毎日、ぐるぐると
目が回ってしまうくらい忙しい日々。
 
それは自宅サロンと店舗を
一緒に運営してるからで
 
 
周りの知人からは何度も
「鎌倉のサロンは一度 閉じたら?」と
言われます。
 
 
 
 
 
それでもやっぱり
私は「自宅サロン」を卒業したくないのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私にとって
セラピストという仕事は生きがいです。
 
 
子育てと同じくらい
強い使命感と責任感を持って取り組んでいます。
 
 
 
セラピストになりたての頃は
お客様の話を聞いてあげたくて
「誰かの力」になりたいと
漠然と、そう思っていたの。
 
 
でも、悩みを聞いたり
スキンケアのアドバイスをするだけじゃ
仕事にはならない。暮らしていけない。
 
 
 
女性として、母として
社会で自立するために
 
私は「手に職」をつけて「セラピスト」になった。
 
 
 
 
 
 
 
 
セラピストになったら
 
人の素肌に触れたり
その時間だけはゆっくり動いて
体を使うことで自分も綺麗になって
どんどん心と身体が整っていって
 
忙しい日々の中でも
この仕事を無理なく続けているだけで
うんと豊かになれると、そう思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
実際に
私はこのセラピストという仕事に出逢ってから
 
同じ痛みを抱える人に
頼られるようになってから
 
素肌はどんどん健康に近づいていったし
ファンデーションだって卒業できた。
 
 
 
 
太ってたるんだ体も
どんどん引き締まって
 
トリートメント中、鏡に映る自分の体を
私はどんどん好きになれた。
 
 
 
常に運動しているのと同じくらいに
体力をそこそこ使うこの仕事は
 
運動不足や筋肉不足にならないための
まるで予防医療のようで
 
 
綺麗に、健康に、生きていく」ために
必要な仕事になった。
 
 
 
だから、仕事というよりは
私の「生き方」になったんだよね。
 
 
 
自宅でセラピストを続けているだけで
心と体が
健康で、綺麗でいられるなんて
「なんていい仕事だろう!」と思うくらいにね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、「私」が充実し始めると
 
大切な人との「家庭」や周りの「環境」が
バランスを崩し始めた。
 
 
 
いくら格好つけててもね。
 
やっぱり仕事と家庭との両立は
難しいものです。
今でも家族の支えがないと
今の私はうまくいきません。
 
 
 
 
だから私はこの仕事を「自宅」で行うために
外で働き、経験を積み
ブログでお客様を募れるスキルを身につけて
 
子供部屋にするはずだった
ベッド1つと
お洒落な白い鏡1つしかない部屋で
 
小さな自宅サロンを「開業」したの。
 
 
 
 
 
 
それは、新しいステージへの第一歩。
 
 
 
自分だけではなく
生活の質」そのものも底上げしながら
働きたかったからです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
サロンだなんて言うと
たいそう立派に聞こえるけれどね。
 
 
ただ、シンプルに。
 
ベッドと鏡だけの部屋に
次第にお客様が来るようになって
 
もっと期待に応えたくて
 
「自宅の質、生活の質」を変えたくなった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生活感にあふれたリビングみたいに
リモコンを置きっぱなしにはしない。
 
ここは、お客様をお出迎えする場所。
いつも綺麗を維持していく。
 
常に洗濯物も畳まれていて
部屋はいつもお客様が覗きたくなるくらい
世界観がしっかり作り込まれている。
 
 
 
 
玄関にも
余計な靴や荷物は置いていない。
 
お客様へのトリートメントというサービスは
玄関から始まっている、と
そう思うから。
 
 
そして、お気に入りのBGMをかけて
雰囲気や部屋の明るさを変えてしまえば
 
 
 
ただの「我が家」が
小さな小さな私だけの
オーガニックサロン」になった。
 
 
 
 
 
 
 
サロンルームには
お気に入りのインテリアを集め
 
お越しになるお客様だけではなく
私自身が
働いていて幸せになれる時間を過ごせるように
 
世界観を作り込んでいく。
 
 
 
 
テーマを決めて、色を決めて
そこに様々なグリーンを敷き詰めて。
 
 
 
 
私はそうやって
好きを仕事にするだけじゃなくて
 
自分の環境
「お母さん」であることをメリットに変えるために
自宅で仕事を行い
 
そして
仕事ばかりで家庭が疎かにならないように
「自宅サロン」を続けることで
 
自然に環境が整い、綺麗な部屋に住み
自分も癒される、自分も綺麗に健康になれる。
 
そんなふうに仕事を「生き方」に変えてきたの。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だからね。
 
 
私からこの部屋を奪ったら
何も残らないかもしれません。
 
 
 
ここは、私の「原点」です。
 
 
 
 
誰からも邪魔されない。
私だけの世界です。
 
 
そんなふうにこの仕事と向き合える私は
多分きっと、幸せ者です・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あなたにとって
好きな仕事で生きていく」って
 
どういう意味がありますか?
 
 
 
ただ、流行りに流されているなら
 
それが必ずしも
幸せで充実した生き方かどうかは
人によって違います。
 
 
 
好きな仕事に就くために
たった1人開業することは
 
ときに「孤独」を運んできて
あなたを苦しくする時があります。
 
 
 
そこに仲間がいたらいいけれど
たった1人なら
私は自宅サロン開業をお勧めしません。
 
 
 
守るべきものがあるなら。
 
頼れる人がいるなら。
 
同志がいるなら。
 
 
そして、セラピストという仕事が
あなたにとって
「健康と綺麗への近道」になり
あなた自身が変わっていけるなら
 
それは「天職」になると思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
私は何があっても
「おうちサロンセラピスト」だけは
卒業しません。
 
 
 
ファンデーションは卒業したけどね。
 
おうちサロンは私の原点であり
生活の質を変えてくれる。
私をいつまでも豊かでいさせてくれる。
 
私のための「癒しの場所」だから。
 
 
 
 
 
 
 
さて、あなたも人生を変えよう。
 
 
 
周りに流されることなく
あなたの意思で
 
わたし維新」を起こしていこう。