

 

 

2019.3.22 in 佐賀県
オーガニック原料・開発・工場見学の旅

 

22日は、福岡から佐賀県へ移動し
佐賀県唐津市にあるオーガニックコスメのOEM
アルデバラン様へお伺いするべく

マネージャーの聖恵さん
ローズドビオの関根代表と共に

【玄海町薬用植物栽培研究所】
※薬用植物の栽培研究(共同研究、テスト栽培や契約栽培など)

【JCC原料開発室】
※素材を原料にするためのラボ(佐賀大学サテライト内)

【カラツコスメティックファクトリー「FACTO」】
※化粧品OEM/化粧品原料製造

これらの施設を視察して参りました。

 

 

一般社団法人
ジャパン・コスメティックセンター様との出会い

 

JCCの小田切さんと知り合ったのは
同じ出版社キラジェンヌさんで本を出すそうで
その見本に渡された本が私の本だったことから
声をマルイでかけてくださり、そこから。

私たちと同じ方向性でもあり、意気投合!

 

 

日本のオーガニック産業の後押しをしており
日本生まれのオーガニックコスメを応援しています。

そんな出会いもあり
小田切さんの視察案内のもと
こうして佐賀県まで来ております。

 

今日はアルデバランさんの
新しいオーガニックコスメ工場を視察に
新しいコスメ開発も視野に入れて
やってきました!


私も勉強しないといけません^_^

日々進化です。

 

 

NO.1 薬用植物栽培研究所

 

公式HPはこちら

薬用植物栽培研究所には
薬草は全部200種ほど。
薬木だけで67種類もあるという。

ここは、玄海町が運営する施設というから驚きだ。

ここには100種類を超える薬用植物
所狭しと栽培されており
それぞれの生命がたくましく育っておりました。

 

 

園長こだわりのもと
できる限り無農薬で栽培された
薬効が確かに存在するここの植物たちは

それらを次に視察するJCCのLABOにて研究し
化粧品になるための研究を行い
アルデバランで化粧品になるという。

 

このハーブ園には
人工気象室があり
気象コントロール出来るハウスがたくさん!

(金額を教えてくれたんですが
想像よりも桁が3つくらい多かったです。爆)

 

 

 

例えば
ウラルカンゾウ
スペインカンゾウ
ロシアカンゾウなど
様々な珍しい甘草も栽培されていました。

効果効能は、全て違うと言います。

グリチルリチン酸が豊富で、抗炎症作用などがあるそう。

 

砂漠地帯に出来る植物なので
佐賀では本来難しいのだが
甘草ハウスは、生暖かい。
空気まで、砂漠地帯をイメージして作っているそう!

有効成分をあげないと薬草は意味がないので
それらを研究していると言います。

この穴は、根っこが見えるように
研究のために工夫して作られていました。

 

 

なんと、ここではアルガンツリーも育てているそうです!!
ドラゴンフルーツやマンゴーも!無農薬で!

それって、どれだけすごいことか!!

ここで生まれた薬用植物たちは
サプリメントや化粧品にも活用され
機能的な薬草が出来る限り無農薬で作られている。

 

行政で、玄海町で、しかも研究して
農家さんにまで教えているのは当時はなかった。

 

 

やってるところは他にはない。

薬草園の園長様にもお会いして
様々なお話をお伺いしましたよ。

とても勉強になりました。

 

 

 

NO.2 JCC原料開発室

 

JCC原料開発室にも
お邪魔して参りました!

ジャパンコスメティックセンターとは?

※素材を原料にするためのラボ(佐賀大学サテライト内)

 

 

ここでは
OEMに様々な素材エキスの提供をしたり
植物の効能の研究をして、製造へと繋げるお手伝いなど
行っているとのこと。

安全性や抽出の仕方など、全て行うため
かなり工夫を凝らして研究中。

こちらの研究員の方とお話ししていると
目からウロコがポロポロ落ちるほど
面白い植物研究のお話が聞けます・・・涙

 

 

 

やっぱり、研究って面白い!!

化粧品の原料基準をクリアできる成分の研究のため
研究室の至るところに
物珍しい芳香蒸留水やエキスたちが。

 

地元素材や、原料の研究 エキスの研究
残留農薬を調べたり
佐賀県ならではの植物エキスなどもあり
私たちも抗酸化系のエキスを
紹介してもらえるとのこと!!嬉しい!!

無農薬の甘夏の精油もたくさん。

40度の低い温度で蒸留して
苦味などがないクリアな香りが広がります!

 

]

 

低い温度だと
甘夏の実だけを食べた時のクリア香り。
高い100度くらいの温度だと
皮の渋みまで香ります。そんなイメージですね。

 

やっぱり採れたては質が異なります。

 

ネロリフラワーの芳香蒸留水は、魅惑の香り。
ふわっと香って苦味もない。

佐賀にもこんなに素晴らしい原料があるなら
私たちも地域のために活用したい。

何より驚いたのが
ホーリーバジルのフラワーウォーターや
インフューズドオイルがあったこと!!これは欲しい!

 

 

甘夏やネロリも含めて
エステに使用できる素材が山ほど。

化粧品にならなくても
使い道があることをお話しして
いろんなコラボができるといいですね、と
楽しくお話しさせていただきました♩

 

これも出会いですね。

また、お勉強に伺いたいと思います。
ありがとうございました♩

 

 

 

N0.3 アルデバラン
KRATSU COSMETIC FACTORY

 

アルデバランさんは
オーガニックコスメを作る工場(OEM)のこと。

自社製品に、弊社も取り扱う
日本初のワイルドクラフトコスメ「クオン」があります。
クオンとは

クオンは
「大地母」というコンセプトのもと
生産者の方々との取り組みを強めて
全国の農家さんと共に物作りを行ってきたそう。

 

アルデバランの暮部代表
直々にラボを案内してくださいました。

 

 

ずっとこれまで企業で森を守る活動を行っており
障害者支援なども継続してきた。

その事業を
化粧品に繋げることで
化粧品を売ることで利益と社会貢献ができる。

 

それが「自然と循環する」仕組みを整えられており
全ての植物素材にストーリーがあることに感動し
「本来の物作りはここにあるのでは」
感化されてしいました。

日本の農業に未来をもたらすために
自然栽培の「大和茶」を使用しコスメを作ろうと
生まれたのが「クオン」です。

 

耕作放棄されたお茶畑の中に咲いた花と
できた種も葉も使って
オーガニックコスメが生まれること。
それは捨てるはずの原料が収入となり
農家さんに活力を提供できる。

化粧品の原料として全て買い取ることで
耕作放棄が改正されていくことを、活動しているとのこと。

 

 

日本の福祉に未来を与えるために

 

新潟に障害者が働く化粧品工場を作って
雇用を生み出しているそうです。

森を守る。
みずから間伐しにいく。
障害者の方が作った和紙でパッケージを作る。

 

そんな循環が、自然にできている製品作りに感動。

 

 

「誰もがここに集まり
オーガニックコスメづくりが身近になってほしい」

 

そう、笑顔で語る代表の笑顔から
そんな場所づくりに貢献できる企業でありたい、と
私も小さな情熱を燃やしてしまいます。

 

もっと、みんなに農家のことを知ってほしい。
もっと、みんなに化粧品づくりのことを知ってほしい。

その製品に込められた想い
生産者の苦労と努力
OEMの情熱と技術を、消費者にも知ってほしい。

 

そう・・・素直に思ったのです。

 

私たち「セラピストひとりひとり」が
できること考えてみよう

 

一人一人の力は、弱いかもしれない。

でも、こうして愛情が込められ生まれた化粧品たちを

エンドユーザーへ伝えて、繋げることは
工場や農家さんにはあまりできません。

 

この手のひらで、伝えられるのは私たちです。

 

 

植物を育てる農家さんがいて。

それらの原料を化粧品にする工場があって。

化粧品を伝えて、教える「セラピスト」がいるからこそ
コスメの全てが伝わるんだと思う。

つまりこのストーリーを「伝え続けること」が
私の使命ではないだろうか?

 

 

日本生まれのエシカルコスメたちを伝える
「伝道師」になることで
私は役目を全うできる気がするのです。

 

また一つ、佐賀の地で
したいことが決まったようですね、私。

よし、前に進もう。

そしてまた、この地に夏までに戻ってくるから。

 

続く。

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