私たちの体ってね

たくさんの命が集まって、ひとつの命が出来ていて。
 
細胞も髪も皮膚もみんな「生きて」いて
感情を持っていると思うし
日々成長して、代謝して、死んで、生まれて、循環する。
 
 
自分のことを大切にしないと
いとも簡単に体も皮膚も悲鳴をあげて
 
肌荒れを起こしたり
消化不良を起こしたり
鬱っぽくなったり
 
バランスがとれなくなるのよね。
 
 
 
私もそんな時期があったから
「そんな自分にもう二度とならないために」
 
環境を変えて、生きてきたんだと思う。
 
 
 
 
朝9時から3時までは東京で仕事をして
夕方4時からは鎌倉で仕事とお母さん業をして。
 
1日の中で
オンとオフをはっきり住み分けることができて
 
自由が丘でのご予約も
鎌倉でのご予約も
 
バランスよく入れるようになってきたの。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それは、ずっと夢見てきたこと。
 
夢は予定だから。
夢を目指すまでの過程も
すごく大切だからね。
 
私なりにずーっと向き合ってきたんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いつも少し早めに起きて
自分の時間を作るようにしています。
 
鎌倉の朝は、鳥の声がすごく聞こえてくる。
 
住んでいるのは丘の上だから
景色も良くって
電車の音も聞こえない。
 
山がひらけたところからは
毎日白い靄がかかって見えて、気持ちがいい。
 
その丘を駆け下りるように
私は駅に向かって仕事へ行くの。
 
 
 
 
 
北鎌倉駅の駅舎は
線路を渡らないと向こう側に行けない
古いタイプの駅舎だから
 
なんだか毎日実家のおばあちゃんの家に
小旅行にでも来ている気持ちになって
すごく新鮮なのよね。
 
 
駅から電車に揺られて1時間で
自由が丘へ着きます。
ブログなんて書いていたら、本当にあっという間です。
 
むしろ、足りないくらいかも。
 
 
 
自由が丘のカフェに必ず立ち寄って
いつも同じものを頼み
ブログを仕上げたらサロンへ出勤するの。
 
 
 
 
午前からご予約や打ち合わせ
スクールの授業などを終えたら
 
早めの夕方3-4時頃にはお店をスタッフに任せて
帰宅することも多いのです。
 
また電車に揺られて1時間。
 
鎌倉まで戻って
お気に入りのカフェで彼や娘と待ち合わせをして
ホッと一息したら
 
他愛もない話をしながら、事務仕事を終わらせて。
 
 
 
 
7時頃になったら彼と協力してご飯を作り
 
3人でご飯を食べて
お風呂に入って
映画を見てちょっと夜更かしして
 
3人で布団に川の字になって、ゆっくり眠るのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
家事も仕事も、70点しか私にはできない。
 
 
 
頼って甘える事を覚えたんだと思う。
昔は全部こなさなきゃダメだ、なんて思ってたからね。
 
 
 
 
でもそれぐらいに力を抜かないと
全てのバランスがとれなくなるのよ。
 
 
 
 
起業するとね。
 
必ずと言っていいほど
一度は家庭が上手くいかなくなる時があるよ。
 
それは生きてるステージが変わる時が
来るからなんだけどね。
 
 
そこを乗り越えるには
「頑張りすぎ」をやめること、と学びました。
 
 
 
 
感情が穏やかだと
心も体もうんと楽になるんです。
 
イライラしてるだけで、仕事も家庭も上手くいきません。
 
だから私は
エステティシャンではなく
「療法人」=セラピストになったんですよね。
 
1人綺麗にするより、癒して希望を与えたかったから。
自分も癒されて、感情を整えたかったから。
 
 
 
 
 
 
そして、都心生活を卒業して
鎌倉に引っ越したんですよね、去年の夏に。
 
 
私の判断は、間違ってなんていなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
武蔵小杉にいた時は
タワーマンションに住んでいたからかな。
 
 
例えば休日ですら
同じタワーマンション内のカフェで過ごしたりして
どこか仕事との線引きができずに
いつも追われていたように思う。
 
そのしわ寄せを、家族にぶつけるようになって
感情が落ち着かない日々が
本当に多かったと思うよ。
 
 
その頃、仕事はとても上手くいっていたから
余計手放せなくて。
 
 
でも、ある日気づいたんだよね。
 
 
「自分や家族のために仕事してるのに
自分や家族が一番苦しんでるじゃん」って。
 
 
 
彼が一緒に住もう、と言ってくれた時
 
まだ私の心の中には
「都心で駅近のサロンがしやすい場所」という
その条件から抜け出せず
なかなか家を決められないでいたの。
 
 
サロンは都心でやらなきゃ上手くいかない、なんて
そんなくだらない固定概念が
あったんだろうね・・・
 
 
でもある時、家族と鎌倉へ出かけたときにね。
 
こんなにも都心に近くて
人がたくさんいる田舎ってない、ってことにね
気がついちゃったんだよね。
 
 
海も、山も、人も、文化もあるこの場所に
人は住んでいた方が
気持ちも楽になるんじゃないかって。
 
 
都心に住んでいると
仕事ばかりになってしまうから
 
ここに帰ってくれば
 
毎日、おばあちゃんの田舎に帰るみたいに
リセットできるんじゃないかって。
 
 
 
時には家族みんなで自転車を走らせて
鎌倉の海へ行ったり
 
娘が寝ついた後に
彼とこっそり地元の銭湯に行ったりね。
 
 
あ、幸せって、案外小さいじゃん!とかって
知っちゃったんだよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
高級なホテルのブランチも
豪華なフレンチ料理も
私たちをキラキラ照らしてくれるけど
 
私たち「そのもの」を輝かせてくれるわけじゃない。
 
 
 
 
 
誰かの光に照らされて生きるより
自分を磨いて光った方が
 
何倍も豊かで、何倍も幸せって、知ったんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
体も皮膚も、みーんな感情を持っているんだよ。
 
ストレスを溜め込んでいて
いいことなんて欠片もない。
 
 
 
ストレスホルモンは脳内でたくさんの栄養を食べ尽くし
知らない間に
大切な女性ホルモンも成長ホルモンも奪っていく。
 
体も心も、ただ「疲れている」だけで
どんどん衰えていく。
 
 
 
あなたの肌は、急に荒れたりしていない?
 
あなたの髪は、白髪になったりしていない?
 
あなたの内臓は、たまに痛くなったりしていない?
 
あなたの脳は、ストレス抱えていたりしない?
 
 
 
 
 
 
皮膚も、髪も、内臓も、脳も
みんな感情を持っている。
 
だからまずは
自分の「感情」を穏やかにする。 
 
 
 
 
それが一番の健康法。
 
 
 
だから私は頑張らなくても健康でいられるように
「住む環境」を変えた。
 
自分の理想を打ち破って、都心生活を捨てたら
本当にいろんなことがどうでも良くなった!笑
 
 
 
どれだけ嫌なことがあっても
 
鎌倉に戻って
あの風を感じて、家族と他愛もない話をすれば
全部忘れられるし、人を許してあげられる。
 
 
辛いことにいちいち私は動じたり、泣いたりしないの。
全て自分の環境の中で消化するの。
 
 
その「強さ」を
 
セラピストという仕事や
鎌倉という自然が
私に与えてくれたんだと信じているよ。
 
 
 
 
 
 
つまらない毎日を、変えるのは自分だよ。
 
 
我慢して耐え続けるんじゃなくてね。
まずは「環境」を自然に変えていくこと。
 
 
実はそれが一番の「自然療法」なんだよ。